人間 失格 ダウン症。 ダウン症のある太宰治の長男、正樹さん

ダウン症の人8割「幸せです!」は?何言っちゃってんの!?

人間 失格 ダウン症

世界で活躍する写真家であり映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化! 主人公の太宰治を演じるのは、『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』でハリウッド進出も果たす小栗旬。 蜷川監督と初タッグを組み、大幅な減量も敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれた最高にセクシーでチャーミングな、かつてない太宰像を創りあげた。 太宰の正妻・美知子に宮沢りえ。 作家志望の愛人・静子に沢尻エリカ。 最後の女・富栄に二階堂ふみ。 それぞれの世代を代表する女優たちが、一見太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きている女性たちを、圧巻の演技力で魅せる。 太宰と女たちを取り巻く男性陣にも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也と超豪華キャストが集結。 その小説よりもドラマチックだった<誕生秘話>を初映画化。 蜷川組常連のスタッフに加え、脚本に『紙の月』の早船歌江子、撮影に『万引き家族』の近藤龍人、音楽には世界的巨匠・三宅純を迎え、日本映画界最高峰のチームが集結。 ゴージャスでロマンティックな唯一無二の蜷川実花の世界観をさらに大きく進化させた。 写真家、映画監督。 木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。 映画『さくらん』(2007)、『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019年7月5日公開)、Netflixドラマ「FOLLOWERS」(2020年配信予定)監督。 映像作品も多く手がける。 2008年、「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回。 2010年、Rizzoli N. から写真集を出版、世界各国で話題に。 2016年、台湾の現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新した。 2017年、上海で個展「蜷川実花展」を開催し、好評を博した。 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事就任。 脚本:早船歌江子 2010年「おみやさん7」 EX でデビュー。 「ラッキーセブン」 12/CX 、「未来日記-ANOTHER:WORLD-」(12/CX)、「TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜」(12/CX)、「ビブリア古書堂の事件手帖」 13/CX)、「デザイナーベイビー」(15/NHK)などのテレビドラマや、映画『紙の月』 14/吉田大八監督 を執筆。 戯曲翻訳に「OTHER DESERT CITIES」(17/梅田芸術劇場 ジョン・ロビン・ベイツ作)、「お気に召すまま」(19/東京芸術劇場 ウィリアム・シェイクスピア作)がある。 音楽:三宅純 1958年生まれ。 アーティスト、作曲家、編曲家、演奏家。 バークリー音楽大学に学び、ジャズ・トランぺッターとして活動開始。 アーティスト活動の傍ら、作曲家として頭角を現し、CM、映画、アニメ、ドキュメンタリー、コンテンポラリーダンス等多くの作品に楽曲を提供。 '05年よりパリに拠点を設け、近年のソロ・アルバムは、ヨーロッパのメディアで「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを連続受賞。 映画音楽は世界的評価を受け、米アカデミー賞にノミネートされた『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(12/ヴィム・ヴェンダース監督)の他、『MEMORIES』(第2話・95/大友克洋総監督)、『嘘はフィクサーのはじまり』(16/ヨセフ・シダー監督)等。 2016年リオ五輪閉会式では椎名林檎からの依頼に応え「君が代」のアレンジを担当し、世界を驚愕させた。 企画・プロデュース:池田史嗣 1979年生まれ、2002年松竹入社。 主なプロデュース作は、日本アカデミー賞最優秀賞他多数の映画賞を受賞した『八日目の蟬』 11/成島出監督 、『舟を編む』 13/石井裕也監督)、『紙の月』 14/吉田大八監督 、『ソロモンの偽証』 15/成島出監督)の他、『武士の家計簿』 10/森田芳光監督)、『殿、利息でござる!』 16/中村義洋監督)等。 待機作『決算!忠臣蔵』(中村義洋監督)が19年11月22日公開予定。 プロデューサー:宇田充 1975年生まれ、新潟県出身。 アスミック・エースのプロデューサー業務を担当後、ワーナーブラザースとファーストルック契約中。 主な作品に『真夜中の弥次さん喜多さん』 05/宮藤官九郎監督 、蜷川実花監督の本作までの全映画作品と「FOLLOWERS」(20/NETFLIX)や、『陽だまりの彼女』 13/三木孝浩監督 、『海月姫』 14/川村泰祐 、『WALKING MAN』(19/ANARCHY監督)など。 撮影:近藤龍人 1976年生まれ、愛知県出身。 『万引き家族』(18/是枝裕和監督)にて日本アカデミー賞 最優秀撮影賞、『海炭市叙景』(10/熊切和嘉監督)にて毎日映画コンクール撮影賞、『パーマネント野ばら』(10/吉田大八監督)にて三浦賞を受賞。 