有機 el 液晶 どっち。 出揃った4K有機EL、液晶TV狙い目はどれ? 山之内正×本田雅一対談【'19夏映像機器編】

有機ELテレビは無くなる?|普及前に技術的なゲームチェンジの予兆!

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もはやスマホがなければ生活が成り立たなくなってしまった昨今、各メーカーはしのぎを削ってスマホのさらなる進化に注力しています。 その中でも特に注目すべきなのが、ディスプレイ技術の進化です。 そこで今回は、最新のディスプレイ技術である「有機ELディスプレイ」の特徴と、どのようなメリット・デメリットがあるのかについてまとめていきたいと思います。 1 有機ELディスプレイってどんなもの? スマホはその特性上、ディスプレイ部が本体のほぼすべてを占めていると言えます。 そんなディスプレイ分野で、最近特に注目を集めているのが「有機ELディスプレイ」です。 従来の「液晶ディスプレイ」とは異なる有機ELディスプレイとは、一体どのようなものなのでしょうか? 有機ELディスプレイはその特性と特長から、 「スマホにとって最適な技術」とまで言われています。 しかし、その仕組みについて詳しく語られることはあまりありませんし、広く認知されてもいません。 では、有機ELディスプレイとはどのようなものなのか、どのような技術なのか詳しく見ていきましょう。 1-1 有機ELディスプレイの仕組み 一般的に、現在普及しているスマホのほとんどは液晶ディスプレイを搭載しています。 液晶ディスプレイ 液晶ディスプレイは、細かなドットの集合体の下にバックライトを置いて発光させることで、ドットを光らせる構造になっています。 ここに、さらに色の3原色を組み合わせた「カラーフィルター」を被せることで画面を表示し、色を再現しているのです。 従って、液晶ディスプレイの構造はサンドイッチのように多層になっています。 よって、どれほど高性能であろうと、 多層構造であるがゆえにある程度の厚みが必要となり、どうしても重くなってしまうという特徴があるのです。 有機ELディスプレイ 有機ELディスプレイは非常にシンプルな構造になっています。 ドットの集合体を構成するドットそのものが発光して色を表現するため、液晶ディスプレイのようにバックライトやカラーフィルターを必要としません。 つまり、多層構造にすることなく1枚だけで画面表示を行えるということです。 そのため、 有機ELディスプレイは液晶ディスプレイよりも薄くて軽いという特徴があります。 ブラウン管モニターと同じ技術? 有機ELディスプレイは最新のスマホに搭載されつつある技術なので、新しいものだと思われがちです。 しかし、実際はそんなことはありません。 昔のPCには液晶ディスプレイではなくブラウン管モニターというものが使われていたのですが、このモニターには有機ELディスプレイと同じ技術が採用されていたのです。 ブラウン管モニターと聞くと、ある程度の年齢の方にとっては、古い技術の代名詞かもしれません。 しかし、その 古い技術を最新の技術によって改良・革新させた結果、生まれたものが有機ELディスプレイなのです。 次の章では、 有機ELディスプレイのメリット・デメリットについて解説します。 1-2 有機ELディスプレイのメリット 液晶ディスプレイと比較してシンプルな構造である有機ELディスプレイをスマホのディスプレイに使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか? 携帯性を高める薄さと軽さを実現できる 1層で構成されているシンプルな有機ELディスプレイを採用することで、 スマホ本体をより薄く・軽くすることができます。 持ち運んで使うことが前提のスマホにとって、これは大きなメリットと言えますよね。 長時間のスマホの使用で手が疲れてしまう経験は誰にでもあると思います。 