再生 可能 エネルギー。 再生可能エネルギーとは何ですか?

環境省_再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ データ公開の目的と概要

再生 可能 エネルギー

TOPICS• それは、私たちが思い描いてきた未来であり、日本人が挑戦し続けてきたテーマです。 日本はかつて再エネ大国でした。 1950年代、日本のエネルギー自給率は58%(現在はわずか8%)で、その大きな部分を水力が占めていました(日本における水力発電の位置づけについてはでご紹介しています)。 今回は、近年話題の中心になっている太陽光発電などを中心に、日本における再エネの歴史とこれからについて見てみましょう(なお、風力発電については後日、別の記事で特集する予定です)。 1.日本における再エネの黎明期 オイルショックから生まれた「サンシャイン計画」 日本における本格的な再エネの取り組みが始まったのは、1974年。 きっかけとなったのは、改組しながら2000年まで国家プロジェクトとして進められることとなる「サンシャイン(SS)計画」でした。 この一大プロジェクトが進められた背景には、前年の1973年に起きた、第一次オイルショックがありました。 エネルギーを中東の石油に依存していた日本では大きな混乱が起き、安定的なエネルギーが求められるようになったのです(参照)。 そこで、石油だけに頼らないエネルギーの長期的な安定供給の確保を目指す「サンシャイン計画」が、当時の通商産業省(現・経済産業省)主導のもと、産官学の力を結集して進められました。 枯渇しないクリーンなエネルギーの活用技術を開発するという目標を掲げたもので、主な対象となったのは、太陽光発電、地熱発電、水素エネルギー、石炭の液化・ガス化です。 また、風力発電やバイオマスエネルギーの研究なども、「総合研究」として進められました。 1980年には、サンシャイン計画の推進機関となる「新エネルギー総合開発機構」、現在の「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が設立されます。 さらに同年10月には、「石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律」、いわゆる「代エネ法」が施行され、再エネ研究の基盤がつくられました。 日本における太陽光発電の技術開発のはじまり 太陽光発電において昔も今も重要となる課題は、低コスト化と高性能化です。 サンシャイン計画が始まった1970年代の太陽電池製造コストは、1Wあたり数万円という高いものでした。 そこでサンシャイン計画では、100分の1以下の価格、1Wあたり100円まで低下させることを目標に据えました。 この計画を契機に、日本国内で、太陽光発電の技術開発がスタートします。 当時の主要な素材であった結晶シリコンはもちろん、大幅なコストダウンが可能となるアモルファスシリコン太陽電池など、さまざまな種類の太陽電池に関する原材料や構造、量産技術などの研究が進められました。 利用促進のための施策も実施されました。 1980年創設の「ソーラーシステム普及促進融資制度」はそのひとつで、個人が住宅にソーラーシステムを設置する際、設置資金の融資が低利で受けられる支援制度です。 この制度は1996年度まで続き、融資件数は累計で27万4000件になるなど、太陽光発電の一般家庭への普及を促しました。 地熱発電・風力発電などの技術開発のはじまり サンシャイン計画のもと、ほかの再エネについても研究が進められました。 地熱発電については、1980年から全国の72地域で資源調査が実施されました。 その結果、秋田県上の岱、福島県柳津西山、鹿児島県大霧、鹿児島県山川、東京都八丈島に発電事業が行われることとなりました。 1996年には、地熱発電設備50万kWを達成しました。 風力発電については、1981年に国内初の100kWという大型風車の開発が始まり、1982年から実証実験がスタート。 また1991年には、国内で初めてのウインドファームの実証実験が青森県竜飛岬で行われました。 一方、ヨーロッパなどに比べると日本は地形などの問題から風力発電に適さないのではないかという議論もあり、MW級の次期大型機の開発を目指して、まずは日本の風の状況を把握しようと風況調査を実施。 1994年に「風況マップ」を作成しました。 さらに、風力発電開始当初は、台風や落雷で風車が破損するケースもあったため、2005年から2008年にかけて、NEDOにより「日本型風車発電ガイドライン」が策定され、日本特有の自然条件に適合する風車のあり方が定められました。 