永遠 に 僕 の もの 実話。 永遠に僕のもの(映画)公開日!元ネタや主題歌は?吹き替え声優も!

映画『永遠に僕のもの』ネタバレ感想・考察!実在した美しき殺人鬼カルロス・ロブレド・プッチを元にした魅惑の映画!

永遠 に 僕 の もの 実話

1971年ブエノスアイレス。 17歳のカルリートスは、真面目で模範的な両親のもと中流家庭で育ちました。 不自由のない生活を送っていたカルリートスですが「僕は生まれつきの泥棒。 今日も留守の豪邸に侵入すると、呑気にひと口酒をごくりとやって、レコードをかけて陽気に踊る余裕。 まるで遊ぶように軽やかに盗みを働くのです。 盗んだバイクで帰宅したカルリートスを不審に思った母のオーロラに問われても、彼は「借りたもの」と答えるのでした。 それはまさに常套句。 短期間ながら、少年院も経験したカルリートスの悪行が続いていると両親は把握していましたが、直接指摘することはなく、やり直せると信じて息子を工業専門学校へ転校させました。 転校先に初登校したカルリートスは、野性的な雰囲気の同級生ラモンに一目で魅かれます。 カルリートスはラモンの気を引くために、彼を挑発してあえて殴られました。 物や金に固執しないカルリートスは、盗んだ物を誰かにプレゼントすることをモットーとしていて、ラモンにも高価なライターを渡しました。 作戦はまんまと成功。 ブロンドの巻き髪に、白い肌、少女のような美貌のカルリートスが、盗みはお手の物だと主張するので、ラモンはそのギャップに驚きつつも、すぐに彼を気に入りました。 ラモンの家は父のホセを中心とした泥棒稼業で、早速カルリートスは家に招かれます。 凄みのある容貌のホセの下着から覗いて見える睾丸に、カルリートスは目を奪われました。 さらに拳銃を一発撃たせて貰ったカルリートスは興奮し、もっと撃ちたいと乞います。 銃弾は値が張るためにホセから断られると、カルリートスは警備の甘い銃砲店に盗みに入ることを持ち掛けました。 罪の意識が無いカルリートスの肝っ玉の大きさを買ったホセは、3人でチームを組むことにしました。 いざ銃砲店に侵入したカルリートスは事前の計画を翻し、大量に銃や銃弾を盗みました。 大胆すぎる彼の行動に、ホセは「一緒にやるならルールに従え」と忠告します。 薬物中毒でもあるホセは、逮捕されることに異常に敏感になっていました。 その反面、カルリートスが盗みの天才だと見込み大儲けを企みます。 そこでカルリートスとラモンの偽造身分証を用意。 カルリートスは、盗んだ拳銃を腹に隠し持つようになりました。 犯罪劇ながら終始優美さを感じさせるのは、アルモドバルがプロデュースとのことで納得です。 音楽の妙、作品の映像美とロレンソ・フェロのただならぬ魔性さに引き込まれる半面、殺人犯をこんなに美化してもよいのだろうかと不安も感じました。 モデルになった殺人犯・カルロスと劇中のカルリートスは本質を変えたそうですが、実際のオーロラも本来の姿とは違ったのではないかと感じます。 映画のように息子に愛情があったならば、これ程までの凶悪な事件は起きなかったのではないでしょうか。 カルリートスが手に入れられなかったのは、いつでも愛だったのではないかと…。 カルリートスが窃盗や殺人を犯す心理を知りたいと思っていたものの、その辺りは描かれていませんでした。 しかしよくよく考えれば、カルリートスの心情なんて常人に分かる訳ないのですよね。 サイコパスそのものだから。

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永遠に僕のもの(映画)公開日!元ネタや主題歌は?吹き替え声優も!