特に、大画面のスマホであれば、なおさらその傾向は強いでしょう。 しかし、有機ELディスプレイを搭載していれば手へのストレスを軽減することができるのです。 消費電力の大幅な削減が可能 有機ELディスプレイは、ドット自体が発光するため、バックライトを必要としません。 また、何がしかの画像や画面を表示するために必要なドット以外は発光しないよう制御することが可能なので、 液晶ディスプレイよりも消費電力が少なくて済みます。 実際、有機ELディスプレイ搭載スマホは、従来の液晶ディスプレイ搭載スマホよりも 約30%ほど消費電力が少ないとされているのです。 消費電力が少なければバッテリーの充電回数も減りますし、それによってバッテリーの寿命が延びることにも繋がります。 また、携帯端末として出先でバッテリーの心配をしなくても良くなるというメリットもありますね。 湾曲させても表示できる自由度の高さ 構造がシンプルな有機ELディスプレイは、なんと 湾曲させても問題なく表示できるというすごい特性があります。 これにより、左右の端を湾曲させてベゼル部分を無くすことが可能となりました。 有機ELディスプレイ搭載スマホとして有名なサムソンのedgeシリーズは、ベゼルレスな上に、湾曲部分にメイン画面とは違う情報を表示するシステムを採用しています。 これは、有機ELディスプレイの特性を最大限に活用していると言えるでしょう。 このように、有機ELディスプレイを採用することで、 従来のスマホでは不可能だったデザインが可能となったのです。 高画質な動画の再生 必要な部分だけを発光させて画像や動画データを表示する有機ELディスプレイは、 従来の液晶ディスプレイが再現に苦労していた「黒」を、より自然で深みのある色として表現することができます。 そのため、全体的にメリハリのある、高品質で高精細な画面を実現できるようになりました。 有機ELディスプレイは、高画質な動画の再生に非常に強いディスプレイなので、 4K動画やその次に導入されると言われている8K動画の再生に最適と言えるでしょう。 また、有機ELディスプレイは高品質な表示が可能な上に応答性も高いため、 スポーツなど動きの激しい動画の再生にも向いています。 スマホで様々な映像コンテンツを楽しみたいのであれば、やはり有機ELディスプレイが最適でしょう。 スマホの進化に付随して広がっていく、エンターテイメントの技術革新に対応し得る潜在的な能力を、有機ELディスプレイが持っていることは確かです。 ブルーライトが少なく目に優しい ドット単位で制御する有機ELディスプレイは、明るさの調節も細かに行えるため、目への影響が問題視されている ブルーライトに悩まされることも少なくて済みます。 動画を長時間にわたって視聴しても目が疲れにくいので、スマホで動画やゲームをメインに楽しんでいる方にとっては、相性の良いディスプレイと言えるでしょう。 スマホ本体をより薄く・軽くすることができる• 消費電力の大幅な削減が可能• 湾曲させても表示できる• 高画質な動画の再生が可能• ブルーライトが少なく目に優しい 1-3 有機ELディスプレイのデメリット ここまでは、有機ELディスプレイのメリットについて紹介してきましたが、当然ながらデメリットも存在します。 画面に焼き付きを起こす可能性がある 有機ELディスプレイの大きなデメリットのひとつに、 画面の焼き付きがあります。 これは、技術的な進化の当初から懸念されていた問題です。 【画面の焼き付き】 「画面の焼き付き」とは、画面を切り替えた時に、前に表示していた画面が残ってしまう現象のことです。 同じ画面を長時間表示していると、ドットを構成している素子に、表示するための色が定着してしまうことがあります。 昔のブラウン管モニターではよく見られる現象でした。 技術の根幹がブラウン管モニターと同じである有機ELディスプレイには、この焼き付きの問題が常につきまとっています。 