2.再エネ普及への取り組み 環境保護も視野に総合的な政策がスタート サンシャイン計画は、1993年、省エネルギー技術の研究開発を目指す「ムーンライト計画」と統合して、「ニューサンシャイン計画」に改組されます。 この頃、地球温暖化問題がクローズアップされ始めており、代替エネルギーや省エネに関する取り組みは、温室効果ガスを削減する効果もあることから、環境問題に対しても有効だとみなされました。 そこで、エネルギーと地球環境保護という2つの目標に取り組む計画として改められたのです。 1994年には、総合エネルギー対策推進閣僚会議で「新エネルギー導入大綱」が策定されました。 これは、国全体として再エネを含む新エネルギーにどのように取り組むかという指針を示したものです。 この大綱で初めて、再エネを含む新エネルギーや、コージェネレーションなどエネルギーの新しい利用方法を、国として積極的に導入すべきであるという指針が明確に示されました。 1997年、京都議定書が策定された年には、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」が施行。 太陽光発電、風力発電、地熱発電、バイオマスエネルギー、天然ガスコージェネレーションなどの新エネルギー導入促進がさらに加速することとなります。 太陽光発電の普及の取り組み 再エネの中でも、技術開発により低コスト化と高効率化が図られた太陽電池は、さらなる普及に向けた取り組みが図られます。 その一助となったのが、電力の買い取り制度です。 1992年の「太陽光発電による余剰電力の販売価格での買電制度」で、電力会社による自主的な取り組みとして始まりました。 太陽光発電が需要を上回って発電した場合に、余った電力を、一般家庭向けの電力販売価格と同じ値段で電力会社が買い取るというものです。 余剰電力を売ることができれば、太陽光発電設置にかかったコストをより早く回収できる可能性があることから、太陽光発電設置の促進につながりました。 この買い取り制度を実現するためには、発電から送電・配電にいたるまでの電力網「電力系統」に、太陽光発電を接続することが必要になります(系統連系)。 こうした連系を可能にするしくみやガイドラインづくりが、1992年から1993年にかけて行われました。 また、太陽光発電を設置する住宅には、補助金も交付されることとなりました。 こうしたさまざまな取り組みにより、一般家庭での太陽光発電の導入がだんだんと進みはじめました。 それまでの再エネの世界は、欧米中心、風力主流でしたが、これらの施策の結果、1900年代末から2000年代初頭にかけて、日本は太陽光発電導入量および太陽電池生産量で世界一の地位を獲得するまでにいたります。 2000年代初頭には、日本は世界の太陽電池の50%以上を供給する世界最大の生産拠点となりました。 一方、風力発電についても、1980年代~1990年代に、設備の大型化や市場の拡大が進み、発電コストが大幅に低減します。 詳しくは、また後日ご紹介する予定です。 3.再エネの定着と利用拡大への取り組み 世界に定着し始めた太陽光発電 こうして太陽光発電に関して世界トップクラスとなった日本ですが、2000年代も半ばを過ぎる頃になると、環境問題への注目の高まりもあって、世界各国の再エネ技術開発や導入拡大の取り組みが加速します。 技術面では、2000年代後半に、太陽電池技術のコモディティ化が起こりました。 2010年代に入ると、世界の太陽電池の生産拠点の主力は先進国から中国・台湾など東アジア圏へと移ります。 また太陽光発電については、コモディティ化にともなう価格低下が急速に進んだことで、発電市場も先進国から途上国へとシフト。 特にアジア諸国では、経済発展にともなって電力需要が急激に増大し、再エネ導入が積極的に進められるようになりました。 「FIT法」で再エネ導入量は急速に増加 再エネをめぐる潮流が大きく変わる中、日本でも再エネ利用をさらに拡大するための政策が打ち出されていきます。 2009年、太陽光発電の余剰電力の買い取りが、電力会社に義務付けられることとなりました。 また、買い取りにかかるコストについては、電力料金に上乗せすることで、電気を使用する一般市民に広く負担してもらうことになりました。 これは、国民が全員参加することで、太陽光発電の普及拡大を図り、低炭素社会を実現しようとする方針のためです。 さらに、太陽光発電に限らず、さまざまな再エネの普及拡大を支援する制度が打ち出されます。 それが、2012年からスタートした「固定価格買取(FIT)制度」です。 