永遠 に 僕 の もの 実話

映画「永遠に僕のもの」は、実在したアルゼンチンの連続殺人犯カルロス・ロブレド・プッチを描いた映画で、「黒い天使」とも称されたカルロス役はロレンソ・フェロが演じました。 伝記殺人映画として、第71回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映、第91回アカデミー賞では外国映画賞でノミネートには至らなかったものの出品された作品でもあります。 甘いマスクの殺人鬼が17歳の少年時代だった頃を中心に描き、国中の人々を欲情したとも言われている人物に迫っていきます。 実話とは異なる構成となっている映画なのですが、美少年の殺人鬼という異才の魅力を極限まで高めた作品となっており、主人公のキャラクター構成にも注目です。 今回は映画「永遠に僕のもの」のネタバレ感想・解説・考察を書いていきます。 モデルとなったカルロス・ロブレト・プッチは、殺人鬼らしからなぬ美少年ぶりに「国中の人々が欲情した」とも言われている人物で、甘いマスクに危険な香りが漂う魅力を見事に演じてします。 子供と大人の間の時期、少年でもあり大人でもあるカルリートス(カルロス)が、純粋さと狡猾さを持ち、社会を混乱に貶めていきます。 殺人鬼が題材となっている映画ではあるのですが、そういった部分に対する描写はほとんどなく、社会的な位置付けなどのシーンはあまり観られない作り方をしており、徹底的にカルリートスの魅力と内面を描き、伝記映画ながら1本の作品として奥深いものとして成立させています。 「黒い天使」とも評された実在の殺人鬼を映画というコンテンツに昇華させた作品でもあり、上映中はカルリートスに夢中になってしまうでしょう。 アルゼンチン犯罪史に残る殺人鬼でもあり、国中を夢中にさせた人物がどのように描かれていくのか注目して観ることをおすすめします。 ここでは、映画「永遠に僕のもの」の感想を1つ1つの項目に分けて書いていきます。 この人物について知っておくと、映画をより深く楽しむことができます。 カルロス・ロブレド・プッチ カルロス・ロブレド・プッチは1952年にアルゼンチンで生まれました。 労働者階級の両親の元で育ち、4歳のときにブエノスアイレスに引っ越しました。 カルロスが初めて殺人を犯したのは1971年、共犯者と共に35万ペソを盗み出し、逃走する際にピストルで建物の所有者と見張り人を殺害します。 そこから11人の殺人、1人の殺人未遂、17人の強盗、1人の強姦、1人の性的暴行、2件の誘拐、2件の窃盗という犯罪の限りを尽くします。 彼が逮捕されたのが1972年、20歳になったばかりの時期でした。 金物店に侵入し、警官を殺害、金庫を開けようとしたのですが開かず混乱の中で共犯者も撃ち殺してしまいます。 しかし、共犯者のポケットから身分証明書が発見され、それを元に逮捕に至ります。 20歳という若さ、異常なまでの犯罪歴、そして天使のような容姿からアルゼンチン中の話題を集めます。 事件当時は「マリリン・モンローのようだ」と称されるほどの美形で、中性的な顔立ちを持ち「黒い天使」とも呼ばれていました。 アルゼンチン犯罪史に残る凶悪な殺人鬼でもありながら、天使のような見た目から国中が彼に注目したという実話が残っています。 そして、彼は終身刑を言い渡され、今もアルゼンチンの刑務所に収監されています。 そんなカルロス・ロブレド・プッチを演じたのは、同じアルゼンチン出身の新人俳優ロレンソ・フェロ。 写真を見比べてみてもわかるのですが見事な再現度です。 綺麗なブロンドヘアーに吸い込まれるような瞳、セクシーな厚い唇など、当時のアルゼンチンの国中が彼に注目したことも納得できます。 「黒い天使」と称されたほどの甘いマスク、吸い込まれてしまうような顔立ちに加え、内に秘めた凶悪性。 実在した人物であるということが、よりキャラクターのリアリティを作り上げています。 そして、何よりもこの魅惑のビジュアルこそがこの映画を構成する1つの要素でもあります。 凶悪な殺人鬼であるにも関わらず、彼に国中が魅了されています。 勝手な偏見ではありますが、凶悪な殺人鬼は「殺人鬼らしい」顔立ちをしているというか、このような人々を魅了するほどのルックスを持っていることは非常に珍しいことでもあります。 なんでもまず見た目で判断されてしまう世の中ではありますが、たてえ殺人鬼であってもこれだけのルックスを持っていれば、社会を味方につけることが可能なのかもしれないという事実には少々現実を見せられているという感覚に陥ります。 当時のアルゼンチン国内ではマスコミも国民も彼に魅了され、熱狂的な騒ぎを生むほどでした。 アイドルのような存在でもあったカルロスは、まさに犯罪史における異色の存在といえるでしょう。 そんな妖艶な魅力を持つ殺人鬼をロレンソ・フェロは見事に演じきっています。 動きの1つ1つに人を惹きつける才能を感じ、スクリーンに見惚れてしまうほどの人物像を描いています。 劇中で少年カルリートスは犯罪の限りを尽くしていく「悪い奴」なのですが、見た目が中和して許してしまいたくなるほどです。 また、何かあるたびに彼に感情移入し、彼に同情してしまうかのような感覚にさせられる魅力は今までにないものでした。 アルゼンチン出身の新星ロレンス・フェロのセクシーな顔立ちももちろんですが、表情1つ、動き1つとっても目が離せなくなるほどです。 何よりもこの個性的な殺人鬼をロレンス・フェロが高い完成度で再現してしまったという点がこの映画の肝になっており、魅惑的な作品性を確実なものとしています。 少年のカルリートスの考え方を象徴するセリフが入ります。 「みんなどうかしている。 もっと自由に生きられるのに」 他人の物を無性に欲しがり、窃盗や空き巣を繰り返す毎日。 模範的な両親の元に生まれ、愛情に囲まれながら育ってきた上に、生活に困っているようなこともありません。 そのような環境で生活しているにも関わらず、スナック感覚で他人のものを盗んで自分のものにしていきます。 