牧野 正幸。 第24回 株式会社ワークスアプリケーションズ 牧野正幸

「クラウド市場」の今と「SaaSビジネス」の展望~寺田親弘×西澤亮一×間下直晃×牧野正幸

牧野 正幸

大手建設会社、ITコンサルタントを経て、国産No. 1のERPパッケージベンダーとなる同社を、現COO阿部孝司、現CTO石川芳郎とともに1996年に設立。 創業5年でJASDAQ上場。 イノベーションの源泉として優秀な人材の採用に注力し、「後輩にオススメしたいインターンシップランキング」4年連続1位 ジョブウェブ調べ の問題解決能力発掘インターンシップなど、独自の採用プログラムを実施。 2010年「働きがいのある会社」調査では第1位に選出され、3年連続ベスト25にランクイン。 学生からも「理想の経営者No. 1」に選ばれるなど幅広い支持を集めている。 1963年、神戸市生まれ 本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです 批判的な意見が多かったので少しだけ 働きがいを求めるな、という印象的なタイトルに魅了され購入した人は期待外れと思うかもしれません。 実際やりがいを求めてはならない理由が直接書かれているページは数ページで、じゃあどうするのかといった解決策が直接書かれているわけではないです。 ですがクリエイティブな人はどうあるべきかといった内容に始まり様々な事柄が書かれていてじゅくどくの価値は有ります。 しかも、理想論ではなく著者自身がクリエイティブな人である為、説得力があります。 話も読みやすく他の人も指摘している通り、文末が ですな となっていたりしますが、講演会でもそのような口調だったので僕は違和感がありませんでした。 本当にお勧めできる本なのですが、牧野氏のブログの内容と重複しているので購入をためらっている人はそちらを参考にしてもいいかもしれません。 本書は、ベンチャー企業の社長さんが書いた、一つの働き方の指南書と言うべき本です。 タイトルの意味は、企業に働きがいを求めるな、というべき内容になっています。 要は、現状に不満を持って、外的因子に言い訳を求めたら成長は無い、 働きがい、個人の成長は、自分自身で求めなさい、というのが本書の主旨であると思います。 文体は好みが分かれると思いますが、文章自体は読み易く、スラスラ読める感じです。 少し残念なのは、創造的な仕事をするにはポジティブシンカーで無ければならない、 という趣旨のことが書いてあるのですが、文体そのものがネガティブな印象を受け、 結果として、自己肯定、他者批判の文章というように読みとれ、著者が嫌うマスメディアの 論調と同類の嫌な感じを受けてしまうところです。 ただ、日本を代表するベンチャー企業のトップの一人が、普段何を考えているのか、 ということを知るには良い本だと思うし、批判を甘んじて受けようと思って読めば、 得るものも多い本だと思います。 期待していた割には、いまいちな内容。 「働きがい」という言葉に対する考えや、じゃあ何を求めて働くのか といった点の著者の考えが順序立てられて述べられていることを期待していたが、 中身は日経アソシエの連載から持ってきたようで、 タイトルは刺激的だが著者のその場その場の場当たり的な回答となっている。 (連載記事をカテゴライズしただけで話の繋がりが薄いせいか?) 量ばかり多く、本全体としての方向性がイマイチみえない。 著者はこの本で読者に対し何を伝えようとしているのか? 読者はこの本を読むことで何を得ようとするのか? 読んでも時間と金の無駄になる人が大半ではないだろうか。 暇つぶしには良いかもしれないが・・・ 語調、主張、印象。 全てが強く向かってくる。 また社会人を経験したことがない学生としては 非常に未来が楽しみになる一冊であった。 やれ不景気だ日本は駄目だと叫ばれる中でも 他責にせず自分自身で切り開く力を身につければいい。 常に周りに批判的な視点を持つことによって 自分に限りなくポジティブな状況を作り出す。 自らの信念を自信を持って語る姿勢は 成功者という威厳を放っており、 どーせ社会人になったらストレス社会に苦しむんやろな なんて感じている方には是非手に取っていただきたい一冊。 一つ一つを論理的に詰めたタイプのものではないので 格言集と割り切って読むと、一つ一つに刺激を受け楽しめるのではなかろうか。 期待を持って読んでみたのですが、そもそも本として成り立っていないように思えます。 常体・敬体が統一できてないし、文末が「・・・ですな。 」なんてのもあり、読んでいて少し恥ずかしいです スタパ斉藤か?。 肝心の内容についても一貫性がありません。 雑誌連載を単行本化したせいなのかもしれませんが、前書きから論理的におかしいです。 「働きがいのある会社はいい会社ではない」、「働きがいのある会社を探している人は大人でない」の主張をされているのですが、 そこにいたる論理が意味不明。 本文でそこら辺りの論拠が肉付けしてあるのかと思いきや、かなりベクトルがぶれています。 正直、筆者の本質的な主張が汲み取れませんでした。 結論としては、ただの粋がっているオジサンのボヤキレベルです。 もちろん、言っていることは分からなくもないのですが・・・。

