柴門ふみ 若い頃。 【柴門ふみの人生相談】働かない夫と離婚がしたい

『恋する文豪』(柴門ふみ)の感想(15レビュー)

柴門ふみ 若い頃

老いを笑いに変えるエッセイ。 待望の文庫化 皮膚科では「老人性」を連呼され、老眼鏡は片時も手離せなくなり、数々の言い間違いに物忘れ……。 著者が「老い」を実感した出来事が、次から次へと、ときに毒舌を交えながら軽妙に綴られる。 「アサガオ」と言っているつもりが「アジサイ」と言い続けて夫に指摘されたエピソードや、若いショップ店員に「ジーパン」と言っても通じず、「デニムですね」と言い換えられて衝撃を受けた話など、クスッと笑える話題が満載。 その一方、体調の急変で倒れた話や、自身の乳ガン闘病記まで、考えさせられる話もぎっしり。 乳がん闘病記では、告知から術後までの事象と心の動きが、時間軸を追いながら克明に綴られています。 ひとつ間違えば重くなりがちなテーマながらときに笑いまで誘うのは、筆者の軽妙な筆致のなせる業。 「ああ、あるあるある」と共感したり、思わず声を出して笑ってしまったり、時にはホロッと泣けたり。 さらに、同じく著名な漫画家である夫君も頻繁に登場し、格好の題材に。 共に歳を重ねたからこその絶妙な掛け合い、いつのまにか逆転した!? 夫婦の力関係など、偽らざる夫婦関係も垣間見え、それがまた深い味わいに。 「老い」が愛おしくなる一冊です。 【編集担当からのおすすめ情報】 著者と同年代、または年上の読者には「あるある! 」が満載。 これから「老い」を迎えることが心配な世代にも、必読の書です。 うなずいたり、笑ったり、ほのぼのしたり……、読んでいるうちに、気持ちがどんどん元気になってきます。 同世代の漫画原作者・樹林ゆう子氏の「解説」と、著者の「文庫本あとがき」には、さらに歳を重ねた「今」の夫婦の姿も紹介され、「老い」ることがよりポジティブに感じられる一冊になりました。 老いること、歳をとることを憂いている友人や知人へのプレゼントにもおすすめです。 このエッセイ読んで「あるある!」言いまくり。 夫は弘兼憲史さんよりずっと若いけど、私は柴門ふみさんより少しだけ若く、子どもの頃手作りの服を着せてくれた現在未亡人の母も同じ位の年で、姉がいるし、娘と息子も同じ位の年だから、だろうか。 息子が親と口もきかなくなった十代のころ、三歳の時の息子の映像を見た柴門さん 「この可愛い坊やはどこに行ってしまったの?そうだ、誘拐されたに違いない。 だって今ウチにいるのは、まったく別の生物だもの」 わかるわかる! 私も一度疑って、幼稚園の時の話を息子らしき生物にしたら 「覚えてる!!」と言われて、「やっぱりそうだったのか」と…。 そして「なるほどなー」と思うことが二つあった。 一つ目、人は歳をとると子どもに戻ると言われる。 そこで気づいたのが、オバサマたちが韓流ドラマ、フラダンス教室、宝塚のおっかけ、舟木一夫ショーなどに行くのは、「退行を青春期で足踏みしている状態なのではないか?」ということ。 もう一つ、「人間50歳過ぎてからでも、新しいことに挑戦せねば」あるいは「55歳すぎて、人生でやり残したことをやろう」等と思う人は多いだろう。 でも、まったく新しいことを始めるのは難しい。 一方で「これまで続けてきたことのマイナーチェンジ」「続けてきたことの延長線上にある小さなチャレンジ」といったものは「大失敗しない生き方」なのではないか。 そういうわけで、とてもためになる良い本だったが、タイトルのつけ方はちょっと失敗ではないかなあ。 ところで柴門さんにお願いがある。 最近の座間の事件。 「もしも今、私が彼女たちの年齢だったら、きっとあの事件に巻き込まれていただろうなあ」と思う。 私はそんな少女だった。 でもその後、30代40代50代と、予想外にどんどん楽しくなった。 そのことをあの頃の私に教えてあげたいと思う今日この頃。 このタイトルでは若い人たちは読んでくれないだろう。 若い人たちが読みたくなるタイトルをつけて、「今ちょっと嫌だなあと思うことがあったとしても、この先大人になると楽しいことがいっぱいあるよ!」と思えるようなエッセイを、ぜひ書いてほしい。

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『恋する文豪』(柴門ふみ)の感想(15レビュー)