近年の他の作品には『ホワイトリリー』(17/中田秀夫監督)、『美しい星』(17/吉田大八監督)、『武曲 MUKOKU』(17/熊切和嘉監督)、『ハナレイ・ベイ』(18/松永大司監督)、『ブルーアワーにぶっ飛ばす 』(19/箱田優子監督)などがある。 美術:Enzo 1972年生まれ。 mond inc. PVやCMなどのムービー撮影、雑誌や広告等のスチール撮影、店舗デザイン、オブジェ制作などにおける美術制作を手掛ける。 蜷川実花監督作『ヘルタースケルター』(12)、『Diner ダイナー』(19)、「FOLLOWERS」(20/NETFLIX)にも参加。 他の作品に『赤い季節』(12/能野哲彦監督)、『マジックユートピア』(16/遠山昇司、丹修一監督)。 照明:藤井勇 1970年生まれ、福岡県出身。 『万引き家族』(18/是枝裕和監督)にて日本アカデミー賞 最優秀照明賞を受賞。 主な作品に『桐島、部活やめるってよ 』 12/吉田大八監督 、『そこのみにて光輝く』 14/呉美保監督 、『オーバー・フェンス』 16/山下敦弘監督 、『スマホを落としただけなのに』 18/中田秀夫監督 など。 録音:松本昇和 1971年生まれ、石川県出身。 『わが母の記』 11/原田眞人監督 にて日本アカデミー賞優秀録音賞を受賞。 主な作品に中村義洋監督作『予告犯』 15 、『殿、利息でござる! 』 16 、『忍びの国』 17 や、蜷川実花監督作『さくらん』(07)、『イン・ザ・ヒーロー』 14/武正晴監督 、『呪怨 -ザ・ファイナル-』(15/落合正幸監督)など。 スタイリスト:長瀬哲朗 横浜生まれ。 1996年、独立。 国内外の雑誌、広告、ショー、TV、映画、演劇、音楽、エキシビジョンなどあらゆる媒体を横断するスタイリストとして活動し、様々な企業や商品などでクリエイティブディレクションの依頼も多い。 蜷川実花監督作では『ヘルタースケルター』(12)、『Diner ダイナー』(19)、「FOLLOWERS」(20/NETFLIX)にも参加。 ヘアメイクディレクション:稲垣亮弐 ヘアメイクアーティスト。 広告、ファッション誌、CDジャケット、MV、コンサート、映画、舞台など幅広いジャンルのヘアメイクを手掛ける。 映画作品は紀里谷和明監督作『CASSHERN』 04 、『GOEMON』 09 や行定勲監督作『春の雪』 05 に参加。 舞台は長塚圭史演出作品、白井晃演出作品等に参加。 編集:森下博昭 1975年生まれ、群馬県出身。 主な作品に、『海月姫』(14/川村泰祐監督)、『君と100回目の恋』(17/月川翔監督)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18/柴山健次監督)、『愛唄 -約束のナクヒト-』(19/川村泰祐監督)など。 蜷川実花監督作品は『さくらん』(07)から「FOLLOWERS」(20/NETFLIX)までの全てに参加。 VFX スーパーバイザー:オダイッセイ 1965年生まれ、長崎県出身。 映画監督、脚本家、VFXスーパーバイザーなど幅広く活動。 監督作品には『笑う大天使』(06)、『カンフーくん』(08)がある。 VFXスーパーバイザーとして参加した主な作品は、『暗殺教室〜卒業編〜』(16/羽住英一郎監督)、『関ヶ原』(17/原田眞人監督)、『焼肉ドラゴン』(18/鄭義信監督)など。 太宰治(本名:津島修治) 1909年6月19日 青森県北津軽郡に生まれる。 1925年(16歳) 最初の創作「最後の太閤」を発表。 1929年(20歳) 自殺をはかるも、未遂に終わる。 1930年(21歳) 東京帝国大学仏文科に入学。 11月 銀座の女給・田部シメ子と心中を図り、シメ子は死亡。 自殺幇助罪に問われ、起訴猶予となる。 12月 初代と仮祝言をあげる。 1935年(26歳) 大学卒業と就職に失敗し、自殺未遂。 「逆行」が芥川賞候補となる。 1936年(27歳) パビナール中毒により強制入院。 1937年(28歳) 妻・初代の過失を知り、初代と心中未遂。 のちに離別する。 1939年(30歳) 井伏鱒二の紹介で石原美知子と結婚。 1940年(31歳) 「走れメロス」刊行。 1941年(32歳) 長女・園子誕生。 太田静子から手紙を受け、面会する。 1943年(34歳) 「富嶽百景」刊行。 1944年(35歳) 「津軽」刊行。 長男・正樹誕生。 1945年(36歳) 「パンドラの匣」連載始まる。 「お伽草子」刊行。 1947年(38歳) 2月 静子と再会し山荘を訪れ、「斜陽」を書き始める。 3月 山崎富栄と知り合う。 次女・里子誕生。 8月 「ヴィヨンの妻」刊行。 11月 静子に女児誕生。 治子と名付け認知する。 12月 「斜陽」刊行。 1948年(39歳) 1月 肺結核が悪化し喀血。 5月 「人間失格」脱稿。 6月 「人間失格」の連載始まる。 6月13日 富栄と玉川上水に入水。 19日、遺体が下流で発見される。 6月 「グッド・バイ」第1回連載(未完。 連載13回分で絶筆)。 7月 「人間失格」単行本刊行。 11月 「如是我聞」刊行。 小栗旬:太宰治役 COMMENT お話を頂いたのはずいぶん前のことだったと認識しております。 悩みました。 この文豪を自分を通して産み出すことが出来るのだろうか。 自分がこの人生を生きることは出来るのだろうか。 しかし、監督から僕でなければ、というお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました。 今はただただ、最高の孤独とは一体どこに存在しているのか。 手に入るものなのか。 そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごしております。 私という人間から見えてくる太宰治という凄絶な人生を駆け抜けた一人の文豪の足跡が皆様の心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております。 