FIT制度は太陽光発電だけではなく、風力、水力、地熱、バイオマスを対象としています。 これにより、投資家も巻き込んだ「売電事業」が急速に拡大しました。 たとえば、太陽光発電はFIT制度が始まるまで住宅用システムが中心でしたが、FIT制度開始後はメガソーラーなど大規模発電の設置が相次ぎ、発電事業の新しい市場が拓けたのです。 導入量を見ても、FIT制度が与えたインパクトの大きさがわかります。 FIT制度開始前の太陽光発電の累積導入量は約5GWでしたが、開始後の2017年3月末には約39GWにもなりました。 ただ、再エネの急激な導入拡大はさまざまな課題も生じさせることとなったため、2017年4月、制度の改訂が行われました(参照)。 4.基幹エネルギーとしての再エネのこれから 再エネは従来エネルギーと同じコストに IEA(国際エネルギー機関)によれば、2016年の太陽光発電と風力発電を中心とする再エネへの投資は2416億円と、2015年から2年連続で従来型エネルギーへの投資額を上回りました。 再エネ発電コストはますます低下を続けており、世界では、kWhあたり1. 8セントを切る価格で太陽光発電による電力供給契約が成立するケースも登場しました。 世界のトップランナーでは、いまや従来の電源と同レベルの発電コストが実現しているのです(参照)。 世界の各年の発電設備導入量、再生可能エネルギーの割合の推移 (出典)IEA WEO2016 日本における再エネのこれから 日本でも、再エネ発電コストは年々低くなっています。 しかし、海外に比べるとまだまだ高く、低価格化に向けた技術開発や、規制改革などが必要です。 太陽光発電については、次世代の再エネを見据えつつ、より変換効率の高い太陽電池の開発と低コスト化などが支援されています(参照)。 また、再エネは基幹エネルギーになりつつあるものの、太陽光や風力の発電量は天候に左右される不安定なものです。 そのため、発電量と電力消費の予測にもとづいた需給調整や、蓄電池などを利用した電力調整機能を備えることが必要となります。 こうした技術研究を促進する政策も実施されています。 一方、昼夜を問わず安定した発電が可能な水力や地熱は(、一定量の電力を低コストで安定的に供給できる「ベースロード電源」として期待されています。 ただ、これらは長いリードタイム、多大なコストなどの課題があります。 そこで、水力については既存施設の効率化や中小規模発電設備の開発促進などが、地熱発電については開発資金の支援や開発効率化のための技術研究などが行われています(参照)。 さらに、これからの世界の再エネ産業の拡大を見据えて、途上国市場を中心とした海外展開も強化していく必要があります。 二国間クレジット制度(参照)では再エネ発電事業も対象となっており、こうした支援制度が、日本の再エネ事業の世界市場展開への後押しとなることが期待されます。 再エネは、私たちのこれからの生活に欠かせないエネルギーであり、なおかつ、エネルギー資源を持っていない日本が国際的にイニシアティブをもって活動し貢献できる分野です。 さまざまな政策を通じて、技術開発と利用促進の二面を支援し、再エネの普及拡大を図っていきます。 お問合せ先 記事内容について 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 スペシャルコンテンツについて 長官官房 総務課 調査広報室.

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再生可能エネルギー|東京電力パワーグリッド株式会社

再生 可能 エネルギー

再生可能エネルギーの普及が、なかなか進まない日本ですが、日本政府のエネルギー戦略として、 水素エネルギー(水素燃料)があるのをご存知ですか? 日本は今、 「再生可能エネルギーよりもすごい、 究極のクリーンエネルギー」として水素エネルギーの導入に積極的です。 最近では、水素エネルギー技術を世界に発信するために、2020年の東京オリンピックの聖火台や聖火リレーのトーチ(松明)に水素燃料が使われる計画なども発表されていました。 他にもオリンピックで 「水素で走る車」や 「 水素で運営されているホテル」が使われるなんて噂もあるほどです。 しかし、水素エネルギーには、メリットだけではなく 水素爆発するリスク・デメリットがあるのも確かです。 それでは水素エネルギーが、日本の未来をどのように変えるのか、一緒にみていきましょう。 ・ 二酸化炭素の排出量41%を削減できる ・車の燃費が2倍に伸びる ・余ったエネルギーで安定した電力の供給ができる ・水素エネルギーは輸送して使える ・災害時に非常用電源として利用できる 便利になり、環境に優しい未来が期待されています。 日本はエネルギーに乏しい国であり、日本の一次エネルギーの 94%は海外から輸入する化石エネルギー資源頼りです。 化石エネルギーというと環境に悪影響を与える 「CO2の排出抑制」も世界的に重要な課題になっています。 日本も化石エネルギーの依存からの脱却、CO2排出抑制という目標を実現するためクリーンなエネルギーの導入を進めています。 そこで日本政府は、水素社会を目指しで水素エネルギーの開発を進め、TOYOTA自動車の水素で走る「電池燃料自動車」の普及も進んでいます。 では次に、 「水素エネルギーが太陽光、風力などの再生可能エネルギーと何が違うのか?」についてみていきましょう。 そもそも水素エネルギーとは?『再生可能エネルギー』とはナニが違う? そもそも「水素エネルギー」とは何なのか。 また再生エネルギーとは何が違うのでしょうか。 もしかしたら、聞いた話と違うことがあるかもしれません。 水素エネルギーの定義 「水素」と「酸素」を反応させると、水と電気が発生します。 その水素を元に発生した電気が 水素エネルギー 別名:水素燃料 です。 水素エネルギーにはこんな特徴があります。 ・ 枯渇しない ・どこにでも存在する ・CO2を排出しない 増加させない このように再生可能エネルギーは環境に優しいエネルギーですが、太陽光発電、風力発電などは、天候によって供給が左右されることがあります。 水素エネルギーは、天候に左右されることがないので、供給が不安定になる 再生可能エネルギーと組み合わせたエネルギー対策を勧めています。 ここがスゴイ!水素エネルギーのメリット3つ 水素エネルギーには、どのようなメリットがあるのかを紹介します。 廃プラ• メタノール・エタノール• 化石燃料• 製鉄所や化学工場 など、さまざまなところから水素は調達することができます。 下水汚泥や廃プラスチックがどのように水素エネルギーになるのかについても、この記事の途中で紹介します。 水素は使っても二酸化炭素を排出しない、しかも… 水素を使った発電の最大のメリットが、 「使っても二酸化炭素を排出しない」ということです。 化石燃料から水素をつくるときにCO2が排出されますが、海外で実用化されているCO2を地中に貯蔵する技術 『CCS』と組み合わせることで、 「実質、二酸化炭素排出ゼロ」にすることができます。 再生可能エネルギーを用いて水素エネルギーを作れば、 発電から使用までCO2をほとんど発生させない 仕組みも実現できます。 水素はガソリンよりエネルギー効率が2倍 水素エネルギーを使った FCV(燃料電池自動車)とガソリン車を比較した場合、エネルギー効率でも水素は優れています。 ガソリン・エンジンのエネルギー効率は30~40%ですが、 FCV 燃料電池自動車 は60%以上です。 このように水素はガソリンより エネルギー効率が1. 5〜2倍になります。 たとえば、化石燃料から水素を製造するときにCO2が発生しても、トータルで見ると二酸化炭素の排出を減らすことができます。 どうやって作る?水素エネルギーの最新技術 水素は宇宙で一番多いと言われている元素で、枯渇する心配のない資源としても注目されています。 最新技術では、次のような画期的な方法で水素エネルギーを作り出すことができます。 家畜由来の糞尿から 家畜由来の糞尿や下水汚泥などを発酵させて生じる バイオガス 主成分は炭酸ガスとメタンガス からメタンガスを精製し、 メタンガスから水素を製造する方法です。 日本での家畜の糞尿による水素製造は、2017年に北海道で初めて実証実験が運用されています。 福岡市や富士市などでは、 下水汚泥から水素を製造してFCV(燃料電池車)に供給する実証事業が実施されています。 使用済みプラスチックから 使用済みプラスチックからアンモニアを製造する 「プラスチックのケミカルリサイクル」という方法もあります。 太陽光発電の 余剰電力を使って水を電気分解し、水素に変えてエネルギーの貯蔵することもできます。 この電気を水素ガスに換えて貯蔵するシステムを 「P2G(Power to Gas)」と言います。 これで再生可能エネルギーによる発電の弱点• 発電量は天候次第• 発電しても充電はできない をカバーすることもできます。 特に変動の大きい太陽光や風力の不安定な供給面は、 過剰電力を水素に転換してしまえば安定量を供給できるようになるメリットがあるのです。 どうやって使う?水素エネルギーの実用例3つ では実際にどのように水素エネルギーが使われているのか、すでに普及している水素エネルギーの実用例をみていきましょう。 