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【学歴・出身大学まとめ】ワークスアプリケーションズ社長・牧野正幸

牧野 正幸

--創業理念や企業理念をどれだけ伝道できるかによって、企業の行く末は分かれると思います。 御社にも「他責NG」などの理念がありますが、どのように伝道の努力をされていますか。 「他責NG」は当社の最大の文化ですね。 絶対に他のヒト・モノ・コトの責任にはせず、問題があったら自分で解決するのが仕事であるという考え方です。 そもそもベンチャー企業は、資源もなく無理難題ばかりの厳しい状況を突破することが原点なので、この姿勢は重要です。 基本的に、リクルーティンググループ以外の人間には理念の話しかしません。 個々人レベルの問題でも物理的なジャッジではなく理念的に合っているかどうかを話します。 組織全体が歪んでいると感じた場合は個別にマネジャーにフィードバックしますし、月に一度行われる「クロス」という全員参加の集会でも基本的には理念について話をします。 最近では、「今後経営を支えていく気持ちがないゼネラルマネジャーは、後進に道を譲ってほしい」と呼びかけました。 今、ゼネラルマネジャークラスの優秀な人間が、業績の維持やオペレーションに必死になってイノベーションを起こせなくなっているんです。 今の状況は当社の理念からすると正しくないのだということを若い層に伝えたかったんですよね。 --組織全体の歪みは、どこで察知しますか。 週報です。 社員全員の意見が週報として送られてくるのですが、みんな好き勝手なことを言ってきます。 たとえば、「経営者の能力を疑います」とか(笑)。 内容がとがったものだけ読みますが、1人の人間が書いている内容はまったく気にしていません。 ただし、全体的にある傾向が大きくなったらその意見は事実となります。 経営の方向が間違っているということなので、そのときは正しい方向に舵を切るようにしています。

