ゲーム「リトルナイトメア」考察!主人公シックスの正体やレディの謎・ラストの展開、首吊り男の正体についてや、その他ストーリーの疑問点をまとめています。 あくまで個人の想像なのでご注意ください。 謎の船「モウ」にとらわれている黄色いレインコートを着た少女「シックス」を操作し、船からの脱出を試みるというアクションゲーム。 『LIMBO』や『INSIDE』を彷彿とさせる簡単な操作ながらも頭を使う謎解き型の2Dスクロール形式のゲームで、 グロテスクで奇怪だがどこか愛嬌あるキャラクター、独特で魅力的なデザイン、セリフを一切使わない謎に包まれた世界観で人気を博している。 現在はsteamとPS4にてダウンロード販売中。 税込み2376円。 サウンドトラックは別売りで、steamから540円でDLできる。 海外版公式サイトのキャラ紹介では、彼女がモウの主であり、ゲストを招いた《宴》の主催者であることが示唆されている。 ゲーム中、割れた鏡台の前で髪を梳かしている彼女の姿を見られるが、彼女のエリア内の鏡は全て割られており、最終戦では弱点の 『鏡』でシックスに敗れることとなった。 また、彼女のこの 白い顔もマスク(仮面)であることがアイテムからわかる(銅像をコンプするともらえる)。 尋常じゃないほど自分の素顔を恐れていたレディ。 従業員のシェフもマスク、管理人は盲目と、徹底して自分の顔を見せないようにしていたその理由はなんだろうか? 女性が顔に執着するといって真っ先に思い浮かぶのは 若さである。 また、ゲーム中彼女の姿を模した銅像を割るというやりこみ要素があるが、割った時に中から 黒いもやが出てくる。 このもやは終盤のシックスが得たものと似ている。 推測だが、 彼女は若さを保ちたいが為にゲストから生命力を吸い取って殺していたのではないだろうか?彼女自身は魂を吸うだけなので、残ったゲストの死体はまた来年、次の犠牲者たちを持て成す為の食材として利用されているのでは・・・?(陶器に入っているエナジーらしきものは非常食的な意味合いなのかも) シックスがレディに捕まるとそれまでの敵と違い、レディが手をかざしただけで空中にふわりと浮かび上がってゲームオーバーとなる。 手も触れずに浮かせる・・・そんな超能力のような力を使っているレディは普通の人間ではない。 魔性の類である。 レディは永遠に生き続けるために、毎年人間たちを《宴》に誘い続けているのかもしれない。 レディは5人姉妹? 中央にはいつもの黒い和服姿のレディの肖像画が。 だが右側には、貞子の如く髪を垂らした、 赤いドレスの女の肖像画がある。 これがレディがマスクをする前の姿なのか?だとすれば彼女が和服を着るようになったのは、白いマスクを付けるようになったからなのかもしれない。 気になるのはこの部屋にある 手紙。 手紙はこの部屋と、首吊り男がいる部屋にしかない。 同じものなのか?さらに気になるのは、 この部屋がシックスのような小人サイズのものであるということ。 小人側にもレディの信奉者がいたのか?だが画面中央と右隅に、 割られているレディの像があるのも気になるが・・・。 顔のコンプレックスについて 船内にある、レディ・もしくは姉妹と思われる女性の肖像画は、白マスク状態のもの(和服Ver)か、動物マスクや布などで 顔を隠している肖像画ばかり。 顔にコンプレックスがあったと思われるレディだが、後述の肖像画のように、少女時代の肖像画には彼女の 顔がはっきりと描かれている。 おそらく 「少女時代には問題なかったが、ある一定の年齢になってから急激に顔にコンプレックスが出来た」ということだろう(布が掛けられた肖像画の時代からだと思われる)。 事故などで顔にケガをしたか・・・あるいはレディの一族が、人より老いるのが早い病気か何かだったという可能性もある。 海外版のサイトでは催眠術のような怪しい術を使うと記されていたレディ。 自身の老いに対抗するため人を捨て、禁術に手を出してしまったのだろうか・・・? シックスとレディの関係性について レディが5人姉妹だったと仮定すると、 シックスという名前を持つ主人公は、レディの末の妹なのではないか?と勘繰ってしまう。 少なくとも、 シックスはレディのことを知っている(冒頭の夢で見ている)。 