しかし、 現在はかなり改善されており、12時間以上同じ画面を表示し続けない限りは、焼き付きの問題はないとされています。 とはいえ、焼き付きを起こすディスプレイであることは事実です。 この12時間というのも目安でしかありませんから、やはり現在でも大きなデメリットであることは間違いないでしょう。 ドット欠けが発生する可能性がある これは、液晶ディスプレイが普及したときにも騒がれた問題です。 有機ELディスプレイも、液晶ディスプレイと同じくドットで構成されたディスプレイです。 そのため、どうしてもドット欠けが発生してしまいます。 新品のスマホを買ったときに、まず最初にドット欠けをチェックしているという方もいるのではないでしょうか。 しかし、有機ELディスプレイの場合は、購入時にチェックするだけでは不十分と言えます。 なぜなら、 使用を続けていくことでドット欠けを起こす可能性があるからです。 ドットの1つ1つを制御する有機ELディスプレイでは、1つのドットにかかる負担が大きくなってしまう傾向があります。 よって、液晶ディスプレイではまず起こりえない、使用していく中でのドット欠けが起きてしまうのです。 もっとも、これも焼き付きと同様、 技術の進歩でかなり改善されているので、初期のドット欠け以外は起こる可能性は低いと言われています。 とはいえ、やはりれっきとしたデメリットであることは違いありません。 採算性が低く端末本体の価格が高くなってしまう 有機ELディスプレイは革新的な技術ゆえに、生産できるメーカーや生産量そのものがかなり限定されています。 そのため、 スマホに搭載するためには、非常にコストがかかってしまうのです。 その分の価格はスマホ本体の値段に上乗せされてしまいますから、どうしても本体価格が高くなってしまいます。 これは今後の技術の進歩で解決されていく問題だとは思いますが、現状では1つの大きなデメリットと言えるでしょう。 2 最新スマホで有機ELディスプレイを採用している機種は? 有機ELディスプレイを採用しているスマホの中でも、特に人気のものを紹介します。 2-1 iPhone X 画像引用元: iPhone Xはシリーズ10周年記念モデルとして大幅な進化を遂げ、iPhoneシリーズとして初の有機ELディスプレイを搭載しました。 8型とは思えないほど画面が広いのに、コンパクトに手のひらに収まるという、まさに有機ELディスプレイのメリットを最大限に活かしたスマホです。 iPhoneのシンボルであったホームボタンを排除し、今やAppleのフラッグシップモデルとして最先端を行くスマホと言えるでしょう。 ハイエンドスマホとしてトレンドであるデュアルレンズカメラやを採用するなど、有機ELディスプレイ以外にも様々な最先端の技術を詰め込んでいます。 2-2 Galaxy Note8 画像引用元: サムスンは、早い時期から有機ELディスプレイの大きなメリットに着目し、開発を続けてきました。 そのフラッグシップモデルがGalaxy Note8です。 Galaxy Note8は、ビジネスユースでの利点を主眼に置いています。 本体附属の「Sペン」を使ってディスプレイに直接文字を書ける「画面オフメモ機能」をはじめ、クレードルにセットすることでPCのように操作することができる「DeX Station」など、多彩な機能を搭載。 もちろん、本体自体もハイエンドスマホらしいスペックレベルで、 有機ELディスプレイによる高品質の動画を特大画面で満喫できます。 3 有機ELディスプレイを使っていないスマホも多い 素晴らしい特性をいくつも備えている有機ELディスプレイは、デメリットよりもメリットの方が遥かに多い技術です。 しかし、数あるスマホメーカーでも、フラッグシップモデルに有機ELディスプレイを搭載していないメーカーも少なくありません。 