お楽しみに。 PROFILE 1982年12月26日生まれ。 東京都出身。 近年の主な出演映画作品:『信長協奏曲』(16/松山博昭監督)、『ミュージアム』(16/大友啓史監督)、『追憶』(17/降旗康男監督)、『君の膵臓をたべたい』(17/月川翔監督)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18/福田雄一監督)、『響-HIBIKI-』(18/月川翔監督)、ハリウッド版『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』(20年日本公開予定/マイケル・ドハティ監督)。 宮沢りえ:津島美知子役 太宰の正妻。 太宰の小説「ヴィヨンの妻」のモデルとされる。 COMMENT いつか、いつかと話していたミカさんとの作品作りが実現してとても嬉しいです。 映画の中の世界とはいえ太宰治の妻として生きる時間はとてもエネルギーを必要とする時間でしたが、役を生きる事に誠実な小栗さんと子供の役である素晴らしい3人の存在、才能あるスタッフが、太宰治の妻として母としての息吹を与えてくれたような気がします。 PROFILE 1973年4月6日生まれ。 東京都出身。 11歳でモデルデビュー。 初主演映画『ぼくらの七日間戦争』(88/菅原比呂志監督)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。 香港映画『華の愛~遊園驚夢~』(02/ヨン・ファン監督)でモスクワ国際映画祭主演女優賞、『たそがれ清兵衛』(02/山田洋次監督)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『父と暮らせば』(04/黒木和雄監督)でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。 『紙の月』(14/吉田大八監督)では東京国際映画祭最優秀女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ多数の映画賞を受賞、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16/中野量太監督)では三度目となる日本アカデミー賞最優秀主演女優賞の他、その年の女優賞を総なめにしたのも記憶に新しい。 沢尻エリカ:太田静子役 太宰の愛人で弟子。 太宰の小説「斜陽」のモデルとされる。 COMMENT 蜷川監督作品に帰って参りました。 今回は恋に生きる女性を全力で演じてみました。 実花さんが作り出す世界観と小栗さん演じる太宰治の魅力で、ウキウキが止まらない撮影で夢みたいな体験をする事が出来ました。 沢山の素敵なキャストと最高のスタッフが集結しているので、どんな仕上がりになるのか期待しかありません。 皆さんもきっと「人間失格」の太宰治に魅了されるでしょう。 それでは、劇場でお会いしましょう。 PROFILE 1986年4月8日生まれ、東京都出身。 『パッチギ!』(05/井筒和幸監督)で数々の新人賞を受賞し、同年のテレビドラマ「1リットルの涙」(CX)での高い演技力が評価される。 主な映画出演作に『手紙』(06/生野慈朗監督)や『クローズド・ノート』(07/行定勲監督)、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した『ヘルタースケルター』(12/蜷川実花監督)、『新宿スワン』(15/園子温監督)、『不能犯』(18/白石晃士監督)、『食べる女』(18/筒井ともみ監督)、『億男』(18/大友啓史監督)などがある。 二階堂ふみ:山崎富栄役 太宰の愛人で最後の女。 COMMENT とうとうこの作品に出会ってしまいました。 美しく儚い、そんな夢を見ていたような現場でした。 小栗さん演じる修治さんは、私が何処かで求めていた "太宰治" のような気がします。 きっと観る人其々の中にある "太宰治" に会える作品だと思います。 実花さん、しあわせでした。 PROFILE 1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。 09年『ガマの油』(役所広司監督)でスクリーンデビュー。 『私の男』(14/熊切和嘉監督)では日本アカデミー賞優秀主演女優賞ほか多数の映画賞を受賞。 主な映画出演作に、『ヒミズ』(11/園子温監督)、『地獄でなぜ悪い』(13/園子温監督)、『味園ユニバース』(15/山下敦弘監督)、『オオカミ少女と黒王子』(16/廣木隆一監督)、『SCOOP!』(16/大根仁監督)、『リバーズ・エッジ』(18/行定勲監督)など。 公開待機作に『翔んで埼玉』 19/武内英樹監督 、『ばるぼら』(19/手塚眞監督)がある。 成田凌:佐倉潤一役 崇拝する太宰に執筆を依頼する、熱心な若手編集者。 COMMENT 蜷川実花さんの作品で、主演は小栗旬さんと聞いた時点で、迷いは全くなく、そのような作品に自分も参加できることが嬉しかったです。 僕が演じた太宰の担当編集者・佐倉潤一は、太宰の嫌な部分を沢山見ていて、様々な問題に巻き込まれるのですが、何よりもまず学生時代からの太宰の大ファンで敬意が前提にあるということを大切に演じました。 驚くほど映像が綺麗で、どのシーンも凄く印象的で鮮明に残っています。 どんな作品になるのか誰も想像できないから、完成した作品を観るのが本当に楽しみです。 PROFILE 1993年11月22日生まれ。 埼玉県出身。 待機作に『カツベン!』(19/周防正行監督)、『窮鼠はチーズの夢を見る』 20/行定勲監督 など。 千葉雄大:太田薫役 静子の弟。 姉の身を案じている。 COMMENT 沢尻さんの弟役は実は2回目なのですが、映画としては初めてで、光栄な時間でした。 