カルロス エドゥアルド プッチ。 世界を発情させた「死の天使」は大のポケモンファン──“南米のディカプリオ”ロレンソ・フェロインタビュー

犯罪史に残る美少年殺人鬼、映画化 ─ 『永遠に僕のもの』公開決定、主演はポスト「ティモシー・シャラメ」と呼ばれる新星

カルロス エドゥアルド プッチ

カルロスは、童顔で、まるで女の子のような雰囲気を持つ男子高校生。 しかし自称、生まれつきの泥棒で、彼にとって他人の家に忍び込み、物を盗むのは朝飯前だった。 そんなカルロスは学校でラモンと知り合い、すぐ喧嘩になるものの、二人はそれをきっかけに強烈に惹かれ合い、友情を育んでいく。 カルロスが盗みをしていることを知ると、ラモンはぜひ自分の父親に合わせたいと言って家に招待する。 ラモンの父親も犯罪歴のある悪党だった。 やがて三人は共謀してガンショップにある拳銃を盗むことを計画する。 それを皮切りにカルロスとラモンとラモンの父親は、グルになって次々と強盗を働くようになる。 あるとき老人の家に侵入したカルロスは盗んだ銃で老人を撃ち殺してしまう。 しかし彼には全く悪びれる様子はなかった。 そして怖い物知らずのカルロスは、次から次へとリスクの高い強盗を大胆にやってのけ、殺人を繰り返すのだった。 「永遠に僕のもの」のキャスト• ロレンソ・フェロ• チノ・ダリン• メルセデス・モラーン• ダニエル・ファネゴ• ルイス・ニェッコ• ピーター・ランサーニ• セシリア・ロス• マレーナ・ヴィラ 「永遠に僕のもの」の感想と評価 ルイス・オルテガ監督による、実在するアルゼンチン人シリアルキラー、カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチの犯罪歴をもとにしたストーリー。 製作には「」、「」、「」などでお馴染みのペドロ・アルモドバルも関わっているスペインとアルゼンチンの合作です。 まるで「ナチュラル・ボーン・キラーズ」をソフトに、そして南米風にした犯罪ドラマで、淡々と美少年カルロスが強盗していく様子を描いていきます。 しかしそこにブラックユーモアがあるわけでもなく、また、強烈なバイオレンスを売りにしているのとも違うのでインパクトは薄めでした。 悪党が命がけで大犯罪をやってのけるハラハラドキドキの興奮もないし、警察に捕まるか捕まらないかのせめぎ合いを楽しむサスペンス様子もないので、どっちつかずになっていて、中途半端に芸術路線にしている感じがすごくもったいないです。 主人公のカルロスは終始平常心で、どんなに危ない橋を渡ろうと、警察に捕まる可能性すら考えていないかのように冷静にそして無表情に仕事をこなします。 学生のときから盗みを繰り返し、盗んだものはまたほかの誰かにあげてしまう、といったように物欲が強いわけでもありません。 かといって強盗することに興奮を覚えている様子でもないし、お金に執着している素振りもないです。 複雑な家庭に育ったわけでもなく、両親は至って真面目。 世の中に対して強い怒りを抱えているわけでもない。 では一体何が彼をあれほど犯罪へと駆り立てるのか。 本来ならそれが見どころとなるべきなのに、結局最後まで分かりませんでした。 どこかただの「病気」で片付けているようなところがあって、どうせ実話をベースにするならもうちょっと深く掘り下げてくれればよかったんですけどね。 カルロスはときおり相棒のラモンに対して同性愛的な素振りを見せたりもします。 もしかするとただラモンと一緒にいたいだけなのかなぁ、と思えたりもしたけど、そのラモンすらもあっさり殺しちゃうし、あれはラモンを独占したかったからなのか、その辺についても疑問が残りました。 もし同性愛なら同性愛でしっかりそこを描いてくれないとね。 やるならやるでちゃんとやろうよ。 顔だけ接近させてキスするかしないか、みたいな演出いらないから。 結局何もかもをあやふやにして暗示するだけに留めているので、カルロスの人物像がほとんど浮かんでこないんですよね。 カルロス役の俳優にはジャニーズ系とでも言いますか、フェミニンな美少年が起用されていて、華奢で、ひ弱そうで、そして女性的な殺人鬼という意味ではかなりユニークなキャラクターに仕上がっています。 ちなみに実際のカルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチはこちらです。 本当に女の子みたいですよね。 この風貌で、若干20歳にして10件以上の殺人事件を起こしてるんだそうです。 いわゆる連続殺人犯の精神異常者的な雰囲気やイメージからはかけ離れている珍しいケースですよね。 これだけの珍しい題材がありながら、暴力描写をソフトにし、実際に起きた事件の内容よりもかなりざっくり描いているのが非常に残念でなりません。 もっと残虐に、そしてグロテスクにしてたら強烈なインパクトが残せてたんですけどね。 実際、カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチと相棒のホルヘ・イバニェス(劇中ではラモン)は、強盗だけでなく、女性を拉致してはホルヘがレイプして、カルロスが殺すといった、この映画で描かれているよりも、もっと残酷なことを繰り返していたみたいです。 そんな凶悪犯をまるで美化するかのように甘っちょろく描いて、実話ベースですって言われてもね。 また、BGMの選曲がセンスが良かったりするから、全体的にスタイリッシュになっちゃってるんですよ、タランティーノの殺人劇みたいに。 それならなにも実話を売りにしなくてもよくない? アカデミー賞のアルゼンチン代表作品に選ばれたみたいだけど、なんか映画祭狙いで作ったみたいで嫌ですね。