これほど優秀な有機ELディスプレイを搭載しないのには、スマホメーカー間の熾烈な競争原理が働いているためと言われています。 3-1 中国のスマホメーカーは有機ELディスプレイをあえて避けている? 世界のスマホとして常に最先端を行くAppleが、iPhone Xに有機ELディスプレイを搭載したことで、「世界的な最新スマホの開発には有機ELディスプレイが普及していくことになるだろう」と言われています。 これに反して、現在スマホ開発で世界に名前が知れ渡っている 中国のスマホメーカーは、あえて有機ELディスプレイを搭載せず、他方式のディスプレイを採用する路線を進んでいるようです。 スマホ市場で大きな力を持つAppleが、今後続々と有機ELディスプレイを採用したモデルを発表していけば、ある種の独占状態になると考えられます。 この風潮に対抗しようとしているのが、Huawei(ファーウェイ)やOPPO(オッポ)、Xiaomi(シャオミ)といった中国大手スマホメーカーです。 彼らは、 「Mini LEDバックライトパネル」という新たなディスプレイ技術をもって、有機ELディスプレイに真っ向から対抗していく姿勢を見せています。 Mini LEDバックライトパネルとは Mini LEDバックライトパネルは、ディスプレイの品質向上はもちろん、従来の液晶ディスプレイよりも消費電力を抑え、屋外の日光下での可読性・視認性を高める最新の技術です。 有機ELディスプレイと同様に、柔軟な曲面スクリーンも実現できます。 まだまだ開発中の技術ですが、 特性上は有機ELディスプレイに勝るとも劣らないものとなりそうです。 次の章では、 最新スマホで有機ELディスプレイを搭載していない機種を紹介します。 4 最新スマホで有機ELディスプレイを搭載していない機種 それでは、有機ELディスプレイを搭載していないハイエンドスマホを紹介していきましょう。 4-1 HUAWEI P20 画像引用元: HUAWEIのフラッグシップモデルで、AIプロセッサーを内蔵する「HUAWEI Kirin 970」を搭載しています。 多層ガラスコーティングや、滑らかな曲線ボディでスタイリッシュな外観が特徴です。 最小化ノッチを採用した狭額縁デザインの大画面フルHD液晶ディスプレイを備えています。 カメラが多機能な上にスペックも高いのですが、有機ELディスプレイを採用しないことで低価格を実現。 コストパフォーマンスに優れています。 4-2 ZenFone 5 画像引用元: 一般的な5. 5型スマホと同等のコンパクトさながら、6. 2型というワイドな画面を満喫できるASUSの最新モデルです。 特殊なガラスを使った頑丈なアルミボディに、ASUSを象徴する原点回帰な同心円デザインを採用しています。 指紋認証に加えて顔認証にも対応しており、バッテリー管理や充電管理にAIを活用するなど、革新的な機能はすべて盛り込まれながらもコストパフォーマンスに優れているのが特長。 格安スマホとしてSIMフリースマホを探しているなら、一番におすすめしたいスマホです。 5 今後のさらなる進化に期待できる有機ELディスプレイ 旧来のブラウン管モニタに端を発する技術「有機ELディスプレイ」は、まさしく「温故知新」な最新のディスプレイ方式です。 それだけにまだまだ進化の余地があり、デメリットの改善や対スマホへの最適化など、今後の進化が十分に期待できる技術と言えるでしょう。 ただし、その他のディスプレイ方式の開発も進んでいますから、有機ELディスプレイだけが最新鋭の技術だと思っていると、スマホのトレンドに取り残されてしまうかもしれません。 毎日使うスマホの技術ですから、今後の進歩にもしっかりとアンテナを張っていきたいものですね。

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どっちがいいんだろう?有機ELテレビと液晶テレビは何が違う?