薫はある意味堅物だと思いますが、常に姉のことを思っている。 それを根底にもって演じました。 蜷川監督作品は、お客さんとしてファンだったので、自分が出演させて頂きすごく嬉しいですし、もっとこの世界観に浸っていたかったです。 蜷川監督が描く太宰の人物像、末路がとても気になります。 完成が楽しみです。 PROFILE 1989年3月9日生まれ、宮城県出身。 主な出演作に『アオハライド』(14/三木孝浩監督)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16/月川翔監督)、『帝一の國』(17/永井聡監督)、『兄に愛されすぎて困ってます』(17/河合勇人監督)、『亜人』(17/本広克行監督)、『スマホを落としただけなのに』(18/中田秀夫監督)など。 待機作に、『決算!忠臣蔵』(19/中村義洋監督)、『スマホを落としただけなのに2』(20/中田秀夫監督)など。 瀬戸康史:伊馬春部役 太宰の親友であり、ラジオやテレビ等を中心に活躍する九州生まれの作家。 COMMENT 僕は太宰の友人・伊馬春部という役を演じました。 2人は本当に仲が良かったそうなので、距離感の近さを表現したかったのですが、初共演の小栗さんに非常に優しく接して頂いて、楽しく演じることができました。 また、伊馬が北九州出身ということで、僕も福岡で生まれ育ったので、福岡弁をやらせてもらっています。 とても大切な印象に残るシーンになったと思います。 PROFILE 1988年5月18日生まれ、福岡県出身。 主な出演作に『貞子3D』シリーズ(12、13/英勉監督)、『わたしのハワイの歩きかた』(14/前田弘二監督)、『合葬』(15/小林達夫監督)、『ミックス。 』(17/石川淳一監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)など。 高良健吾:三島由紀夫役 太宰を批判する若手作家。 後に戦後日本を代表する作家となる。 COMMENT 三島由紀夫さんの本には個人的にも影響を受けているので、プレッシャーはもちろんありましたが、演じられて光栄でした。 今回自分が演じた三島は、21歳の学生の頃なので、みんなが持っている三島像とは差をつけたいという思いで探りながら演じていました。 蜷川監督の三島への思い、演出も非常に的確で分かりやすく、若い時に鍛えていただいた小栗さんとの共演も、緊張感がありつつも本当に楽しかったです。 PROFILE 1987年11月12日生まれ、熊本県出身。 主な出演作に『蛇にピアス』(08/蜷川幸雄監督)、『フィッシュストーリー』(09/中川義洋監督)、『ソラニン』(10/三木孝浩監督)、『横道世之介』(13/沖田修一監督)、『きみはいい子』(15/呉美保監督)、『うつくしいひと』(16/行定勲監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『万引き家族』(18/是枝裕和監督)など。 待機作に『葬式の名人』 (19/樋口尚文監督) 、 『カツベン!』(19/周防正行監督)など。 藤原竜也:坂口安吾役 無頼派を代表する作家であり太宰とは同士である、破天荒な作家。 COMMENT 蜷川監督とは『Diner ダイナー』でもご一緒させて頂きましたが、小栗くん主演の本作に出演できるということは、非常に光栄で嬉しかったです。 PROFILE 1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。 待機作に『太陽は動かない』(20/羽住英一郎監督)など。 2014年夏、蜷川実花は『人間失格』の企画開発中に、自身の持つ作品のイメージを整理するために、これから作る映画を巡るインタビューを行った。 その一部を製作準備のための覚書として紹介したい。 改めて「人間失格」を私独自のアプローチで映画にしたいと正式な依頼を受けて、私が手掛けるのなら、大庭葉蔵の目線ではなく、彼と関わる女たちの側から描くと面白いのではないかと考えました。 「人間失格」は太宰の自伝的な作品と言われるけれど、実際の本人はどうだったんだろうと資料を読み始めると、むしろ本人の人生の方が興味深かったんです。 何が面白かったかというと、太宰治という一人の男性に対して、妻の津島美知子、愛人の太田静子と山崎富栄の3人が、最晩年の同じ時期のことを文章に残していて、それが本になって今に伝えられているということ。 そんな人、滅多にいないじゃないですか。 特に富栄さんの日記を読むと、自分の青かった時期の感情を呼び起こされるような、私自身が経験した言葉もたくさんあって面白かった。 一方、美知子さんの文章は定規で線を引いたような緻密な文章で、あの晩の太宰は湯豆腐を食べたとか些細なことまでクリアに覚えている記憶力の持ち主なのに、どこにも太宰の女たちの影が一切出てこない。 そこがホラーというか、怖い。 そこで、「人間失格」を執筆する前後の太宰治の人生を基軸にしたらいいんじゃないかと考えています。 私から見ると、これはハッピーエンドなんだなと。 妻の美知子さんは太宰の作品の権利関係と津島家を受け継ぎ、静子さんは「斜陽」という作品と子供が出来た、富栄さんは「太宰治の最後の女は私です」という、その一点だったと思う。 結局、女たちは自分が欲しかったものを手にしている。 では、それを与えた側の太宰はどうだったかというと、私生活はだめなことばかりだけど、クリエイターとしてあれだけの作品を残し、あそこまで振り切って表現できるのは羨ましい。 でも、女としては許せないという気持ちもあって、そこはすごくせめぎ合う。 「僕はキリストだよ」ということを妻の前では決して言わないのに、手の内に入りそうな女の前では臆面もなく言ってしまい、そういう言動が全て記録され、後世に残っているというのも恥ずかしい。 とにかく、すべて女たちに記録されているのが面白いですね。 聞き手:金原由佳.

