ギンヤンマ。 デジタルトンボ図鑑−クロスジギンヤンマ

オニヤンマとギンヤンマの違いと見分け方

ギンヤンマ

赤丸のカラーに注目。 ご覧の通り、 腹部の付け根(裏側)が銀白色なんです。 この部分が水色の部分と共にかなり目立つため、ギンヤンマと名付けられたと言われています。 開放的な環境を好み、大きな池や沼の他、淀み(ワンド)がある川、湿地、果ては プールや大きめの水溜まりでも生息できるほど、適応環境が広いのも大きな特徴です。 飛翔スピードはかなり速く、条件が整ったときの飛翔速度は 時速約60㎞に達するともいわれています。 その反面、狭い池で雄が雌を探している時(探雌飛翔)は、時折ホバリングを交えながらゆっくりと飛翔する姿も見受けられます。 ギンヤンマはどの時期に見られるの? 近畿地方でのギンヤンマは 春~夏と秋頃に二度発生する、という興味深い生態があり、我々トンボ家の間ではこれを「 年二化」と表現します( 1年に2回羽化する、という意味)。 幼虫で越冬したと思われる個体が4~5月頃羽化し、5~7月にピークを迎える通称: 春型(夏型とも)。 早生まれの春型が5~6月に産卵、1~3週間程度の卵期、2~3カ月の幼虫期を経て、7~8月に羽化し、9月に活発に活動する通称: 秋型。 この秋型が9~10月に産卵、多くのヤゴが 終齢幼虫として越冬、春に羽化する、というサイクルが出来上がっているのです(終齢手前で越冬するヤゴもいます)。 羽化はどちらのタイプも夜間~早朝に行われるため、羽化観察をする場合は、ヤゴを捕獲して自宅で観察するのがオススメ。 私の経験上春型のギンヤンマは、秋~春に飽食するせいか 大型が多く(80mm程度の物が多い)、二化目のギンヤンマは 幼虫期間が短いせいか小ぶりな個体が多いのも、特徴の1つかと思います。 早い段階から網を出しているとトンボに警戒されるため、ギリギリまで引き付ける。 捕獲可能距離に入る少し前から、網のスイング軌道をイメージして網の角度を調整• 射程圏内に入ったら、矢印の方向へ素早く網をスイング!! こんな感じでしょうか。 剣道有段者である親友Takaのように、網のスイングスピードが速い方の場合はどの角度からでも捕獲が可能なようですが(苦笑)、基本的には死角から狙いましょう。 また、トンボの進行方向に向かって網をスイングする関係上、 ネットイン後も逃げられるリスクがあります。 そのため、• 斜め下から 斜め上に突っ切るように網をスイングすること• 網に入ったら、逃がさないよう 網をクルッと回して閉じ込める この2点を特に意識してみてくださいね。 雌を捕獲する場合は、多くが黄昏飛翔時になると思うのですが、この時ばかりは「来たトンボに対してとにかく網を振る」くらいしか対処法がありません。 (苦笑) 何度もポイントに通って、トンボの斜め下からスイング出来るように頑張ってみてください!!.

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デジタルトンボ図鑑−ギンヤンマ

ギンヤンマ

昆虫綱トンボ目ヤンマ科Aeschnidaeの昆虫の総称。 広義にはオニヤンマ科、ムカシヤンマ科を含め、ときに大形のサナエトンボ科の種類もそのようによぶことがある。 狭義のヤンマ科の種類は、一般に体長60ミリメートル以上の大形昆虫で、複眼は背面で広く相接着し、その後方に小さい三角形の後頭背面部を残す。 下唇の中片には裂け目はないが、中央に1対の小突起がある。 腹節側縁には一般に側稜 りょう があり、雌の第8、第9腹節には産卵管が発達する。 前翅 ぜんし と後翅の三角室はほぼ同形で翅端方向に長く、また雄の後翅肛角 こうかく は突出する。 ヤンマ科の代表はギンヤンマ Anax parthenope juliusであるが、平地の池沼種であるため環境破壊によって著しく減少した。 この種には海洋飛来性があり、熱帯産のオオギンヤンマとともに北上飛来し、とくにギンヤンマは北海道東部まで達する。 ルリボシヤンマ Aeschna junceaは北方種であるが、関西地方、四国、九州では山地の池沼に限られる。 カトリヤンマ Gynacantha japonicaは成虫の未熟の時代には薄暮と薄明に地表を群飛して摂食する。 サラサヤンマ Oligoaeschna pryeriは小形種で低山地の湿地に育ち、5~6月ごろ短期間現れるが、本科のうち原始的なものと考えられる。 アオヤンマ、ネアカヨシヤンマ、ヤブヤンマ、マルタンヤンマなどは平地種で、ごく小さい水域にも育つが、生息地の都市化によって全国的に著しく減少した。 コシボソヤンマ Boyeria maclachlaniとミルンヤンマは幼虫時代流水性で、前者は山麓 さんろく 地帯に、後者は山間の渓流に育つ。 日本産のヤンマ科昆虫は琉球 りゅうきゅう 諸島のものを加えれば21種あり、いずれもよい環境の指標昆虫となるものである。 [朝比奈正二郎].

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ギンヤンマのヤゴの大きさや特徴とは!?

ギンヤンマ

成虫は,頭とむねが黄緑(きみどり)色で,はらはうすい茶色。 はらのむねに近い部分(ぶぶん)が,めすは黄緑色だが,おすは水色なので,区別できる。 はねはとうめい。 たまごは,白っぽくて細長く,大きさは 2 mm ぐらい。 よう虫は,やごとよばれる。 1 れいよう虫で 2 mm ぐらいだが,終れいよう虫では 50 mmぐらいに大きくなる。 全体的(ぜんたいてき)に茶色で,体がヘチマのように長い形をしていて,あしが細い。 育(そだ)ちやくらし• たまごは水辺の植物(しょくぶつ)の体の中に産(う)みつけられて,たまごからよう虫がかえったあと,よう虫のすがたで冬をこすことが多い。 よう虫は,水中のこん虫や小動物を食べる。 1 れいよう虫は 12 回ほど皮(かわ)をぬいで終れいよう虫になり,その後,夜に植物などに登(のぼ)り,成虫になる。 成虫が見られるのは 5 ~ 11 月ごろ。 平地の開けた明るい水辺でよく見られる。 たまごを産むときには,めすとおすがつながって,または,めすだけで,めすがはらの先を植物の体につきさして産む。

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