また、 鏡台の前でレディが歌っている鼻歌は、シックスが腹をすかせた時にかかる歌と同じ。 幼いころ一緒に暮らしていたのでは? そして一番関連性を匂わせるのが、レディの寝室にあるこの絵だ。 シックスと思われる目を消された黄色い服の少女は脇を少々開いているのに対し、白い服の少女は脇を完全に閉じている。 目も消されていないことから、 レディの隣に並んでいるのは、右の画像の白い服の少女だろう。 上で散々この白い服の少女はレディの幼少時代と推測していたが、 白い服の少女はレディでもシックスでもない『誰か』である事が判明した。 申し訳ない!! この少女は一体何者なのか? ぱっと見はレディの娘のように見える。 そして2つの肖像画を並べると、 白い服の少女よりも黄色い服の少女の方が小さいことがわかる。 白い服の少女と黄色い服の少女は姉妹なのかもしれない。 が、レディの横にいるのは白い服の少女だけで、黄色い服の少女はやはりいないものとされている・・・。 白い服の少女はシックスとは違い、レディに愛されていたように思える。 あのレディの肖像画がある小さな隠し部屋を作ったのは、この白い服の少女という可能性も・・・? あるいは、白い服の少女は年の離れたレディの妹という可能性もある。 そうなると彼女たちは6人姉妹ではなく 7人姉妹ということになり、末っ子だと思われるシックスが「6」という名前になってしまうという矛盾が生まれてしまうが・・・。 シックスそっくりの影の正体とは? このレディと白い服の少女の肖像画が出てきたあと、腹を空かせたシックスがノームを食べてしまうシーンがある。 が、この時。 台の上に シックスと同じ姿をした真っ黒な影が立っているのが見える。 同じコートを着ている別人なのか、それとも、シックスの内面・・・捕食者としての本能が目覚めつつある描写なのか・・・。 もし実際に存在している、シックス以外の誰かだとすれば、この 真っ黒な影の正体は、肖像画の白い服の少女なのかもしれない。 シックスの正体について 黄色いレインコートを着た小さな女の子。 今作の主人公だが、公式からは 「モウの奥深く、闇の中でも一番のくらやみの中に 独りとらわれた女の子」であると説明されている。 また、 「お腹をすかせた女の子」だとも・・・。 その説明どおり、行動するたびにとてつもない空腹に襲われるシックスはゲーム中に何度か『食事』をする。 最初は パン。 次に 肉片。 その後 生きたネズミを喰らい、しまいにはソーセージを差し出してくれた ノームを食べてしまうなど凶暴な一面が明らかになっていく。 このことから、 シックスには、食べたモノの能力を吸収し強くなるという性質があると思われる(シックスがものを食べている時には、力が発動しているのか、周囲の電気が必ず点滅する)。 少なくともパンを食べた時のシックスはまだ普通だった。 が、肉を食べた後から徐々に怪しくなってきたように思う。 これは 『肉』を食べたことで次からは肉を好んで喰らうようになり、次に生きたネズミを食べたことで「生きているもの」を食べることに執着し、死んだ肉であるソーセージより生きているノームを食べるようになった・・・ということではないだろうか(どんどん欲深になっていったともいえるかもしれない)。 さらにレディを食べたことにより、レディの能力である 命を吸いとる力を得たのではないかと思う。 ただそこにいるだけで命を喰らうことが出来るようになったシックス。 小さな悪魔と化した彼女は外へと解き放たれた。 タイトルの 「リトルナイトメア」とはシックス自身のことなのだろう。 レディの妹説 彼女がモウの中に囚われていたのは、彼女が食べれば食べるほど成長する危険な何かであったから。 お腹を空かせていたのは、長い間ずっと食べずにいたから。 でも殺されなかったのは、レディの実の家族だったから・・・?(レディがシックスを捕まえる時も、浮かすだけで危害は与えていない。 監禁はするが、傷つける気はないから檻にも入ってなかったのかも) シックスの足が裸足で靴を履いていないのは、彼女が来訪者ではなく、実は最初からこの船の住人だったからではないだろうか。 正体は小人?説 サーチアイの光を浴びると、他の小人たち同様石になってしまうシックス。 