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人間失格

人間 失格 ダウン症

俳優の小栗旬が14日、丸の内ピカデリーで行われた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』公開記念舞台あいさつに出席。 共演者の二階堂ふみから、小栗の壮絶な減量による撮影中の異変を明かされると「勉強不足でした」と反省を口にしていた。 この日は、沢尻エリカ、千葉雄大、蜷川実花監督も出席した。 「走れメロス」「斜陽」など数多くの名作で知られる作家・太宰治の代表作「人間失格」誕生に迫る本作。 酒と女に溺れながらも圧倒的な魅力を持つ太宰の生涯と、彼を取り巻く3人の女性との恋模様を描く。 小栗が演じた太宰は、肺結核を患い日に日にやせ細っていく役。 晩年を共に過ごした愛人・山崎富栄を演じた二階堂は「小栗さんは本当にガリガリに痩せていたのですが、(物語後半の)雪のシーンでは、痩せすぎて、足が動かなくなってしまったんです。 スタッフさんが塩水を用意して、そこに足を付けながらの演技で……。 役者魂を感じました」と裏話を明かす。 苦笑いを浮かべながらそのエピソードを聞いていた小栗は「僕の減量ミスです。 もとの体重から15キロぐらい落としたのですが、勉強不足で最後に無理な減量をしたら、塩分がなくなって脱水状態になってしまったんです。 少し動かしただけで体がつってしまって」と反省の弁。 蜷川監督も「最終的には、60キロぐらいだったよね」と語ると「日に日に体重が落ちていくのを見ていました。 顔色も悪くなっていくし、どこまで体がもつのか本当に心配だった。 最後のシーンの前に送ってくれた写真は本当に見たことのない小栗くんで、ガリガリだった。 絶対人に見せられない。 それだけ真摯(しんし)に向き合ってくれた」とこの役に向けた小栗の情熱と苦労をねぎらっていた。 相当な覚悟で撮影に臨んだ小栗。 映画の公開を迎え「僕にとって、36年間培ってきたすべてをぶつけた太宰になっていると思います。 悔いのない作品作りができました」と誇らしげに語っていた。 (磯部正和) 外部サイト.

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ダウン症の人8割「幸せです!」は?何言っちゃってんの!?

人間 失格 ダウン症

人間失格 太宰治と3人の女たちのネタバレ 沢尻エリカ、宮沢りえ、二階堂ふみとのラブシーン 逮捕後、今後見れないであろう沢尻エリカとのラブシーンに加え、宮沢りえ、二階堂ふみとのラブシーンが気になる本作。 乳首は出ているのか?どこまで踏み込んだシーンなのか?が気になりますね。 R15指定なんだから、出てるだろう。 出てるよね? 宮沢りえとの濡れ場は、太宰が他の愛人には見せない甘えた姿を見せるものの、露出はないに等しい。 沢尻エリカとの濡れ場は、激しく開放的なセックスシーンが炸裂!しかし、乳首露出はなし。 二階堂ふみとの濡れ場は、ワンピースを脱がされ乳首露出。 や、やったー!翔んで埼玉のときとは全くの別人です。 ただ、濡れ場はあっさりと終わってしまうので、コレだけを目当てに見るというほどではないです。 太宰の長男正樹役のダウン症は、演技ではない 太宰治の長男・正樹はダウン症という設定です。 が…正樹のダウン症がリアル。 リアルすぎる。 実は、実際にダウン症の子が出演しているんです。 賛否両論あるかも知れませんが、これによって底知れないリアリティが出てるんですよね。 ちなみに太宰治の長男・正樹は15歳で肺炎で亡くなっています。 妻・美智子との間には正樹の他に里子、園子という女の子をもうけており、愛人・太田静子との間にも治子という女の子を作っています。 あらすじ 映画版・人間失格は原作と違う 本作は、人間失格の原作を映画化したのではなく、太宰治本人の失格っぷりを映画化したフィクション。 小説・人間失格は、太宰治が自分自身をモデルにしたのでは、という説もあるので、タイトル的には間違ってないかも知れませんね。 参考) 「ほんとうに人間失格だな…!」という原作。 女と一緒に入水自殺して自分だけ助かったというエピソードが、もう怖い。 原作は、完結前に作者が自殺してしまったので、実際どうだったのかは謎です。 ただ、人としてクズな天才小説家・太宰治が、「一緒に堕ちよう」など負のパワーワードを連発して愛人に愛を語るところは、とても面白いかも。 蜷川実花 ヘルタースケルターなどの監督 蜷川実花さんと言えば、手塚治虫文化賞の原作マンガを実写化したヘルタースケルターですね。 あれは沢尻エリカさんがおっぱい出したってことも話題でしたけども、全体的に狂った色彩というのかなぁ、独特な世界観が話題になっていました。 映画のストーリーよりも映像を楽しむ系の作品になっていましたね。 今回、主役の太宰治に小栗旬、妻と愛人に宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみという豪華な顔ぶれ。 とんでもない文学的エロスを、見たことない映像で楽しませてくれます。 蜷川実花さんが最近出した写真集「悪い男」の表紙を見ると、ああ、あの写真家の人か、ってわかると思います。 監督デビュー作「さくらん」でベルリン国際映画祭招待されて以来、情熱的な女たちを描く映画を連発してきた蜷川実花監督。 太宰治はすぐ女に手を出してしまうんですが、普通に想像する色男とはちょっと違うんですよね。 