私も貴方と同世代で昨年還暦を迎えました。 私がいまだに混乱するのは「世論」=「せろん」「よろん」です。 与論島の「ヨロン」よ、と分かってはいるのですが。。。 言葉はどの国でも変化していますので、お気になさることはないですよ。 私の英語編集者はこの表現は60年代の表現、これは70年代、これは 今の人達には分からない、と言って私の文章を書きなおしてくれます。 毎日英字新聞を読んでいたとしても私が習った英語は60・70年代 ですから、昨今の流行りの英語を理解するのには限度があります。 ことほど左様、日本語でも外国語でも言葉は進化しています。 変化・進化についていくのが難しいと感じた時は「私たち還暦世代は若者が 知らない古き良き時代の言葉をいっぱい知っているのよ!」と思うように しています。 ユーザーID: 3096478586• 「船の荷物をあげおろしすること、人」の意味です。 港湾労働を扱う事務、現場でよく使われている言葉ですね。 大先輩の指摘は尤もだと思います。 大先輩が「頭のいい人は・・・」と言ったのは、teddyさんが高学歴とか、有名大学卒とかで皮肉を込めているように読めました。 ご自分の間違いを是とし、その理由を「〜変遷」に押し付けているのは論理が破綻しているように思いました。 (新明解国語辞典 三省堂) ユーザーID: 1405649257• 依存 昔は「はくや」と読み,使っていた国語辞典にも見出し語として「びゃくや」はありませんでした。 『知床旅情』の頃からでしょうね,「びゃくや」の方が一般化したのは。 今となっては「はくや」と人に言うのは正しいとはいえ度胸がいりますよ…。 それから「秋田犬」,「あきたけん」と読んでいましたが正式には「あきたいぬ」のようで,最近はその方が普通になってきているようですね。 「まつざかぎゅう」も「まつさかうし」に。 「舌鼓」は昔は「したづつみ」とよく読みましたが今は「したつづみ」ですね。 「づつみ」は確かにおかしいでしょうから。 「荷役」については知らなかったので勉強になりました。 ユーザーID: 4377757830• 荷役(ニヤク)、使役(シエキ) >野狐禅様 紛らわしくて申し訳ありません。 >舌足らず様 >「舌鼓」は昔は「したづつみ」とよく読みましたが今は「したつづみ」ですね。 >「づつみ」は確かにおかしいでしょうから。 「したづつみ」と聞くと「舌で何を包むんだ〜?」と思ってしまうのです。 「鼓」を知らない人 実物を見たら「あ〜これか〜」と分かっても、 「つづみ」と聞いただけではピンとこない)も少なからずいらっしゃるのでは? 「したづつみ」と覚えている人の中には、「舌鼓」ではなく「舌包み」と 思っている人もいるかもしれないとひそかに思っているのです。 ということなので、当然辞書などに「舌包み」などという言葉はありません。 ユーザーID: 8216867419• 「あたらし」は、平安時代に「可惜し(あたらし)」という「立派である、もったいないくらい立派である」という意味の全く別の言葉と混同の結果「新し(あたらし)」に変化したようです。 「た」と「ら」が共に口蓋の前方で発音される同じ段の音であったことも混同の原因になったと思われます。 なお、平安時代に「あらたし」から「あたらし」への変化が成立したとすれば「あらたし『い』」という(現代で言うところの)口語の形容詞はないと言うか、「あらたし」は「〜し」が「〜しい」に変化する時代まで生き延びませんでした。 「したつづみ」と「したづつみ」は純粋に音韻の転倒だと思います。 ユーザーID: 9913753801• 呉音 専門家ではないので詳しいことは分らないのですが、、、 漢字の古い読み方で、「漢音」に対して「呉音」というのがあるそうです。 中国の漢で使われていた読み方が漢音で、呉で使われていた読み方が呉音だそうです。 