このことから 彼女も小人(ノームと同様の存在?)という可能性もある。 北欧神話では 闇の妖精と呼ばれるものたちは日光で石になるという。 暗闇の中に囚われていたのは、彼女もまた闇のものであったから・・・?終盤、ノームを食べていたシックスを、 台の上から真っ黒いシックスのような影が見下ろしている場面があるが・・・。 最終的には食事により、日光をもろともしない力を得たということだろうか。 ただこの考えだとレディとどういう関係があるのかがわからなくなるが。 (無理やり考えるなら、「レディの妹で人間だったシックス」を食い殺したことで、彼女の記憶や姿を受け継いだ存在・・・だとか?) レディの子供説 レディのおさがりをもらったのは本当にシックスが娘だったから、という説。 だが血が繋がった母娘・・・というより、父親を介さずにレディから産まれた分身のような存在という方がしっくりくるかも。 でっぷりした登場人物ばかりの中で痩せ体型のレディ。 彼女は「食欲」という概念を「シックス」という存在にまるっとあげてしまったという可能性も。 この考えだと、シックスの他に別の概念を与えられた娘がいてもおかしくない。 追記分にて、白い服の少女=シックスとそっくりの存在?がいることも明らかとなった。 タイトルが 「Little Nightmares」と 複数形なのは、もしかしたら・・・? 飢えていたのは愛情か? ゲーム序盤から腹ぺこ状態だったシックス。 「食べたものを吸収する」という能力を理由に母親から隔離されてしまったからだろうか?だとしたら空腹もそうだが、何よりも愛情に飢えていたのかもしれない。 ノームをぎゅっとしていたのはその反動かも。 食べても食べても満たされない彼女の心が、あのような結末を迎えたのか・・・。 モウの謎について 物語の舞台である謎の船・ モウ。 巨大な島のようにも見えるが海面から出ているのはほんの一部であり、実際は縦長の構造となっている。 最上部には 煙突があり、ラストでモウから出たシックスは、煙突のふもとから外の世界と海を眺めていた。 モウ(maw)とは、 動物の胃や がつがつした人の胃袋という意味がある言葉。 その言葉通り、巨大な船の姿をした胃袋として、でっぷり太ったゲストたちを誘いこんでは一人として帰さなかった。 船の中には大きさがバラバラの大量の靴が散乱している。 これは、来訪者たちがみなこの船の中で死んだことを意味するのだろう。 結論からいえば、この船は レディが人を喰らうための船だと思う。 毎年様々な場所に停泊しては、豪華な料理をエサに人間たちを誘い込む・・・。 実際は彼らがエサになることも知らずに・・・。 船には牢屋のようなエリアもあった。 何人かは生かしておいたのかもしれない。 非常食用に。 ただ参考サイトの説明によれば、モウとは 「失われしものが集まる場所」とも。 ある意味、黄泉の世界のような「あの世でもこの世でもない場所」という可能性も・・・? 日本画風に描かれたモウ。 ゲストエリアの内装が和風なのはレディの趣味か? 赤ん坊は誰の子供なのか 大きな謎である 赤ん坊エリア。 小人とは違い人間の子供だからなのか檻には入れられず、ベッドに寝かされるなど特別な待遇を受けているようにみえる。 一体この赤ん坊は誰の子供なのか・・・? 可能性としては、 ・レディの子供 ・ゲストたちの子供 ・ゲストたちに生ませた子供 だろうか。 ただレディに旦那がいる気配がないのと、あの場にいた赤ん坊を全部一人で産むとか無理だろ!というツッコミがある。 だとすればゲストと一緒にやってきた子供か、もしくはあの牢獄で監禁している(かもしれない)ゲストたちに生ませた子供か・・・。 ただしこの考えだと、この子供たちの行く末はとんでもなくダークなことになる。 子供部屋はシェフの部屋? 序盤に登場する、電気柵で閉じられた子供部屋。 人間サイズのシーソーやブランコがあるが、ブランコは2つあり、そしてシーソーは2人で遊ぶ遊具である。 人間サイズのキャラで二人一組といえば、もう シェフの双子しかいない。 もし彼らの子ども時代の部屋だとするなら、 彼らは「モウ」で生まれ育ったか、あるいは子供時代に幽閉されたかのどちらかである。 電気柵で閉じ込められていたこと。 