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有機ELテレビと液晶テレビの違いは色々ありますが、一番わかりやすく見ていくならばやはり、画質の違いに着目するのが一番。 液晶テレビも有機ELテレビも、別段画質の「良さ」自体には違いそんなにありません。 というのもそもそも画質の良さというのは、そのテレビ自体に固有しているものです。 たとえば液晶テレビでも画質が良くないものはありますし、有機ELテレビでもそういうものはあるのです。 しかもその良さに関しては感じ方に個人差もあります。 最近のテレビではそこまで誰が見ても画質が悪いというようなものはありませんからなおさらです。 では有機ELテレビと液晶テレビでは画質はどう違うのか? それは、コントラストが違うのです。 液晶テレビは、有機ELテレビと比べるとコントラストが薄めになります。 でもそもそも、コントラストが薄いとどうなるのかが分からないという方もいるでしょう。 実際、コントラストは濃い方が見やすいのでしょうか? それとも薄い方が見やすいでしょうか? それにもやはり個人差はあります。 そんな中で一つ言えるのは、コントラストの濃い方が迫力がある雰囲気になり、コントラストが薄い方がレトロな雰囲気になるという事です。 迫力のある強い画のテレビを見るのが好きなのであれば、有機ELテレビの方がより合っています。 逆にあまりそういうものは見ないで、昔懐かしい感じの穏やかな物が見たいのであれば、液晶テレビも十分ということになります。 ただコントラストが薄いと、暗い画面がやや見づらくなります。 どうしても全体がぼやけてしまうのです。 なので映画やドラマなどをよく見るのであれば、有機ELの方がおすすめです。 薄いというのはやはりメリットではあります。 でも、ただ薄ければいいというものでもありません。 なぜなら、基本的には液晶テレビにしても有機ELテレビにしても、テレビボードを設置しておくことが多いでしょうから。 テレビボードは、其れ自体にまずかなり奥行があります。 だから、たとえテレビの厚みをかなり削減できたとしても、それはあまり意味が無くなってしまうのです。 もちろん全く意味がないということはありません。 薄ければその後ろにたとえばフェイクグリーンなどを置くことが出来るようになりますから。 でも、そうして何かを置いたりしてしまうと、省スペース感はなくなります。 だからといって何も置かなくてもテレビボードのせいで省スペース感はなくなる。 結果どっちにしてもあまりそのテレビの薄さは活かせない事が多いのです。 もちろんそれを活かすことが出来るのであれば、薄いのは魅力的ですが、それを活かせるかどうかは、テレビを買い替える際にはきちんと考えないとなりません。 ただ、有機ELテレビの価格帯も、これから一気に下げていく可能性はあります。 液晶テレビだって、一昔前には何十万もするようなものがありました。 もちろん今でも多少はあるでしょうが、最近では4Kの大型テレビですら、数万円で買える時代です。 だからそういうやたらと高額な液晶テレビはドンドン淘汰されていくでしょう。 そして今ある液晶テレビたちも、どんどん価格を下げていく可能性が高いです。 そうなった時に起こるのは、有機ELテレビの低価格化です。 液晶テレビとの価格差があまり開きすぎてしまえば、当然それに追随しないと売れなくなっていってしまいます。 だから、多量なりとも値段を下げていくのです。 一つの有機ELテレビが値段を下げていけば、それに伴って他の有機ELテレビも値段を下げていく。 そうしていつしか多少なりとも手を出しやすい値段になることはあります。 なので、しばらくテレビを買い替えるのを待ってみるというのも一つの手です。

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有機ELテレビの欠点は?メリットとデメリット液晶テレビと違いと寿命

