波多野 睦美 メゾソプラノ 歌手。 波多野睦美さん(1/22、1/29放送)

波多野 睦美 メゾ・ソプラノ : hatanomutsumi blog

波多野 睦美 メゾソプラノ 歌手

1964年(39年)に父親の赴任地であるで生まれる。 の頃、に興味を持つ。 から合唱の傍ら宮本修に個人指導を受ける。 卒業後、公立高等学校の教員(地方公務員)となりに赴任。 1年間音楽として勤務後、のに留学し、。 帰国後、で非常勤講師の傍ら、初めてのリサイタルを行う。 宮本のほか、地村俊政、高田重孝、江口元子、エリザベス・ホウズに師事。 から奏者のとリュートソングのデュオを組んで活動している。 彼のバンド、のアルバムにもたびたび参加し、CD『悲しみよとどまれ』、『サリーガーデン』を発表。 にはつのだとともに「イギリスにおける日本年 JAPAN2001」に参加して、、を含む6都市のフェスティヴァルで公演し、好評を博している。 同じく2001年、での中日韓米世界平和祈念コンサートでの『セレナーデIII』を世界初演している(2005年に再演)。 から『美しい日本の歌』、『ひとときの音楽』を発表している。

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コーリング・ユー 波多野睦美 (メゾソプラノ)、大萩康司 (ギター) CDアルバム

波多野 睦美 メゾソプラノ 歌手

新宿育ちのつのださんから連載がまわってまいりました。 九州は、大分と宮崎のハーフの歌い手、波多野です。 こんにちは。 聞くところによると最近は、東京の女子高生の間で方言で会話するのが流行っているそうですね。 「今日は津軽弁で」などと、ガイド本で方言を攻略しては仲の良い子同士でしか通じないおしゃべりを楽しむそうです。 地方出身者にとってショックなのは、標準語だと信じて疑わなかった言葉が実は方言だった!と知ることです。 最近標準語ではないと知って驚愕したのが、運転する時の用語「離合(りごう)」です。 これは九州では比較的幅の狭い道路で2台の車がすれ違うことを意味します。 これが方言だと知ったすぐ後のことでした。 ある特報番組でキャスターの鳥越俊太郎さんが現地で取材するリポーターに向かって「その道で離合はできるのですかっ?」と呼びかけ、聞かれた相手は「???」と返答できず、という場面がありました。 鳥越さんは確か長崎のご出身。。。 大分弁にはもうひとつ、なくてはならない交通用語があります。 「一寸ずり」。 これはひどい渋滞で少しずつしか前に進めないことを言います。 故郷大分では交通情報でも堂々と「ただいまの時間、駅前は一寸ずりの状態です」などと使われています。 この二つの言葉が標準語でないとは、一体自動車教習所の教官はどう説明するのでしょう?「さあ、今日は、一寸ずりになった道路での離合の練習だ!」と言いたい時に。 運転技術といえば、昔はマニュアルでの教習がメインだったものです。 クラッチを踏みつつギアをチェンジする感覚は、発声における「息」と「チェンジ」(声の変わりめ)のコントロールに似ているように思います。 アクセルを踏むとスピードが上がり、そのスピードに合わせてギアを変更していく、そのギアチェンジの際のクラッチとアクセルのバランスおよびタイミングがマッチしないとエンストを起こしてしまう。 音域の移り変わりに伴って、声の響き具合が変わっていく、その際どのように息の流れを誘導していくか、車のギアチェンジとの共通点はかなりのものです。 息の流れが「一寸ずり」にならないように、歌い手は日夜努力しております。 次回のエッセイは、方言とは無縁のイメージ、チェンバリストの曾根麻矢子さんです。 イギリス・ルネサンス文化の粋を極めたJ.ダウランドのリュートソング演奏でデビュー。 以来、イタリア、スペインの古歌からロマン派・近代の歌曲、日本の作曲家の現代作品まで、歌曲を中心とする独自のレパートリーをもち、国内外で多くのコンサートを行っている。 歌の言葉への誠実な取組み、常に新鮮なアプローチで、陰影に富む表情、心に残る人物像を描き出し、あたたかく潤いのある声で歌われるその歌は聴衆を魅了。 オペラのジャンルでは『ダイドーとエネアス』 パーセル の女王ダイドー、『オルフェーオ』 モンテヴェルディ の音楽の精、『イドメネオ』 モーツァルト の王子イダマンテなどを演じ、高く評価された。 ラ・ボレアード、バッハ・コレギウム・ジャパン等、古楽オーケストラとの共演も多い。 2005年から王子ホールで自らプロデュースする「歌曲の変容シリーズ」を開始。 今年6月には「子守唄のおまじない」と題して、ブリテン、エルガーら、イギリス近代歌曲を取り上げる予定。 「ひとときの音楽--バロックの美しい歌」「優しい森よ/ダウランドのリュートソング」 レコード芸術特選盤 「モンテヴェルディ 祈りの歌」「美しい日本の歌」「サリー・ガーデン」「イギリスの古いキャロル」などCD作品も多数。