この部屋の先には牢屋が続いていることから、上述のゲストとしてやってきた人間の子供だった可能性もあるが、双子のキャラ説明によれば、肉と暴力を好む性格だったという。 子供のころから手がつけられないくらい暴れん坊の2人組であったなら、モウの生まれであったとしてもあの扱いは止む無しかもしれない。 両親は誰なんだという謎は残るが。 もしモウがゲストをエサとしてだけでなく、拉致監禁して労働力としても使っていたとのなら、その闇は果てしなく深そうだ。 目の謎 ゲーム中、様々な場所に登場する 『目』。 この目は一体何を象徴しているのか? 一番気になるのは、 管理人エリアの『目』のみ、三角形の中に目が描かれていること。 これはキリスト教では 「全てを見通す目」「全能の目」を意味するもの。 フリーメイソンのシンボルマークといった方が馴染みがあるかもしれない。 管理人エリアには監視室らしき部屋もあり、単純に 「真実を見通す」という意味合いが込められているのかもしれないが、管理人を誘き出す時に利用する テレビ映像にも、チャンネルを変えるとこの目が映っている。 何やら サブリミナルっぽい雰囲気がある。 船の中だけではなく、TVを通して世界中の人間に発信していると思われるが、洗脳電波なのだろうか・・・。 もしかすると 外の世界(人間の世界)は完全なる監視社会となっていることの暗示かもしれない。 レディの象徴説 海外版リトルナイトメアの公式サイトのレディの説明欄には、 「watchful eye=監視の目」という文字がある。 目はモウの中を監視するレディの象徴でもあったのか?だがそんな彼女もまた監視されていたというところに謎が残る。 モウの維持に心血を注いでいたらしいレディはモウからの脱走を決して許さず、牢獄を監視し続けていた。 他者からの視線を誰よりも恐れていた彼女が、他者を一番に監視していたというのは皮肉かもしれない。 シックスの象徴説 ゲームのロゴは、この目とシックスが重なった姿となっている。 シックスのレインコートのシルエットがこの目の形を連想させることといい、ゲーム中に一度も登場しない、コートに隠されたシックスの《目》を象徴しているという可能性もある。 だがよく考えてみればシックスだけじゃなく、レディもシェフの双子もマスクで、管理人は目隠し。 ノームも帽子で顔は見えない・・・外からやってきたゲスト以外、 モウの中で「目」が見えるキャラクターは一人もいない・・・。 世界観について 素顔が見えるキャラ=人間、素顔が見えないキャラ=精霊? 例のシーンといい、後半のエリアが「千と千尋」イメージであることからの憶測ではあるが、レディやシックス、ノームなど素顔が見えないキャラクターは基本、 妖精や精霊といった人外の者たち、もしくは人外の力を持つ者たちなのではないだろうか。 また、海外版のサイトのレディの説明によれば、少なくともレディは 「外の世界は混沌としている」と思っていることが解る。 外の・・・人間の世界は、監視社会により完全に管理されることで誰も飢える事はないが、人間がただモノを食べるだけのブタと成り下がった、ディストピアのような世界になっているのかも。 モウは忘れられたものが集う場所ともいう。 人間から忘れられた彼らはこの船に乗り、人間を糧にしながら生きているのかもしれない。 首吊り男の正体について 何より最大の特徴は、 足が凄い長いこと!! シックスは小さいが、それにしても巨人すぎる。 インパクトはあるもののここにしか登場しない上、ストーリーに絡んでくることもなくただただ謎な存在。 胴体にベルトらしきものがあったりと男性であることは間違いないと思われるが、一体コイツは何者なのか? 飛躍しすぎかもしれないが、ここではこの首吊り男の正体を 「もう一人の管理人(監視人)」と仮定したいと思う。 ゲーム中に登場する管理人といえばあの盲目の手長おじさんだが、謎な点が2つある。 1つ目は 盲目なのに管理人エリアに監視室があること。 2つ目は管理人室に ズボンが干してあることだ。 2つ目のズボンに関しては単純に距離感の問題で長めに見えるだけで手長の管理人本人のものである可能性も高いし、攻略とは何の関係もない場所を登らないと見えないような角度に置いてあるのが怪しい!