柴門ふみ 若い頃

「女ともだち」は、 一話完結方式で毎回主人公となる女性が変わります。 ほとんどの女性たちが 20代から 30代くらいの年代で、みなそれなりの悩みを抱えた人たちです。 恋愛・結婚を中心にしながら、女同士の嫉妬やいがみ合い・マウンティング、それでも許し合って続く友情なども描いており、どれも 短いページ数で読み応えのある濃いストーリーが展開されていて、さすがの手腕です。 主人公たちの 心情描写が丁寧で、揺れ動く心の動きに「うわ、わかる…」と共感することが多くあります。 その中で今回ドラマ化されるのは、どちらも一話完結とはならず、 3話~ 5話くらいの長さになっている 2作品。 既婚者との不倫の末に妊娠する女性が主人公の 「とまどい」と、逆に夫の不倫に気づく女性が主人公の 「カミング・アラウンド・アゲイン」です。 どちらの立場でも苦悩する女性の性が見て取れます。 愛人の気楽さを楽しみながらも、心のどこかでこの不倫を止めたいと思っていた。 しかし男の優しい言葉や可愛らしさに触れるたび、やっぱり別れられない、と 踏ん切りをつけられずにいる。 仕事ができるセツはイタリアへの研修を打診され、これを機に不倫相手と終われるかも、と期待したが、セツをライバル視する お局様にチャンスを奪われた。 そんな中、 妊娠が分かり、子供を育てるうちに不倫相手を忘れることができる、と今度はそこに期待した。 だがセツの前に、 不倫相手の妻の姪に当たる中学生が現れ、セツへの敵愾心を露わにする。 「カミング・アラウンド・アゲイン」あらすじ 出版社で働いていた ちさとは、新卒ですぐに出入りの カメラマンと結婚して専業主婦になっている。 結婚 10年の間に娘と息子を一人ずつ産み、平穏な日々を過ごしていた。 しかし夫の様子に違和感を徐々に覚えるようになり、胸騒ぎを感じるようになった。 ある日思い切って浮気の真意を確かめたところ、夫は泣きながらちさとに謝り、 浮気を認めた。 ショックを受けるちさとに、相手は 25歳のキャバ嬢で、本気で好きなのだと夫は白状する。 ドラマ版はどうなるか 「とまどい」と「カミング・アラウンド・アゲイン」の登場人物たちはリンクしていません。 ですがドラマ版のあらすじを読むと、ちさとの浮気亭主がセツの浮気相手になるようです。 「カミング・アラウンド・アゲイン」では、ちさとの元に乗り込んで凶暴な本性を晒した愛人にビデオカメラで撃退します。 ある意味、直接対決だけどセツのキャラとこの愛人のキャラは全然違うので、 この二作品をどう料理するのか、ちょっと面白そうだなと思います。 まとめ 個人的には「とまどい」のほうが好きな作品です。 不倫女が主人公なので、嫌う人もいるかと思いますが… ライバル視していたお局様と和解し、彼女が新しく立ち上げる会社に引き抜かれる。 さんざんセツに絡んで彼女を責めていた不倫相手の姪っ子が、実はセツが作った靴のファンで、セツ本人のことも好きになっていた、など。 仕事の話や、 主タイトルの「女ともだち」にも合致したところに着地しているところがストーリーとして深みがあって好みなんですよね~。 中長編の長さになっているのはこの 2タイトルだけですが、他の短編もどれも柴門さんらしい 捻りの効いた構成で面白いです。 特に印象に残っている話。 不妊治療をしていた夫婦だが、夫は浮気をしていた。 そして愛人に子供が出来たため、夫は妻を捨てて出て行く。 しかし不妊検査の結果、 夫がタネ無しだった。 すんごいブラックなオチに驚愕しました。 しかもその検査結果報告書を見た妻は、夫にそのことを教えない。 あえて 「いずれやってくる真実を知るとき」を待つことで復讐する。 すごい人だーっ、とビビりました。 若い頃から才気煥発だったことが伺い知れる作品「女ともだち」。 ドラマも楽しみですが でもテレ東系だから見れない…と思う 原作も超オススメです。 ただちょっと難点が… 初期のほうのものですが、ところどころ… モテ男のヴィジュアルがキモメン!!!. ;゚ ;:益 :;゚ ;.

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女ともだち(漫画)最終回のネタバレと感想!結末が気になる!|漫画ウォッチ

柴門ふみ 若い頃

意外に多い「夫への不満」への共感 柴門 やはり母親と息子の関わりというのは、母娘の関係とは違いますよね。 ともすると疑似恋愛の対象にもなる息子が思春期を迎えて、自分の手を離れていこうとするときに、心に押し寄せる寂しさのようなもの。 その空白を埋めるように、恋愛にハマっていく女性もいるのかもしれないですね。 特にまりの夫に対して「あいつはひどい。 もっとやっつけてほしい!」という反響は結構あります。 まりは華やかだけど一途で古風なところもあって、林真理子さんも「3人の中でまりが一番好き」とメールをくださるんです。 「遊んでいそうで、実は真面目なところがいい」って。 まりは私が40代の頃に親しかった友人がモデルになっていて、彼女も若い頃にすごくモテた恋愛体質でした。 人妻になってからもよく声をかけられていたけれど、彼女はなびかなかった。 それがいいなって、側で見ていて思ったので。 いや、本当はどうだったか、分からないけど(笑)。 柴門 その意味では、今回の作品は私の恋愛研究の集大成といっていいと思います。 5年前に『大人恋愛塾』(新潮社)という本になった企画では、アラフィフ・アラフォーの女性たちのリアルな恋愛事情を聞き取って分析してきましたし、『サンデー毎日』の連載では、20~50代の女性たちを職業別に3人くらいずつ集めて、その職業ならではの恋愛傾向を探る座談会もしていました。 客室乗務員から、女医、商社ウーマン、銀行員、ネイリストまで、すごく面白かったですよ。 さらにこの連載を始めるにあたっては、数年かけて100パターンくらいの恋愛話を取材したんです。 その中に、駆け落ち未遂経験のある女性がいて、すごく興味深くて。 駆け落ちしたくなる女性の心理はどういうものなのか、私なりに想像力を広げて、『恋母』の杏の夫の駆け落ち相手の人物描写に投影しました。

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