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波多野 睦美 メゾソプラノ 歌手

波多野睦美 Mutsumi Hatano 波多野 睦美[メゾ・ソプラノ] 波多野睦美(メゾソプラノ) プロフィール 宮崎大学卒業後、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。 シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。 その魅力と新たな可能性を示して話題を呼び、英国の専門誌でも高く評価される。 以来レパートリー、活躍の場を広げ、国内外での多くのコンサート、音楽祭に出演して独自の存在感を放つ。 バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリオのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C. ホグウッド指揮他の多くのバロックオーケストラと共演。 オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」皇后オッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」女王ダイドー、モーツァルト「イドメネオ」王子イダマンテなどを演じ、深い表現力で注目される。 現代音楽の分野では、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。 また「歌曲の変容」と題したシリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲プログラムを開拓。 放送では「NHKニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「題名のない音楽会」等に出演。 古楽器との共演による「イタリア歌曲集」(レコード芸術特選盤)、高橋悠治(作曲家/ピアノ)との「猫の歌」「風ぐるま」他、CD多数。 最新作はシューベルト「冬の旅」。 それはほとんど直感的に本質を 会得した、音の立ち上がりから引き際までの自然さに感じられる。 メロディの運びも歌詞の取り方も完全に自分のものに して、後にも先にもない自分のダウランドをこのように歌うのは立派だと思う。 ダウランドならではの典雅な物憂さが耳から魂に伝わ ってくる1600年頃に作られたイギリスの愛の歌の、この繊細と倦怠の極みが、日本人の声によってかくも見事に表現さ れるということがど うして可能なのだろう。 私の耳には完璧に聞こえる英語の発音。 そこには波多野さんの天賦の才と 厳しい修練があるにちがいない。 歌詞の中にある思いが、歌声の余韻の中に感 じられるが,決して無理をしない柔らかい声の使い方が情感の潤いを伝えるのだ。 幾度も繰り返して聴きたくなるCDだ。 その背後に自分の母国語で書かれたのではない歌をわがものにする真摯な努力がある ことをみおとしてはならないだろう。 それを支える角田のリュートにも、さりげなさと厳しく細やかな神経が同居してい て、二人が作り上げるのは瑠璃の器のような音の世界だ。 過度な表情を抑制しつつ、しかも訴えはつよい。 短い曲にもそれ ぞれ味わいがあり、一方、暗い海を泳ぎわたってくる恋人リアンダーの安否を気づかう《ヒーローの嘆きの歌》がほぼ十 分ちかくも要する感動的な絶唱。 つのださんとの呼吸も完全にあって、こよない楽興の時をあたえてくれる。 私は強くこのCDを推薦します。 このような静かな佇まいの、落とす影の濃いアルバムこそが、いつまでもCDプレーヤーのそばにあって、冬の夜長、もの思いに耽る聴き手の胸のうちの、淡くにじむ憧れを蘇らせてくれる。 しかしその糸は強靱で切れることがない。 何と静かで柔らかいギターの響きだろう。 CDをトレイに乗せ、1曲目が流れ出した途端にため息が出た。 デュオとしてのキャリアと円熟振りが聴き取れる充実のアルバムだ。 こまやかに支えながら、さりげなく共演するつのだのリュートも掬すべき味わいだ。 快いCDである。 いつの間にか心が浄化され、夾雑物が消えていくような気がする。 ことばのひとつひとつを慈しみ、愛でるように。 そして、透明感と豊潤さを併せ持つ美声で、古楽から現代の作品までを歌いこなすメゾソプラノの波多野睦美。 傑作歌曲集の固定概念を覆す、鮮烈な音と言葉の世界。 澄み切った泉のように心を潤してくれる、波多野&つのだのリュート歌曲。 そして、「心のうちに音楽をもたないもの……そういう人間はけっして信用してはならない」と言ったシェイクスピアにもこれを聞かせたい、と痛切に思った。 (英文学者 小田島 雄志氏).

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