という理由なので根拠としては弱いのだが・・・ どうしても1つ目の、 盲目の管理人に出来ない監視を誰がやっていたのか?という疑問は残る。 メタ推理だが、日本や中国に伝わる『手長』という妖怪には、必ず手長を背負う役割を持つ 『足長』という妖怪が対で存在する。 管理人室や船の中には、手長の管理人だけでは届かないような場所にも物が置いてあったり、とんでもない高さから吊るされたものもある。 これは、この自殺した男(足長)がやったものではないだろうか? もし首吊り男=監視人であれば、自殺した理由はレディの素顔を見てしまったからか。 船の秘密を知ってしまったからか・・・。 何にせよ、見てはいけないものを見てしまったからではないだろうか。 疑問点 最初にパンをくれた人は誰? 最初にシックスにパンをめぐんでくれた人。 シルエットのほつれ毛具合から恐らく女性だと思われるが、誰もいない食堂でたった一人で食事をしていた彼女は、一体誰だったのか?スタイル的にゲストとは考えづらい。 背格好だけでいうならレディに似ているが・・・。 彼女の姉妹の一人なのか。 もしくはレディの母親という可能性も? 前にも脱走者がいた? ゲーム序盤、 シックスと同じルートを辿っていたと思われる足跡や手形が登場する。 シックス同様に捕らわれていた誰かがいたのか?これは1周目のシックス自身なのかとループ説が頭に浮かんだりもしたが、 足跡はシックスのものより一回り大きい。 (なのでシックスより小さいノームたちのものでもない)檻に捉えられていた他の小人のものだろうか・・・? シックスの絵は誰が描いたのか? 1枚は画像にあるように、部屋の隅にあるレディの置物の下あたり。 さらに壁際にも黄色い人物が描かれた紙が・・・。 この部屋の持ち主はシックスと知り合いだったのか?それとも、シックスは昔この部屋にいたのだろうか・・・? 上述のシックスよりも少し大きい足跡、そしてこの目のラクガキの部屋の主は、肖像画の白い服の少女(シックスを見下ろしていた影)という可能性もある。 数字が象徴するものは 海外版のPVの一つにシックスの死亡シーンを集めたものがあるが、そのタイトルが 「The Nine Deaths of Six(シックスの9つの死に方)」・・・ 「6」と 「9」をかけた言葉遊びとなっている。 「目」のマーク同様、数字が使われていることには何か意味があるのだと思われるが、 「6」という数字だけが唯一「9」という対になる数字を持つと思うと意味深かもしれない。 OPのレディは右から振り返っているが、ラストのシックスは左から振り返っており、対になっているような演出になっているのと何か関係があるのだろうか? ちなみにゲーム中に登場するノームの数は全部で 13。 13を不吉な数とするのはキリスト教だが、ラグナロクのきっかけとなったのが13人目の来客のロキだったことで北欧神話でも13は忌み数である。 その他の細かい疑問 ・船内にある 灰皿と吸殻。 煙草を吸っているキャラクターは登場しないが誰のものか?首吊り男か、それとも他の乗員? ・首吊り男がいる手前の部屋で、ドアの窓から覗いていたのは誰なのか。 背丈的には手長の管理人ぽいが、 細い目が映っているため違う人間の可能性も。 ・千と千尋風鬼ごっこイベントをクリアした直後、台の上に、人間サイズの 男物の帽子が置かれているが誰のものか?(手長の管理人のものとは若干形状が違う)。 登場するキャラクター ノーム 手が長すぎて、常に肩こりに悩まされているモウの管理人。 目が見えないぶん耳がビンカンで、大きい音はニガテなようだ。 最後には両腕がちょん切られるというエグい最後を迎えてしまったおじさん(?)だが、参考サイトのキャラクター説明によれば、 「はるか昔の忘れられたものを持って、この世から逃げ出しモウにやってきた男」らしい。 彼のエリアに登場するちょっと懐かしいサルのおもちゃや積み木は、もしかして私物なんだろうか・・・? 溜め込む性質からかどうやら収集癖があるようで、大量のフィギュア(人形)をコレクションしている様子。 彼の自室にはノームの絵がたくさん飾ってあるし、多分ちっちゃいものが好きなんだろう。 きっと捕まえたシックスはコレクションの一部になってしまうんだろうなぁ・・・。 