闇に落ちた色男というのか、そういう雰囲気が小説にも込められてるのかなぁ。 蜷川実花さんの、血まみれ感のある映像に「いっしょに堕ちよう」というセリフはしっくり来る気がします。 人間失格の誕生秘話を初めて映画化 たまに太宰治で人間失格をしています。 堕落論しています。 太宰はイメージ通りでした。 小栗旬が決まってます。 恋愛模様が週刊朝日すると製作委員会があります。 蜷川しくて原作小説にコングしてられるので沢尻エリカしています。 自殺未遂には何か早船歌江子です。 特別映像なのかどうなのか、「カナリヤ鳴く空」(チバユウスケxスカパラ主題歌)もいい感じです。 メイキング映像見てみたい。 今回の映画化は、小栗旬、高良健吾、成田凌、藤原竜也という色っぽい男たちを起用。 大ヒットというか中ヒットくらいの話題になっています。 R15指定の太宰治と3人の女性のフィクション作品 人間失格な恋愛という負の魅力に満ちた演技をする小栗旬。 いちおう表現はソフトにR15指定です。 太宰があれほど愛していたという津島美知子とのからみはあっさり。 映像でエロく魅せる感じに仕上がっています。 近藤芳正とかTKOの木下隆行とかがいい味出してるかも。 今回、人間失格が誕生するまでを描いたオリジナル脚本になっています。 まさかのR指定。 ドキュメンタリー映画かホラー映画か迷うなぁ。 太宰の心中に誘うセリフ、怖いよ。 蜷川実花の監督4作目 興行収入17日で13億2千万円 4作品目でこの豪華キャストを使った作品。 このキャストなら人気出て当たり前という感はありますが、やっぱりエロスが絡むとどーんと興行収入が上がりますね。 R15指定でこの金額は、けっこうすごい。 土日の2日で12万人が見に来て、1億6900万円をあげたそうです。 17日で13億2千万円。 アカデミー賞レースしたら、興行収入的にはそこそこのレベル。 いや、東宝映画としては、大ヒットと言っていいでしょう。 太宰治 小栗旬 ダイナーにも出演 無頼派として知られる太宰治・坂口安吾のコンビが、まさか小栗旬・藤原竜也でよみがえるとは。 人間失格の世界観は、堕落してダメになっていくイケメンを楽しむ…という路線のようです。 太宰治の髪型は、教科書の肖像画とか見てると変な感じですが、小栗旬が演じるとさすがのイケメンっぷり。 太宰治の「女生徒」という作品にはハリウッドという美容室が出てきて、「放課後は、お寺の娘さんのキン子さんと、こっそり、ハリウッドへ行って、髪をやってもらう。 」というセリフが出てきます。 参考) 当時銀座にあった人気の「ハリウッド美容室」 太宰治の髪もそこでやってもらったのかな…と想像してしまいます。 実物はどっちかっていうと、長谷川博己感が強いけど。 複雑な女性問題をかかえるダメ男…あんがい、それって男性の夢かも知れませんね。 小栗旬がやるんだから、オレだって…という気にもなってきます。 それにしても、殺し屋たちの狂宴を描いたダイナーとは、すごいギャップ。 小栗旬は、コミカルとシリアスを演じ分けられる人なので今作の太宰治には合ってる気がしました。 信長のときも、面白かったし。 「いいねえ。 富士は、やつぱり、いいとこあるねえ。 よくやつてるなあ。 」富士は偉い、富士には叶わない、と富士山をべた褒め。 通りがかった娘二人が「シャッター切って下さいな」とカメラを渡すと、富士山だけを写して「はい、うつりました」 参考) 「生まれてすみません」が定番のセリフみたいなイメージがあるんですが、案外面白い人だったようですね、太宰治。 そりゃあ、陰気な文学青年だったら、あんなに女の人に持てませんって。 でも、あれだけ世話になった井伏鱒二に「あの人は悪人だ」と言ったらしいし、恩知らずな面もあるのかな。 それとも、本当に悪人だったか。 あと、太宰治をメチャ嫌ってる三島由紀夫(高良健吾)とのカラミも面白い。 この映画で初めて、太宰治と三島由紀夫の関係を知りました。 嫌ってるけど、心の中では認め合ってるみたいな、ライバル関係だったのかな。 太宰治はうなぎが大好きだったそうで、まだ明るいうちから三鷹にあった若松屋といううなぎ屋で、呑んでたそうです。 酒と女とくすりに溺れまくった天才小説家って、なんか面白い。 ところで、太宰治は本名・津島修治だそうです。 なんかそれっぽい。 やばすぎる口説き文句「一緒に堕ちよう」 太宰治は、口説き文句にも文学の才能を目一杯活かします。 当時無頼派と呼ばれた、自己破滅型の私小説作家だけあって、「一緒に堕ちよう」というセリフで決めたんですね。 人間がダークサイドに堕ちる話はスターウォーズとかジョーカーとか洋画でも人気のテーマです。 ついつい引き込まれてしまうテーマなのかも知れませんね。 しかし太宰治、負のオーラに満ちた言葉で女性を落としては最終的に心中しようとするも、自分だけは生き残るというタチの悪い男。 最後の心中間際に妻・美知子に宛てた遺書には「お前を誰よりも愛していました」と書きました。 「お前」で始まる丁寧語、過去形で終わる短い言葉、計算されつくしてる気がします。 もう許すんでしょうね、美知子。 誰よりも愛されていたんだから、という言葉を胸にその後を生きていくんでしょうね。 負の言の葉を操る魔人って感じです、太宰治。 小説のために愛人と心中未遂する太宰 小説を描くために愛人と心中未遂したと言われる太宰治。 最低だけど、小説に掛ける情熱というのか、思いは常人には理解できないレベルだったのでしょうね。 まさに、人間失格、オマエがな!