この時点で、カルリートスという少年の異常性が引き立ちます。 本来リスクの高い行為でもある空き巣や窃盗、実際にカルリートスの相棒はそれを彼に注意するシーンも目立ちました。 カルリートス自身は犯罪を心から楽しんでいるという感じでもなく、かといって何か大きな目的があるわけでもありません。 そこがこのキャラクターの複雑な魅力を構成しているとも言えるのですが、思考としては「欲しいものはなんでも手に入れる」という純粋な感覚だけで生きているとも感じられます。 遊び感覚で盗みを繰り返し、人を殺すのにも躊躇しない。 犯罪行為が徐々にエスカレートしていくにも関わらず、カルリートスは全く変わりません。 感覚的には「欲しいものを手に入れているだけ」といった感じでしょう。 しかし、劇中で彼が得られなかったものが2つあります。 それは「相棒ラモン」と「両親の愛情」です。 映画序盤で新しい学校に入学したカルリートスは、たまたま見かけたラモンに惹かれ接近を試みます。 このシーンでもラモンにガスバーナーを向けるなどめちゃくちゃなのですが、それをきっかけに共に犯罪を犯す関係となります。 犯罪を成功させるためにラモンとの関係が深まっていくのを感じていたカルリートスでしたが、ラモン自身はエスカレートするカルリートスに不安を感じ、足を洗う考えを持つようになります。 次第に考え方の違いから決裂してしまうカルリートスとラモン。 子供の頃から欲しいものはなんでも手に入れることができたカルリートスにとっては、初めての喪失感と言えるでしょう。 欲しい物はなんでも手に入れられるカルリートスですが、人の心だけでは手にれられないことを知ります。 さらに追い討ちをかける形で両親からも見放されます。 両親を助けようと盗んだ大金を差し出したのですが、受け取ってもらえず失望し家を飛び出します。 そのまま自己崩壊し、ラストシーンへと向かっていくのですが、この映画を象徴するかのようなストーリーでもあります。 これまで盗みや強盗を繰り返す中で、何でも手に入れることができたのと対照的に、人の心を手に入れることができないカルリートスの孤独感が描かれていきます。 ただ、それでもカルリートスは飄々としており、ラストシーンで警官が家中を取り囲んでいる中でも、家の中で音楽を流して踊るなど、最後まで変わらない一面を見せます。 そういった部分もこのキャラクターの特異性が現れているといえますね。 これが映画「永遠に僕のもの」の1つのテーマといえるでしょう。 欲しいものを何でも手に入れてきた少年が犯罪に手を染める中で、人の心を欲しがり行動をエスカレートさせていき狂気的な犯罪を繰り返していく、でも結果的に何も得られず孤独に陥る。 そんな大きな軸を持ちながら魅惑的なキャラクターを描いた映画だからこそ、ここまでの異彩を放ったのかもしれません。 出来事は時系列で追っていながらも、例えば人を殺すシーンでもそこは特に重要ではないという感じで、あっさり描きます。 大量殺人鬼を描く中で、殺人のシーンを猟奇的に快楽的に描くという方法もありますが、そういったことは全くありません。 住人に見つかったから銃で殺した。 警備員に見つかったら銃で殺したなど、簡単に済ませてしまいます。 それよりも、カルリートスの神秘的な存在感を際立たせるようなシーンを中心に映し出しています。 また、こういったコンセプトを取っているため、映画の内容は実話と異なる部分が数多くあります。 実在の殺人鬼を題材にしながらも史実はインスパイア程度に抑え、キャラクターの本質をより深掘りするような作りになっており、これがカルリートスという人物の複雑な魅力を形成することに成功しています。 殺人鬼を凶悪的なものとして描くのではなく、美しいものとして、魅惑的な人物として描く、そしてカルリートスという人物が持つ内面や孤独に迫った描写を盛り込む。 伝記殺人映画としては、異色の魅力を放つ理由はこういった作り方にあるのだと感じました。 映画として史実を伝えることよりも、個性的なキャラクター像を際立たせるためにあえて史実からそれた構成となっています。 ただ、こういったアレンジを加えながらもモデルとなった人物の本質的な部分を崩さず、より際立たせることに成功しています。 実在の殺人鬼もこの時期に犯罪を繰り返し、社会に混乱を与えました。 当時のアルゼンチンは「汚い戦争」と呼ばれる時代に突入する時期でもあります。 軍事政権下で暴力と衝突の時代でもあり、1966年にはクーデターによって将軍が大統領に就任し「アルゼンチン革命」を引き起こしました。 そして、体制側と反政府側の対立も深まっており、各地で内戦状態に陥っていました。 その後、軍事政権による反政府派への過激な弾圧が繰り返され「汚い戦争」を呼ばれていきます。 この時には左派ゲリラの取締という名目で労働組合員、政治活動家、学生、ジャーナリストが逮捕、監禁、拷問を受け3万人が死亡したともいわれています。 このような時代背景の中で誕生した魅惑の殺人鬼カルロス・ロブレド・プッチ。 社会が国家的な暴力や対立の時代の最中にあった中で、このような存在というのは人々にとって逃避的な存在になったのかもしれません。 だからこそあのルックスを持った殺人鬼が狂信的な人気を集め、カルロスという存在が政権に対する反発の象徴として見なされていたのかもしれません。 今やアルゼンチンは軍事政権ではありませんが、ラストシーンで警官たちが家を取り囲む中で踊るカルリートスは、1970年代の軍事政権下での大量虐殺という暗い時代を批判的に描き出したとも考えられます。 主演のカルリートスを演じたロレンソ・フェロには今後注目が集まりそうです。 スクリーンに吸い込まれてしまうかのような甘い瞳にセクシーな表情、当時のアルゼンチン社会の狂信的な人気ぶりを想像させるかのような完成度でした。 普通の殺人鬼映画とは少し異なるアプローチによって、人物像を深掘りしていく映画となっています。 純粋さと凶悪さ、狡猾さと魅惑のルックス、今までにない個性的なキャラクターが登場する映画としてもおすすめです。