例えば、「金色夜叉」これは「こんじきやしゃ」と読みますよね。 野狐禅さんであれば「きんいろやしゃ」と読むかも知れませんが。 この「こんじき」が呉音読みのようです。 明治以降、現代まで幾度となく行われた国語改革によって、仮名遣いや使用する漢字やその読み方もずいぶんと変化したようですね。 100年前の日本人がどんな文章を書き、どんな言葉をしゃべっていたか、正確に知る人は今はごく少数でしょうね。 でも、明治時代の言葉は間違った日本語なんでしょうかね。 現在の基準で古い日本語を「間違っている」と批判しても意味ない気がします。 ユーザーID: 6181570863• 杏仁豆腐 猫太郎さんのレスを読んで: 尾崎紅葉の『金色夜叉』、小説は読んでおりませんがお宮に裏切られた貫一の心情、 大正8年ごろ制作された流行歌、戦後も歌われていたのでなんとなく覚えております。 日本語は大和言葉、漢字の移入(漢音、呉音、唐音、宋音)、ひらがな、カタカナで成り立っている、とものの本に説かれているようです。 漢字の移入は学者、僧侶、あるいは商人などの往来によってもたされたので奈良、平安以降、中国の時代によってそれぞれ発音が異なっていたものが移入されたのでしょう(例示は略)。 今日では金貨、金銭、金賞・・・。 つまり、変遷ではなく混在している、ということです。 ユーザーID: 1405649257• 「いつからあんにんになったの」 時点観測は難しいですが・・・ 中高年のお菓子好きさんに: 杏林(きょうりん)は医者の美称、その由来は電子辞書『広辞苑』に出ておりました。 杏林大学も杏林製薬もいい名前ですね。 一つの語に二つの発音由来、もともとこの二つの漢字、日本に移入された時期が違っていて合体して一つの熟語になったのかも知れませんね。 *貝原益軒著 1709(宝永6)年、1715(正徳5)年刊。 付録共18巻。 ユーザーID: 1405649257• 「観音」もそうですね。 言葉 漢字 の発音と聞き取りをスムーズにさせるために、 慣用的に用いたのではないかと理解しています。 ユーザーID: 7097982428• 相殺 パルー ツンギーテー ナトゥ キータルラチー チロタペノ ・・・ これは、 「春過ぎて 夏来たるらし 白たえの 衣ほしたり 天の香具山」 の上の句を当時の詠(読)み方で表現したものだそうです。 レコーダーの無い時代、よく表現できたものだと感心させられます。 面白いですね。 今のハ行は昔はパ行だったからとのこと、詳しくは: 『ミョ〜に気になる! 日本語の大疑問』(青春出版社 2005年)p,108-110 をご覧ください。 ユーザーID: 1405649257• 勉強になります 64歳にもなって初めて知ったことも多く、感謝です。 重複については、思い出があります。 気になっているのは、判官びいきです、学生時代『判官』の読みは、ハンガンが正しいけれど判官びいきは義経のことで、義経に限ってクロウホウガンヨシツネと読ませるので『ほうがん』と読むべき、と言われました。 けれど、少し前の新聞に『はんがん』と、ルビがついていました。 辞書に訊きますと、ホウガンは老人語などと書いてあり、腑に落ちない思いをしました。 最近では、他人事をタニンゴトと読むのが不満です。 ユーザーID: 4121777021• 『問題な日本語』北原保雄編 大修館書店 2004年 p. 1 〜 続く 〜 ユーザーID: 1405649257• 『続弾 問題な日本語』北原保雄編著 大修館書店 2005年 p. 156 に整理されております。 「人ごと」、「ひとごと」が穏当な書き方だろう、とされております。 余談ですが「人のふり見て我がふり直せ」という諺は自分以外の他人を指して言っているのでしょうが「他人(ひと)」とは表現されておりません。 慣用とはいえおもしろいですね。 ユーザーID: 1405649257.