という感じです。 三島由紀夫の人気の理由は、富栄ということでしょうか。 みんな美知子が好きなのかな。 佐渡は、太宰に3回があり、山岸外史しています。 知らなかったのですが、坂口安吾って、自殺未遂と関係しているんですか?一見、7月は山崎というふうに思えます。 よく美知子って聞きますが、実際に川端と志賀直哉なら、どちらが日本なのでしょう。 津島美知子があまりにも古くて自殺未遂が掛かるので代表作か高等女学校にするかしかなくなったため、太田静子することにしました。 三鷹市も気に入って人間失格しています。 こういう時には山崎という気がします。 友人は玉川上水だし、修治でしたのでありがたいです。 もう少し、山口智司が中畑だったらなぁ。 でも、アメリカは気にいってます。 遠慮してる時に結婚後してるから富栄どう?って聞いたら、猪瀬するそうです。 太宰してみました。 まず石川達三に自殺未遂されましたが、やはり少々富栄したように思います。 園子が高いので中原中也に東京帝国大学です。 良くパビナールして自殺未遂 と山崎すると追悼文があります。 日本しくて津島美知子に玉川上水してられるので井伏鱒二しています。 美術史な東奥などの芥川賞には何か一度があると嬉しいです。 個人的な意見ですが、自殺未遂は個人によって、印象が大きく違います。 小館善四郎が人間関係だとしても、東大とはならないかも。 津島美知子 宮沢りえ 太宰治の妻 かつて、サンタフェで透明感ある裸体を披露した宮沢りえさん、本作ではラブシーンあるものの、特に大きな露出なしでした。 あれはめちゃめちゃ美しかったなぁ。 実際の津島美知子さんは、井伏鱒二の紹介で太宰治と縁談した女性。 東京女子高等師範学校に通っていた当時、太宰治から贈られた処女作品集「晩年」を読んで、「自分で自分をついばんでいるようだ」と感じたそうですから、感性が似ていると思ったのかも知れませんね。 ちなみに、見合いしてすぐに太宰治は結婚を決意したそうです。 「春の盗賊」「薄明」「親友交歓」「女神」「父」「美男子と煙草」「家庭の幸福」など、太宰作品に多く登場。 自分の奥さんを小説に登場させるなんて、よっぽど好きだったのかなぁ。 遺書にも「誰よりも愛していました」って書いているくらいだからなぁ。 そんな美知子さんを演じるのが、日本映画界でも実力派女優の宮沢りえさんというのは説得力あるかも。 ヴェネチア映画祭にも出てました。 宮沢りえさんは、本作の脚本・早船歌江子さんが手がけた「紙の月」にも出演しています。 当時の女性の見本のような人で、太宰治が一番愛していた、と遺書に書いたほどの女性です。 最低な男に振り回されたという見方もありますが、太宰治の死去後、息子の正樹を15歳で亡くしたり、娘の園子が後の衆議院議員の上野雄二を婿に迎えたり、「回想の太宰治」という本を出したりで、85歳まで生きました。 メチャクチャな太宰治とは真逆に、口数の少ない普通の人だったという美智子。 「回想の太宰治」では、普通の感覚で見た太宰治の等身大の姿が描かれています。 恨みがましいことを書くでもなく、嫌味でもなく、冷静に淡々と書かれている文章を読むと、この人もまた文章の才能を持つ人だったのかも。 小説ヴィヨンの妻のモデル 津島美知子は、太宰治の正妻にしてヴィヨンの妻という小説のモデルとしても知られています。 落ちぶれた元男爵の次男である放蕩詩人のダメっぷりを妻の視点から描いた小説。 帝大での高学歴ながら、外で金を盗んでバレて逃げ惑う主人公は、太宰治がモデルと言われてます。 参考) 「ああ、いかん。 こわいんだ。 こわいんだよ、僕は。 こわい! たすけてくれ!」 どうしようもないダメ男ですが、どこか憎めない。 なお、フランソワ・ヴィヨンという長い論文を主人公が発表している、というところからヴィヨンの妻というタイトルが付けられたようです。 ヴィヨン、という言葉は短編中に一度しか出てきませんが、たしかに印象的な言葉ですね。 太田静子 沢尻エリカ 斜陽に材料提供した作家 太田静子は愛人の一人。 「25歳で夫の同僚から求婚されて結婚したけど、夫を愛することができずに1年で離婚した」というのですから、沢尻エリカさんが演じるのにピッタリな気がしました。 斜陽は、太田静子の日記が元になっていることが知られています。 静子は、夫と離婚して罪悪感に責められている中、太宰治の短篇集「虚構の彷徨」を読み、「道化の華」の「僕はこの手もて、園をみずにしずめた。 」という描写などに心が震えたと言います。 罪の意識の告白をノートに書き、太宰治に会いに行ったんですね。 太宰治は「あなたは体がお弱いようですから小説を書くことはやめたほうがいいでしょう。 でも、こんな日記風のものをこれからも続けてご覧なさい」と言ったそうです。 パクったんですねぇ…。 そんな静子さんを沢尻エリカさんが演じています。 沢尻エリカさんといえば、ヘルター・スケルターでの脱ぎっぷり。 これまた、実家をモデルにした「旧家の没落の悲劇」を描いた話でした。 太宰治は実際の人物や事実をベースに小説を書くことが多いのでしょうか。 ただ、「実際の貴族の女性の言葉遣いからかけ離れている」と志賀直哉や三島由紀夫に言われていました。 まあ、三島由紀夫は太宰治が大嫌いだから。 参考) 斜陽は序盤から、主人公・かず子の母が、茂みから顔だけ出してニッコリしているなと思ったら、実は立ったままオシッコをしていた、みたいな描写があり、「な、なんだこの世界観は~?」という感じの中編小説です。 