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犯罪史に残る美少年殺人鬼、映画化 ─ 『永遠に僕のもの』公開決定、主演はポスト「ティモシー・シャラメ」と呼ばれる新星

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『永遠に僕のもの』は第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」へ正式出品され、第91回アカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表作品にも選出されたが、ラップシンガーとして活躍していたフェロはこれが初主演作。 実は、フェロはインスタグラムのアイコンをポケモンのミュウツーにするほどゲームが大好き。 来日時には自前のマリオTシャツを持参し、根っからのアーティスト気質なのか、インタビューの合間も隙あらば紙にイラストを落書きしていた(これがまた上手い!)。 そんなフェロに話を聞いた。 Googleで検索しました(笑)。 フェロ 人がドラッグにハマるのと一緒で、日常に飽きて刺激を求めていたんだと思います。 きっと群れの中の1頭の家畜でいることに飽き飽きしていたんじゃないかな。 人を殺すというのは、退屈していた彼にとっては「新しいこと」だったのかも。 淡々と、ごく自然に、息をするように殺人を犯すカルリートスは、まるで火星人みたいでした。 それに、この犯罪が起きた70年代は、銀行強盗のような犯罪映画が流行していたから、その影響もあるんじゃないかな。 僕も子どもの頃、ヒーロー映画を見ると階段から飛び降りたりしてたし(笑)。

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“南米のディカプリオ”が美しき連続殺人犯に! P・アルモドバルのプロデュース作で来日決定