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名古屋エリアでiPhone・スマホの町の修理屋さんを紹介しているサイト 「名古屋版iPhone・スマ... 2020. 2020年6月23日 iPhone8を使っていて、突然「充電できない!」という事態におちいったことはありませんか。 スマホが …• 2020年6月23日 iPhoneを使っていると、本体が熱くなることがよくあるでしょう。 少し熱いくらいであれば、時間が経て …• 2020年6月22日 パスコードを何度か間違えると、iPhoneは一定時間使えなくなります。 うっかり間違えてパスコードを入 …• 2020年6月3日 iPhoneの画面がちらつくときは、まず原因を突き止めることが大切です。 原因がわからない状態で対処し …• 2020年6月3日 ジャンク品のiPhoneには、どのような使い道があるのでしょうか。 ひとつは買取です。 様々な機能が追加される中、近年注目をされているのが 液晶パネルの違いです。 iPhoneXなどの全画面液晶が増えてきましたが、同時にカメラやグラフィックの性能も上がってきたため 画面に求められるニーズも増えてきたのだと思われます。 今現状発売されている端末の液晶の種類は大きく二つございます。 それが 「有機ELディスプレイ」と 「iPS液晶」の二種類です。 それぞれの違いは様々なものがございます。 今回は有機ELと普通のiPS液晶を比較させていただきますが、 その前に簡単にそれぞれの原理を簡単に理解しておきましょう!! 一般的な液晶ディスプレイ iPS の構造について 一般的な液晶ディスプレイは、簡単に言えば2枚の透明電極付きガラス基板で液晶層を挟んだ構造となっています。 サンドイッチで例えるとパンの部分が電極付きのガラス基板、中の具が液晶層となります笑 ちょっと難しい話になると、このパンの部分に電圧が無いときは、中の具が整列してますが、パンに電圧がかかると一斉に具たちが向きを変えます。 かみ砕いていえば、パン側の電圧を調整して具の向きをコントロールすることによって画像を表示する方式が一般液晶ディスプレイの構造となります。 これに加味して色を変えるフィルター ハムとかチーズ もございますし、これを可視化するためにサンドイッチの裏からバックライトで照らす必要もございます。 ちなみに、今ご説明させていただいたのがiPS液晶の方式ですが、この他にもTN液晶やVA液晶という種のものもございます。 ただ、これらの液晶は先ほどのサンドイッチの説明だと具が乱れやすいため、タッチや液晶に負荷がかかるとすぐに画像が崩れてしまいます。 それゆえに近年のスマートフォン等の端末には採用されていない経緯がございます。 ただ、iPSの液晶に比べてコントラスト比が良いというメリットもあるため、パソコンのディスプレイなどではまだ使われていたりします。 基本的に一般的なディスプレイはiPS、TN、VAと3つあると考えていただければと思います。 有機ELの構造 さて、お次は有機ELの仕組みを説明します。 有機ELと液晶の比較をする上でこちらの構造も覚えておいていただけると分かりやすいかと思われます。 まず、有機ELのELとは「Electro Luminescense」の略で、有機物に電圧をかけることで発光する現象のことです。 この現象を利用したディスプレイパネルのことを有機ELディスプレイ有機物を利用した LEDディスプレイOrganic Light Emitting Diode Display、略してOLEDなどと呼ばれています。 これも深く話していくと長くなってしまいますので、またサンドイッチで例えますと笑、 先ほどのiPS液晶と違って、有機ELは具自体が発光して尚且つ色も変わり、画像も表示できるという頑張り屋さんです。 それをコントロールするのはあくまで挟んだパンの部分ですが、具が万能なのでシンプルな構造にまとめることができます。 まとめると、電圧をかけて発光する素子 具 に、 パンが 適当な電圧をかけることでRGBそれぞれの色の強さが変わり、ディスプレイになります。 有機ELとiPS液晶の比較 ここからは本題の有機ELディスプレイとiPS液晶パネルの比較をしていきます。 ・暗部の表現力が違う 簡単に黒の表現が違うところです。 仕組み上、iPSの液晶ですとバックライトはつきっぱなしで、それを液晶 具 で消す方式です。 バックライトが付きっぱなしなので、黒の部分も完全には消しきれずに少し光が漏れてしまいます。 iPhone8以前を使用されている方だとお分かりだと思いますが、暗い部屋で真っ暗な画面を見ていると、 完全に消えているわけではなく灰色っぽくなってませんか? 一般的な液晶になると黒の部分がこうなってしまいます。 ですので、黒が完全に再現されていない為、コントラスト比が落ちてしまうといった状態になります。 