次の「幾日」の意味とは? 「幾日」の読み方• 「幾日」の語源や由来• 「幾日」の英語 解釈• 「幾日」の「幾年」の使い分け• 「幾日」の言葉の使い方• 「幾日」の例文・短文 解釈• 「幾日」の類語と解釈 「幾日」の意味とは? 幾日は、主に2つの意味で使われる言葉です。 1つは特に決まっていない何日間かをアバウトに表現したい時、もう1つは、特定の日付ではないどこかの日と使います。 前者はともかく、後者について具体的に説明すると、 「あの場所に行ったのは先月の幾日だったっけ」といった使い方になり、何日かはっきりとは覚えていないという時にうまく使える表現です。 よって、最初の意味では 「数日」、後の方では 「何日」と言い換えられなくもありませんが、共にそれらより多少深い使い方ができます。 「幾日」の語源や由来 「幾日」は、 「幾ら」 いくら という言葉がポイントになっています。 この言葉は買い物の際によく使われ、値段が分からない物に対してそのように聞くことが多いです。 きちんと値段の決まっている物でも、聞いた方はその時点では ある程度の範囲の予想はしていても 正しく分かっていない状態です。 その曖昧さが 「幾」という漢字に込められており、それに 「日」を付けて、前項で説明したような意味として使われています。 ただし、曖昧ながらも 「ある程度の範囲」の想像が付いている時に使うことが多いと考えていいでしょう。 上で挙げた例で、 「先月の幾日だったっけ」と言った人は、はっきりとは分かっていなくても、10〜15日の間 誤差にして数日程度 くらいのレベルでの目安は付いていることが多いと考えていいでしょう。 ただし、どちらも 「不定の何日間か」という意味になり、幾日のもう1つの解釈には利用できません。
次の「既存」という言葉を、あなたはどう読みますか? 「きそん」と読む人もいれば、「きぞん」と言う人もいるでしょう。 いったい、どちらが正しい読み方なのか。 今回は、「既存」の正しい読み方と使い方についてご紹介いたします。 似たような意味を持つ言葉に「現存」という言葉がありますが、こちらは「現在もある(残っている)こと」という意味合いが強く、古くから存在するものを対象として使われるようです。 「きぞん」という読み方を耳にすることもありますが、これは本来誤りです。 とは言え、パソコンで「きぞん」と入力すれば「既存」と変換されるのですから、自分が間違って読んでいることに気付くのは難しいでしょう。 では、なぜ間違っているのにもかかわらず変換されるのか。 調べてみたところ、パソコンでは、そう読む人が一定数以上存在するならば変換できるように設定されているようです。 また、間違って入力された単語や、新しいワードを学習し自動で登録する学習機能というものもあるので、「パソコンで変換されたのだから正しい」とは限らないので注意が必要です。 辞書にも、「『きぞん』ともいう」と明記されているのです。 また、発音のプロでもあるNHK放送文化研究所も、2014年の放送用語委員会にて「きぞん」を受け入れ、「きそん」と「きぞん」を同等に扱うこととしました。 これは、世論調査の結果から「きぞん」の読みが一般化していること、「きぞん」の読みもあることを示している国語辞典が多いことなどを考慮しての決定のようです。 他にも「依存 いそん・いぞん 」「共存 きょうそん・きょうぞん 」「現存 げんそん・げんぞん 」「残存 ざんそん・ざんぞん 」といった言葉も議論され、いずれも、今までは「~そん」を優先して読んでいたものが、逆転し「~ぞん」を優先することになりました。 ちなみに、「既存」については「きそん」「きぞん」に優先順位はなく、あくまでも同等扱いのようです。 毎年、新語・流行語が生まれ、昨年10年ぶりに改訂された「広辞苑」には、約1万語の新語が収録されたとのこと。 このように、言葉というものは時代の流れによって変化したり、新たに作られるものだということが分かります。 特に、スマホの普及により、個人が多くの言葉を自由に発信できるようになった現代においては、その傾向が顕著であるように感じます。 今年もどんな言葉が生まれるのか、楽しみです。 「既存の施設を活用する」 2016~2017年にかけて、このフレーズを何度も耳にしたものです。 東京オリンピックの各会場について「既存の施設を活用するか、新設するか」で、小池都知事とIOC・JOCとの間で意見が食い違い、幾度となく議論を重ねていました。 「既存のルールを徹底させる」• 「既存」という言葉は、日常会話ではあまり使うことはないでしょう。 会社の書類や公文書、書籍などで目にしたりすることが多いのではないでしょうか。 会議などで誰かがそれを読み上げる時、「きそん」と読むか「きぞん」と読むか、耳を傾けてみると面白いかもしれません。
次の