家庭用燃料電池の『エネファーム』は、 家庭の供給ガスから水素を取り出し、その水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作ります。 さらに発電の時に発生する熱でお湯を作り給湯に利用することができます。 そのため、家庭においても 省エネで電気代削減のメリットがある発電システムです。 水素を使った大規模な発電『新しい未来の発電方法』 水素を 『核融合反応』させると、 水3リットルで日本人ひとりが消費する1年分の電気を発電することができるという発電方法です。 (2019年現在開発中で実用はされていません。 ) 『核融合反応』と聞くと、原子力発電のような、とても危険なイメージをしてしまうかもしれません。 しかし、水素を使った『核融合反応』は、 「トリチウム」(三重水素)という、もっとも毒性の少ない放射性核種を使っています。 「原子力発電で使うプルトニウムやウランは10万年の隔離が必要」と言われていますが、「トリチウムは100年管理すれば再利用できる」そうです。 核融合発電が確立すれば、 少量の水素で大規模な発電ができる新しい未来の発電方法になるかもしれません。 正式には水素車ではなく FCV(燃料電池自動車)と呼びます。 ガソリン車がガソリンスタンドで燃料を給油するように、燃料電池自動車も 「水素ステーション」で水素の補給が必要になります。 トヨタによると 3分程度で充填することができ、走行距離は約650km 参考値 ガソリン車と使い勝手もほとんど変わりません。 万が一事故にあった場合、「水素」が爆発するのでは?と危険性が気になりますが、トヨタのMIRAIは約80kmで追突されても、事故でパイプが折れたとしても水素爆発することはない設計になっているとのことです。 あなたの近くの水素ステーションをチェック! FCV(燃料電池自動車)は、 「水素ステーション」で水素を充填します。 水素ステーションが近くに無ければ乗ることができませんよね。 現在、日本の水素ステーションは4大都市を中心に約100か所です。 2020年には160か所、2025年には320か所に増えるとのがあります。 水素エネルギーの将来性と未来 水素エネルギーが普及すると将来どのような影響があるのでしょうか。 2017年のデータでは、日本の二酸化炭素排出量は約12億トンあり、そのうち 運輸部門では2億1300万トンでした。 運輸部門のうち、バスやタクシーを含めた 自動車全体で86. 自家用乗用車だけでも約1億トンです。 ちなみに、飛行機の飛ぶ高度で発生する排気ガスは未規制で害が多く、人の死につながるような汚染をもたらすとも言われているのです。 年々増える飛行機の空気汚染も解消できる!? 航空機からの大量な排気ガスも大気汚染の一因になっていることも忘れてはいけません。 航空機の排気ガスは車と同じく、二酸化硫黄、窒素酸化物などの大気汚染物質が何種類も含まれています。 大型航空機1機の離着陸で約4トン、中型機だと約2トンの燃料を使用するため、北京、上海、広州では毎日1000便以上のフライトがあることから、航空機が毎日排出する汚染物質は、少なくともタクシー60万台をフル稼働させたときの排ガス排出量に相当すると説明した。 searchina. しかもこれが世界中となれば60万台どころではありません・・・。 航空機にも水素エネルギーが普及すれば、年々増える飛行機の空気汚染の解消にもつながるかもしれません。 水素による核融合反応が確立されたら 出典:温室効果ガスインベントリオフィス より 水素による核融合反応が確立された場合、日本国内の41%のCO2排出量を削減することができます。 CO2排出量の大部分を占めるエネルギー転換部門で削減できるので、CO2排出抑制に大きく貢献するでしょう。 もし、水素が普及し家庭でも手軽に電気を使える発電ができるようになれば、貧しい国でも電気が使えるようにすることができます。 知っておきたい水素エネルギー4つの【問題点・デメリット・リスク】 CO2を排出しないクリーンな水素エネルギーですが、メリットだけではなく、まだ問題点やデメリット・リスクもあります。 現状では多くの水素が化石エネルギーから作られている クリーンなエネルギーとしている一方で、現在では多くの水素が化石エネルギーから作られています。 水素を作るために、• 枯渇問題のある化石エネルギーを採掘• 化石エネルギーからのCO2の排出 というのは、エネルギー問題、 環境問題において矛盾している点がありますよね。 