ですが、有機ELの場合先ほどのご説明の通り、具自体が発光するためバックライトが必要なく、 黒の部分は全く点灯していない為、黒は黒、いってしまえば「闇」になります。 その為表現力は一般的なiPS液晶に比べて良くなります。 ・発色の再限度の違い 次に、比べると発色の違いが明らかになります。 有機ELは発光素子 具 の光をほとんどそのまま届けているため、そのままのきれいな色が出ます。 先ほどの黒の表現力を交わって画像描写能力は高くなりますね! iPS液晶に関しては、カラーフィルター ハム や偏光板 チーズ など、様々なフィルターを通さないといけない為、 そのままで色や明るさを表現できる有機ELと比べると発色がほんの少しだけ劣ります。 とはいえ、iPS液晶は先ほどお話しした他の液晶の中でも色の再現性も多く、色が美しくないわけではありません。 あくまで有機ELと比較してしまうと少し劣ってしまうものがあるだけであり、有機ELよりも美しいIPS液晶があることもあります。 ・消費電力の差 よく有機ELはバッテリーの減りが早いと言われておりますが、これにはもちろん理由があります。 iPS液晶の最も大きなバッテリー消費源はバックライトの光になります。 スマホの輝度調整でこのバックライトの光の強さを調整することができ、それに応じてバッテリー消費量も変わってきます。 有機ELの場合は、黒は全くバッテリー消費をせず、白はとてもバッテリーを消費してしまうという両極端なものになります。 輝度をいじったり、白基調の壁紙等にしてしまうと黒以外のところのぶんだけバッテリー消費が多くなります。 そのため、黒い壁紙を使えばバッテリー消費が抑えられます。 その為最近ではダークモードを呼ばれる有機ELディスプレイ向けのサービスがあったりします。 これは上記の説明を見てもらえばわかるように、黒を基調とすることによってバッテリーの消費を抑えるのが狙いです。 ただ、これら2つのバッテリー消費量を比較しても、そこまでバッテリー消費量が違うわけではありません。 そのため、一般的に使用されるような状況では大きな差はないと思われます。 しかし、ダークモードの導入することで有機ELの方はバッテリー消費が大きく抑えられるようになる為、差が出てくるかもしれません。 ・寿命の違い 寿命の違いという部分でのお話ですが、これはiPS液晶に軍配が上がります。 有機ELは、有機物 具 に(パンが)エネルギーをかけて発光しているため、 同じ電圧を長時間かけ続けたり、長期間使い続けてしまうと色がうまく出なくなってしまったり、発光制御できなくなってしまいます。 そのため、焼き付きという特徴的な劣化があります。 ずっと表示されている文字とかがそのまま焼き付いて消えなくなってしまう現象です。 家電量販店等で長時間同じ画面のまま展示されている端末に稀にみられるものですね。 一方でiPS液晶ですが発光はバックライトであるため、焼付きなどに強く、寿命も長いです。 有機ELも同じ画面を表示し続けないようにすれば、劣化も少なく2年は美しいまま使えると思います。 ただこれも時間の問題で、今後の技術革新によって解決されていくはずです。 ・価格の差 これは仕方のないことですが、長年研究開発されノウハウも多いiPS液晶に比べて、 新しい技術の有機ELディスプレイは製造コストが高くなってしまいます。 製造難易度の違いという点もございますが、これに加えて近年の端末ですとベゼルレスやノッチ加工、穴あき式のような 形式のディスプレイですと加工製造しないといけない為、その分でも値段は上がってしまいます。 こういった事情もある為、有機ELディスプレイ搭載モデルは基本的には高価なハイエンドモデルという位置づけになります。 当店での修理の際も、やはりiPhone8 iPS液晶 に比べてiPhoneX 有機EL のほうが値段は高くなってしまいます。 最後にまとめると、iPS液晶に比べて有機ELディスプレイのほうが黒の表現が良く発色もいい上に、 シチュエーションによってバッテリー消費も抑えられるが、そのかわり寿命が短く高価である、ということになります。 有機ELの欠点である寿命の短さや製造コストの高さに関しては今後の技術革新によって解決されていくだろうと思われますので、 それらがiPS液晶を超えた時、より美しい有機ELのほうが主流になっていくと思われます。

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