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映画『永遠に僕のもの』あらすじネタバレと感想。実話と話題の美少年が辿った凶悪で儚い青春

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彼自身が「自分は神様のスパイだ」とか「神様が映画監督で、僕は神様に動かされている俳優だ」なんて言ってるけど、泥棒の中でもすごく特殊な種類の泥棒だと思う。 宝石店に入って盗んだイヤリングをつけて鏡を見ている泥棒なんて他にいないよ。 普通の泥棒は宝石店に入ったら全部かっさらって、すぐに売ってお金に変えようとするけど、カルリートスは宝石をつけてみたり、お母さんに喜んでもらおうとプレゼントしたりするんだ。 オーディションで、このカルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチという人が実在するということを知って、まずGoogleでリサーチしたよ。 それで人物像のことを知って、なんてクレイジーで、ひどくて、めちゃくちゃな奴なんだと思った。 赤ちゃんを銃で撃ったりするんだよ。 この映画には出てこないんだけど、11人を殺しただけじゃなくて、他にもたくさん人を傷つけていて、唯一命を落とさずに助かったのがその赤ちゃんだったんだ。 でも技術的に一番大変だったのはピアノを弾くことだね。 それから、気持ちとして大変だったのは演じることかな。 その中でダンスは一番簡単だったし、やりやすかったよ。 この映画の大きなテーマのひとつがカルリートスとラモンの関係性だってことは分かっていたから、映画を撮る前から僕たちが仲良くしないと、それが画面に出ちゃうと思っていたんだ。 でも、幸いラモン役のチノ・ダリンが面白い奴で、すごく気が合って、共通点も多くて。 だから2人で補い合ってる部分もあるね。 その関係性っていうのが映画にも表れていると思うよ。 誰もが持っている暗い部分を映画は表すことができるし、もし映画がなければ世の中の犯罪はもっと増えるんじゃないかな。 あと、実話だってことも魅力だね。 『永遠に僕のもの』ロレンソ・フェロ <> 【スペシャルプレゼント!】 BANGER!!! 予めご了承ください。 — 映画評論・情報サイトBANGER!!!

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