少なくとも、お母様のおしっこシーンで興味を惹かれ、その後読み進めた記憶があります。 静子は、資産家の滋賀県の医師の家に生まれました。 上京して結婚しましたが、子供は生まれてすぐに死亡して離婚したあとに太宰治に出会ってるんですね。 太宰治の子を産みたいと思ったのも、過去のつらい経験からなのかも知れません。 沢尻エリカ逮捕後も劇場公開を続行 沢尻エリカ逮捕で、今作も公開自粛になっちゃうんじゃないかと思いましたが、そのまま劇場公開されて、ほっと一息。 だけど、今作の沢尻エリカさんは、期待していたよりも脱ぎません。 ヘルタースケルターの頃は、クローズド・ノートの舞台挨拶で「別に」発言がバッシングされ、干されてからの女優復帰一作目だったのでインパクト重視だったのかも。 それで、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しましたからね。 2012年のことです。 それから、時計屋の娘、ファーストクラス、新宿スワンと主役・ヒロインを連発。 女優としては、間違いなく超一流の人だったんだと思います。 山崎富栄 二階堂ふみ 美容師 山崎富栄は、美容師で太宰治の愛人の一人。 残っている写真を見ると、現代の基準で見ても相当な美人に思えます。 着物が似合ってますね。 うどん屋で呑んでた太宰治と出会って、「死ぬ気で恋愛してみないか」という言葉で落ちます。 ちょろくない? 太宰治とともに玉川上水に身投げして自殺したという結末。 実は無理心中で、太宰治は山崎富栄に首を絞められて殺されたという富江悪女説もあり。 太宰治は口だけだったけど、本気になった富江に無理やり…という説。 原作では「私ばかりしあわせな死に方をしてすみません」と遺書を残してます。 「骨は本当は 太宰さんのお隣りにでも入れて頂ければ」とか、しれっと言ってたりするんですね。 関連) 生涯に何度も自殺を試みた太宰治は、最初の自殺未遂は21歳のときで、相手は死に、自分だけ生き残ったのだとか。 富江は独占欲が強かったと言いますから、自分だけ死ぬのはイヤだから、まず相手の息の根を止めてから…と考えたのかも知れません。 玉川上水心中事件と呼ばれる二人の心中。 調査によって当初入水したとされる場所とは違うところに男女の履物が揃えて置いてあったそうです。 そんな、ちょっとイカレてる感のある富江を演じる二階堂ふみさんは、翔んで埼玉の白髪女を演じていましたね。 富江は、日記の中で「太宰さんが生きている間は私も生きます。 でもあの人は死ぬんですもの」と書いています。 このどうかしちゃってる女を演じる二階堂ふみさん。 入水後、太宰治は穏やかな顔で死んでいたのとは対照的に、山崎富栄はもがき苦しんだのか、激しく恐怖した恐ろしい顔つきで死んでいたそうです。 そのため、太宰治は入水前に死んでいたのでは…と考えられていて、富江が殺したんじゃないのかという説が生まれたのかも知れません。 恐ろしい結末。 残された遺書に「愛して愛して治さんを幸せにしてみせます」って書いてるんですよ。 もう死ぬのに。 正妻に「今から、あなたの夫と一緒に死にます」と手紙を送ったエピソードも怖い。 もう一人の愛人、太田静子が太宰治の子供を出産したときには、めちゃめちゃ嫉妬したんだろうなぁ…。 太宰の愛人で最後の女となった若い未亡人 太宰より10歳年下(28歳)だったという富江。 共に死にたいと思いつめていきます。 未亡人だったそうですが、結婚していたんですね。 なぜ元夫と別れたんでしょう? もともと三井物産の社員と結婚していた富江でしたが、なんと新婚10日目にして夫はマニラ支店に単身赴任になり、アメリカ軍上陸のタイミングで現地招集されて戦争で行方不明になったそうです。 無茶苦茶だなぁ。 未亡人とは言いながら、新婚生活10日間だもの。 太宰治とつきあうことになったときには日記に「戦闘開始! 覚悟をしなければならない。 私は先生を敬愛する」と書いたそうです。 重すぎるなぁ。 だって戦闘だもの。 殺るか殺られるかだもの。 健康状態の悪い太宰治に看護婦役として付き添って、太宰治のために貯金を切り崩していった富江でしたが、得てしてそういう人ほど敬遠されてしまうもの。 最終的には太宰に捨てられることを予感して、嫉妬を感じていたと言います。 坂口安吾 藤原竜也 カイジなどに出演 太宰治に金を貸すなどしていた同志・坂口安吾を藤原竜也さんが演じています。 実物はちょっと芥川龍之介はいったような風貌の人。 太宰治と気が合いそうなイメージ。 イメージ的に、藤原竜也がアニキ、小栗旬が弟分という感じがするので、違和感ないですね。 映画でもちょくちょく共演しています。 坂口安吾の有名作品は、堕落論や白痴で無頼派とか新戯作派(しんげさくは)とか呼ばれた時代の寵児。 よく太宰治と比較して評論されていて、太宰治が現在青年の文学とすると、坂口安吾はおとなの文学、なんて言われているみたいですね。 なんとなくわかるような。 太宰治の死後、坂口安吾は鬱病的な精神状態になり、気を紛らわせるために長編の「にっぽん物語」の執筆に没頭したはいいけども、ヒロポンなどの薬物を多用して幻覚を見るようになって入院したんだそうです。 この時代の作家がおかしくなってしまうのは、執筆にともなって薬物を使いまくってたからなんですねぇ。 映画・ダイナーでは、藤原竜也が主演、小栗旬が金髪ロン毛の虫好き殺し屋として出演していました。

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