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「働きがい」なんて求めるな。

牧野 正幸

牧野CEOとの一問一答に入る前に、訴訟の概略とFACTA記事のあらましを説明しよう。 まずITインフラ領域を得意とするシステムインテグレーターである兼松エレクトロニクス(KEL)が、「訴訟の提起に関するお知らせ」と題するプレスリリースを2017年5月に公表した()。 KELがワークスAPのCOMPANY(販売、調達、財務、Webコラボレーションなど)を使って基幹システム刷新に着手したのは2014年のこと。 だが予定していた2016年4月には稼働せず、同リリースによると「当初ワークスAPが提案した予定工数をはるかに上回る社内外の人員を投入し、(稼働開始予定を)1年延期し、さらに(KELは)当初合意していた仕様の一部を先送りするなどの柔軟な対応を行ったにもかかわらず、ワークスAPは新たに合意した期限までに本プロジェクトを完遂することができず、現在でも債務不履行の状態にある」という。 加えて「(ワークスAPの)製品は、それ自体が完成した製品とは言い難く、プロジェクトの各フェーズにおいて不具合及びワークスアプリケーションズの作業誤りに伴う手戻りが発生」「基幹システムの稼働に求められる最低限の機能実装も完了できなかった」「債務の本旨に従った履行を求めたが、一切誠意ある対応がない」(いずれも同リリース)と説明。 ワークスAPに支払った代金に開発遅れによる損害を合わせて約14億3080万円を請求する訴訟を、2017年6月26日付で東京地方裁判所に提起した。 これに対してワークスAPは8月10日、「兼松エレクトロニクス社の主張に対する当社認識について」と題したリリースを公開している()。 しかしここでは「(上記のKELのリリースや)訴状におけるKEL社の主張については、当社としても承服できないものであるため、今後裁判手続きの中で適切に対応する所存」と反論するのみ。 KELの指摘に正対した説明はほとんどない。 情報誌が「資金難のソフト会社」と指摘 とはいえ、システム開発を巡る訴訟はスルガ銀行と日本IBMの係争や、9月に判決が出たばかりの旭川医大病院とNTT東日本の電子カルテシステム納入を巡る訴訟()などさして珍しくはない。 ワークスAPにとってより厳しいのは、FACTA2017年10月号に掲載された記事だろう()。 同記事はKELによる訴訟にも言及しつつ、ワークスAPの財務状況に焦点を当てたもの。 「(好調に見えるが)実は借入金が膨らみ、資金繰りが胸突き八丁の局面を迎えている」という取引行関係者のコメントを掲載し、6月より借入金の返済をストップしていると書く。 加えて「16年6月期決算では24億円の最終赤字。 有利子負債は239億円と1年で倍増した」「一部の取引銀行は(返済の)リスケジュールに及び腰」「(大株主である)ファンドは(取引銀行から連帯保証を求められているが)むしろ株を売りたがっている」といった指摘とともに、「資金難のソフト会社」「1年先さえ視界不良」といった言葉もある。 事実だとすれば、「累計で1300社を超える」(ワークスAP)のユーザー企業にとって、見過ごせない問題である。 写真1:ワークスアプリケーションズ代表取締役最高経営責任者の牧野正幸氏 実際はどうなのか。 牧野CEOへの一問一答を掲載する。 長文なので結論を先に記しておくと、訴訟に関する牧野氏の説明には納得感があった。 どちらが正しいのかは結局のところ裁判を通じて明らかになるだろう。 一方の「ワークスAPが視界不良」とする記事への説明も、筆者は納得できた。 財務状況に関する数字や一部金融機関のコメントを拾ってつなぎ合わせると記事の論理は構成できるにせよ、ワークスAPは必要な資本調達を実施しており、「視界不良」には当たらないというものだ。 落ち度がないのなら明解に反論するべきではなかったでしょうか? またKELが訴訟すると発表したのが5月、実際に裁判を提起したのが6月末。 5月からカウントすると3カ月も経過しているわけで、時間がかかりすぎたと思います。 数社の顧客からも同じことを言われました。 「もっと明確に早く出すべきだった」と。 危機管理をお願いしている弁護士からも、反論を早く出すべきだったと叱られもしました。 でも5月に訴訟するという発表があった後、訴状が届かず、対応しようがないので沈黙していました。 まだ契約が成り立っていることもあって、あまり反論するのもどうかなどと考えて、このような形と時期になってしまいました。 顧客であるKELはシステムインテグレーター(SIer)でありITのプロでもあるので、5月の時点ではなんで訴訟になるのかという思いもありました。 少なからずいらっしゃるSIの顧客からは「問題なく使えているし、KELも同じはず」という声もあります。 いずれにせよ、今後、裁判の中ではっきりさせていきたいと思います。 KELの主張は 1 ワークスAPが提案した予定工数を遙かに上回る社内外の人員を投入した、 2 にもかかわらず稼働を延期することになった、その大きな理由として 3 製品は完成したものとは言いがたく、不具合や手戻りが発生した、といったものです。 それぞれについて、どういった見解ですか。 裁判中なので細かくは言えないこともありますが、まず我々は工数について見積もりを提示し、KELに実施してほしいことの要望も出していました。 基幹業務に関わる常識的な話であり、それとKELの社内工数が大きく変わることはないはずです。 KELはプロでもありますしね。 あまり言えませんが、そこを指摘するのはおかしいと考えています。

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