水素社会実現のためには、化石エネルギーに頼らずに水素エネルギーを作れるようにならなければいけません。 大きなエネルギーを保管する技術が必要である 水素は金属の内部に浸透すると『水素脆化』(すいそぜいか)という金属の強度を弱くさせる減少が起こります。 水素は簡単に引火し、水素爆発を起こす可能性があるので、水素脆化おこさない方法で保存、使用されないといけません。 貯蔵と取り扱いには化石燃料よりもインフラの整備などに技術と費用がかかることが普及の妨げになっています。 水素ステーションも全国で104ヶ所しかなく、その建設費用も1ヶ所で4億~5億円と ガソリンスタンドの5倍の費用がかかります。 (EVの急速充電器の初期費用は330万~1650万円) 建設費用が高く、水素ステーションの開発がなかなか進まないという状況にもあります。 燃料電池自動車の価格も700万円台と高額であることなどから、国内販売数も3000台程度にとどまっています。 優遇税制の適用でも500万円以上 国の政策では、2025年までに500万円台、水素ステーション1ヶ所あたり2億円に引き下げる目標を設定しています。 水素エネルギーでは、高い技術も必要ですし、費用もかかるので 普及や開発に時間もかかってしまっています。 「トリチウム汚染」について考える必要も 水素を使って核融合エネルギーを作るには、さきに説明したとおり「トリチウム」(もっとも弱い放射性核種)が利用されます。 自然界のトリチウムだけでは足りないので、さらに大量のトリチウムを生産する必要がありるのです。 その中で、大量に漏れたり、汚染される可能性もあります。 放射性物質の中でも毒性は高くないとされるものですが、トリチウムによる被ばく事故の実例もあります。 体内では均等分布で、生物的半減期が短く、エネルギーも低い。 こうしたことから三重水素は最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ[13]、生物影響の面からは従来比較的軽視されてきた[14]。 しかし一方で、三重水素を大量に取扱う製造の技術者ではあるものの、内部被曝による致死例が2例報告されている[15]。 引用: 水素による核融合エネルギーを行なう場合は、トリチウム汚染についても考える必要があります。 【まとめ】「水素エネルギーは魅力的。 ただし高度な技術と管理が必要」 水素エネルギーは、水や糞尿からも作れるクリーンエネルギー。 エネルギーが大きいので、管理する技術やインフラの整備が重要になってきます。 (トヨタの車はそれをクリア。 あとはコストと普及の問題?) 核融合エネルギーを作る場合は、トリチウムの汚染について考えないといけません。 そして水素エネルギーが一般的に普及するには、コストの低下が重要になるでしょう。

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再生可能エネルギーとは何ですか?

再生 可能 エネルギー

電気の豆知識 再生可能エネルギーが未来を変える!?日本のエネルギー事情 近年、新聞やニュースで度々目にする「再生可能エネルギー」、「パリ協定」… みなさんは「私たちの生活とどう関係があるの?」と聞かれてすぐに答えることができるでしょうか? 今回は、なぜ今「再生可能エネルギー」や「パリ協定」が注目されているのか、お伝えします。 再生可能エネルギーとは 最近では「再エネ」と簡略化されて呼ばれることも多い「再生可能エネルギー」とは、そもそもどのようなエネルギーなのでしょうか? 一般的には、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスなど自然から作られているエネルギーのことを「再生可能エネルギー」として総称されていますが、これらのエネルギーは、原子力や石油・石炭などの化石燃料を資源とした限りあるエネルギーに対し、枯渇せずに繰り返し永続的に利用可能なことから「再生可能エネルギー」と呼ばれています。 近年では「自然エネルギー」という言葉も目にする機会が多く、「再生可能エネルギー」と同じ意味合いで使われることがありますが、厳密には自然エネルギーは再生可能エネルギーの中の一部であると言えます。 では、なぜ「再生可能エネルギー」に関するニュースが注目されているのでしょうか? 理由としては日本が抱えるエネルギー問題と、世界的な動きが関係しています。 日本のエネルギー問題を再エネで解決!? まず1つめに挙げられるのは、再生可能エネルギーによる日本が抱えるエネルギー問題解決への期待です。 