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あらすじ 1971年ブエノスアイレス。 カルリートスは思春期を迎え、子供のころから多淫が持っている物を無償に欲しがる性格だった。 彼はある日、自分の天職が窃盗であることに気づいてしまう。 カルリートスは学校で出会ったラモンという青年に魅了され、ラモンの気を引くために次々に犯罪に手を染めていき…… ついには簡単に殺人まで犯してしまった。 死の天使と称された少年による、衝撃の実話__。 『永遠に僕のもの』のモデルとなった人物(殺人鬼) 『スポンサーリンク』 『永遠に僕のもの』は、 1971年のアルゼンチンで12人以上を殺害した連続殺人事件の少年をモデルにして描かれたクライム映画。 今作のモデルとなった連続殺人鬼は「カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチ(Robledo Puch 」。 カルロスはアルゼンチン犯罪史上最凶の犯罪者として知られ、 「黒い天使」や 「死の天使」と称されたシリアルキラーです。 カルロスの幼少時代 カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチは、1952年1月22日に アルゼンチンで生まれました。 1956年、カルロスが4歳のとき、 カルロスは両親とともにブエノスアイレスのボルゲス・ストラに引っ越し、そこで金物店の上に1階のアパートを借り、逮捕までその家で過ごしていたそうです。 カルロスは労働者階級の家族の出身で、幼少時代は恥ずかしがり屋だった様子。 モデルとなった人物が起こした事件の概要 死の天使と称されたカルロスが起こした事件は全部で35件。 概要は、 ・11件の殺人 ・1件の殺人未遂、 ・17件の強盗 ・1件の強姦 ・1件の性的暴行 ・2件の誘拐 ・2件の窃盗 ほぼほぼすべての犯罪をコンプリートしており、何があっても近づきたいとは思えないシリアルキラーです。 その犯罪歴についてわかっている概要だけ下記にて記載していきます。 1971年3月15日「初めての殺人」 ロブレド・プッチ(カルロス)は、 彼の共犯者ホルヘ・アントニオ・イバニェスとディスコ・エナモールで35万ペソを盗みました。 逃走する前、 カルロスはルビーピストルを使い、ディスコの所有者と見張り人を殺害。 1971年5月9日 午前4時。 カルロスとイバニェスはビセンテ・ロペスのメルセデス・ベンツのスペアパーツ店に押し入りました。 部屋の一つで、彼らは生まれたばかりの赤ちゃんとカップルを見つけました。 カルロスはアベックのうちの男性を撃ち殺し、女性も撃ちました。 イバニェスは負傷した女性を強姦しようとしましたが、未遂におわります。 女性はこの試練を乗り越え、後に裁判で証言したそうです。 40万ペソを盗んで逃げる前、 カルロスは新生児が泣いていたベビーベッドを撃りましたが、赤ん坊は無事でした。 1971年5月24日 2人はスーパーマーケットで夜間監視員を殺害。 1971年6月13日 相棒のイバニェスは盗難車の後部座席で16歳の少女を強姦。 その後、カルロスはティーンエイジャーを5回撃って殺害した。 1971年6月24日 カルロスは女性を7回撃って殺害。 その後、イバニェスは殺した女性を強姦しようとしました。 1971年8月5日「相棒イバニェスの死」 イバニェスが交通事故で死亡。 カルロスは当時運転していたものの、無傷で現場から逃走を果たしました。 1971年11月15日 カルロスは新しい共犯者「エクトル・ソモザ」を手を組み、二人でブローニュのスーパーマーケットを襲撃。 襲撃には数日前に武器庫強盗で入手していた32口径のアストラピストルを使用。 1971年11月17日~1971年11月24日 二人は2つの自動車販売店に押し入り、100万ペソ以上を盗み、監視員を殺害。 逮捕に至った事件 1972年2月1日。 カルロスとソモザは金物店に押し入りました。 彼らは警官を殺し、警官から盗んだ鍵で金庫を開けようとしました。 しかし、金庫は開けられず、カルロスは何かに驚いたように混乱。 錯乱して相棒のソモザを撃ち殺しました。 警察の捜査官による遺体の身元確認を防ぐため、カルロスは死亡した共犯者「ソモザ」の顔をトーチを使って焼きました。 同じブロートーチでカルロスは金庫を開け、金を奪い取って逃走。 しかし、 1972年2月4日。 ソモザのズボンのポケットから身分証明書が見つかったため、これをもとにして逮捕。 彼はちょうど20歳になったばかりでした。 『永遠に僕のもの』は現在U-NEXTで配信中です。 U-NEXTでは初回登録につき31日間の無料お試し期間が付与されるため、映画を観た後、期間内に解約してしまえば料金は一切かかりません。 無料で『永遠に僕のもの』を観たい!という方にはかなりおすすめなので、気になる方は利用してみてくださいませ! キャストは誰? 配役についてまとめ 『スポンサーリンク』 以下、主要キャストについて記載します! 主人公:カルリートス(演:ロレンソ・フェロ) ロレンソ・フェロ君 写りにムラがありますね… どれが本来のロレンソ君かわかりません… 俳優としてはそれが素晴らしいのかも… — C氏 degurechefu00 「死の天使」と称された「カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ」がモデルとなるカルリートスを演じるのは今話題の「ロレンソ・フェロ」。 「ロレンソ・フェロ」はレオナルドディカプリオの再来と称されるほど美形で有名。 もとになった事件には、 〇〇事件という総称はありませんが、 事件を起こした犯人は 「死の天使」や「ブラック・エンジェル」と称され、当時の社会に衝撃を与えた人物。 本作の主人公のカルリートスは、 「死の天使」と称された、 アルゼンチンで連続殺人を犯した 「カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ」がモデルになっています。 カルロスはアルゼンチン犯罪史上、最も有名といわれる連続殺人鬼。 殺人のほかにも 強盗、強姦、性的虐待、誘拐などほぼほぼ犯罪をコンプリートするような凶悪犯です。 1972年、20歳の時に逮捕されたカルロスは終身刑を食らって 現在も服役中。 獄中生活が47年になるカルロスは、アルゼンチン犯罪史上最長の獄中生活を過ごしており、終身刑のため現在も負の記録を更新中。 まだ生きているので、 今の彼がどんな顔をしているのかはちょっと気になりますね。 アルゼンチン犯罪史上最凶の犯罪者といわれるカルロスですが、 事件当時の姿はまるで「マリリンモンローのよう」と映画で称されることが頷けるほど美形でした。 永遠に僕のもののモデルとなった殺人鬼、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチのお顔の美しさがすごい — イマジナリー虚無 DoUXAzFUKSWXxL0 「死の天使」といわれる由縁がわかりますね… また、 カルロスを演じたロレンソ・フェロも結構忠実に再現しちゃっているのもこの映画のみどころの一つでしょうか。 永遠に僕のもの めっちゃ観たい。 別に殺人鬼が好きとかじゃないけど、殺人の動機、殺人鬼の内面が気になる。 カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ、演じてる人が本当にまんまなのがわかる。 金髪巻き毛にこの顔立ち、そしてこの表情。 悪いことしたとは思えてなかった、というのが手に取るよう。 — 眠いうさぎ mentaltoufudesu 左が本物で、右が俳優さん。 邦題がどっかできいたことあるようなありふれた感じなのが残念ですが、再現度は高そうです。 まとめ 以上が『永遠に僕のもの』のモデルとなった人物と、彼が起こした事件についてまとめでした。 信じられないような実話がもととなってるので、気になる方はぜひ劇場へ足を運んでみてくださいませ。 監督曰く、性格は監督が描きたい世界があるため変えているのでカルロスの性格がそのまま反映された映画ではないため、フィクション色が強いのではないかと思います。 ではでは、映画を見に行くよー!という方もそうではない方も、良い映画ライフをお過ごしくださいませ。 『スポンサーリンク』.

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