近年、日本の主なエネルギー源は火力、原子力発電でしたが、これらのエネルギーにもメリットとデメリットがあります。 火力発電: 発電効率がよいが、大量の化石燃料(石油・石炭)を使用するため温室効果ガスを排出する。 燃料費がかかる。 原子力発電: 一度に大規模な発電が可能であり、温室効果ガスを排出しないが、放射性廃棄物処理の必要や事故が起こった場合のリスクが大きい。 日本は長年この火力・原子力発電に頼って来ましたが、東日本大震災の福島第一原発事故を契機に、深刻なエネルギー問題に直面したことで、再生可能エネルギー活用の推進をその解決の糸口として大きく舵を切りました。 また、日本のエネルギー問題のもう1つ重要な課題は、エネルギー自給率です。 (2012年時点。 図A参照) また、日本の貿易(輸入品目)の約3分の1(約28兆円相当)が、エネルギー取引によるものです。 地球温暖化と再生可能エネルギー そして近年大きな注目を集めているのが、再生可能エネルギーの普及による地球温暖化対策の効果です。 みなさんもご存じの通り、地球温暖化問題はいま地球規模で大きな課題となっています。 IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)によると、2001年に発表された1901~2000年の100年当たりの世界の気温の上昇が0. では、どれくらいの温度上昇が地球環境に影響があるのでしょうか。 1986~2005年の世界の平均気温を基準とする。 影響は、気温変化の速度や今後の対策の内容により異なる。 (IPCC AR5 WG2 SPMを基に作成) A: 暑熱や洪水など異常気象による被害が増加 B: サンゴ礁や北極の海氷などのシステムに高いリスク、マラリアなど熱帯の感染症の拡大 C: 作物の生産高が地域的に減少する D: 利用可能な水が減少する E: 広い範囲で生物多様性の損失が起きる F: 大規模に氷床が消失し海面水位が上昇 G: 多くの種の絶滅リスク、世界の食糧生産が危険にさらされるリスク 出典:WWFジャパンウェブサイト(地球温暖化についてのIPCCの予想シナリオ) IPCC AR5 WG2 SPMを基にWWFにて作成 このような影響を引き起こす地球温暖化の主な原因として広く知られているのが「温室効果ガス」ですが、その中でも石油や石炭などの化石燃料の燃焼によって排出される「二酸化炭素」が、地球温暖化に大きく影響を及ぼしていると言われています。 つまり、日本の主なエネルギー源である石油・石炭などの化石燃料による火力発電から、再生可能エネルギー発電に切り替えていくことで地球温暖化に影響を及ぼす二酸化炭素の削減に大きな効果が期待できるのです。 このような動きは、既に世界規模で始まっています。 この二酸化炭素を含めた「温室効果ガス」の削減とともに世界の気温上昇抑制に向け、世界的に取り組もうという動きが「パリ協定」です。 批准国は169カ国(2017年11月時点)。 この中で日本は中期目標として、「2030年度の温室効果ガスの排出を2013年度の水準から26%削減する」ことを目標として掲げています。 ・2030年までに 2005年比でGDP当たりの二酸化炭素排出を 60〜65%削減• ・2030年頃に二酸化炭素排出のピークを達成 韓国• この目標を達成するためには、私たちの生活の中で使用する電力のうち、再生可能エネルギーの比率を上げていくことは必要不可欠であり、国としてもその環境を整えることは急務となっています。 今、なぜ再生可能エネルギーが注目されているのか、そして再生可能エネルギーに期待されているのは何か、について主にご紹介してきましたが、一方で再生可能エネルギーの普及に際しての課題として、自然界の状況によりその発電量が左右されてしまうという側面や火力や原子力発電に比べてコストが割高になることが挙げられています。 実際、日本の再生可能エネルギーの発電コストはまだ、国際水準と比較すると高い状況が続いているようですが、2017年の経済産業省の発表によると「世界的には、再生可能エネルギーの導入拡大の中で、発電コストの低減が進み、ほかの電源と比較してもコスト競争力のある電源となってきたことで、さらなる導入拡大を生むというサイクル が生じている。 」(出典元:再生可能エネルギーの大量導入時代に おける政策課題について/経済産業省)とあり、今後、日本国内でも再生可能エネルギーの発電コストの抑制は十分に期待できます。 再生可能エネルギーの普及に際しての課題対策に関しては、別の機会にご紹介をさせていただきます。

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