双子のシェフ 千と千尋の父ちゃんたちのように食い散らかし、カオナシの如く追ってくるゲストたち。 大勢の巨漢が這いよってくる恐怖はなかなかのものだが、海外公式サイトの説明によれば、 「彼らの存在はモウのライフサイクルに必要不可欠」となっている。 その意味はつまり・・・。 彼らの中にはお面をつけているものも多くいるが、これはただの趣味なのか。 それともこれもシェフのマスク同様、人外のものと逢うためのものなのかは謎。 食料庫にはにんじんがあったりしたので、野菜や魚も調理されているはずなのだが、基本彼らはひたすらに 肉ばかり食べている。 さらに動くものに異常に興味を示し見境いなく食べようとする。 まるでネズミやノームを食べることを選んだシックスのように・・・。 後半になればなるほど俄然バケモノじみてくるゲストたちだが、神様の世界のものを食べたから彼らもまたこちら側になった的なこともあるのかもしれない。 サンプルを見た感じセリフは英語なので、英語が余裕!な人ならイケるかな?ゲームとどこまで世界観を共有しているかわかりませんが、これは気になりますね! 【スポンサードリンク】 最後に 可愛いのにグロテスクという世界観がドンピシャだった 「リトルナイトメア」!ようやくクリアしました~!アクションがニガテな自分でも3時間ほどでクリアできる丁度よいボリュームと難易度でした。 (そして一番の敵は管理人でもシェフでもなく、 細い道でした。 距離感つかめなくて落ちまくった・・・) ストーリーはもう考察というか妄想というか、全てにおいて想像するしかありません。 レディが5人姉妹というのもシックスの名前からの連想ですし、あの絵が単なるモブに囲まれただけの可能性も大いにあるんですよね・・・。 シックスが人間の少女だったのか、それとも途中から別の何かに変わっていたのか・・・?など、疑問はつきません。 シックスを操作しながら「レイニーデビル・・・!」とか思ってたら、まさか当たらずとも遠からずだったとはたまげたなぁ。 取り急ぎまとめましたが、のちほど気付いた事があれば随時追記していこうと思います。 以前の考察部分はノイズにしかならないから消そうかとも思いましたが、考えが変わっていった記録的なものとして残しておくことにしました。 長くなって読みにくいかもしれませんが、ご容赦頂ければ幸いです・・・。 basiliskos.
次のDLCで明かされた真実 DLCは本編と比べるとパズルやアクションが強化されました。 ホラーゲームとしての質は上がりました。 ただ謎解きが複雑になりテンポは悪くなった気もします。 追いかけっこが無くて勢いに欠けるのも原因でしょう。 さて『ランナウェイ・キッド』は『ノーム』となり『シックス』に食べられる最期を迎えました。 本編で他と違って逃げずにソーセージを差し出す『ノーム』に違和感を覚えました。 まさか『キッド』が正体だとは驚きです。 彼は生まれたての『ノーム』なので生き延びるために必要な、まず逃げるという考えを持たなかったのでしょう。 それにしても『レディ』が変えてるにしては『ノーム』の数が多すぎるし、口封じで『ノーム』にする必然性も無いです。 もしかすると『ノーム』は『モウ』が生み出しているのかも知れませんね。 衝撃の結末でしたが期待した答えは用意されていませんでした。 『シックス』脱出の裏話に過ぎず『レディ』や『シックス』の正体に迫ったとは言えず残念です。
次のContents• リトルナイトメア ナイトメアといえば、『 悪夢』という意味ですが ほかにもいろいろあり。 頭に『 リトル』と付いています。 そう、なんとこのホラーゲームは 小さな女の子が主人公。 え、ホラーゲームで小さな女の子って大丈夫?すぐゲームアウトにならない? と思ってしまいますが、これは 謎解き要素があるホラーなんです。 ストーリー 『胃袋』の名を持つ謎めいた巨大船舶「モウ」に囚われた 幼い少女『シックス』…物語はシックスがモウから脱出を試みるところから始まります。 いや、もう…胃袋の名ってなによ…!!(モウをかけた洒落ではない) 囚われたとあるので主人公である小さな『シックス』は捕まっていたようですが、 実況プレイを見る限り、冒頭からいきなりストーカーが始まるので プレイヤーはシックスがなぜ囚われているのか、といった理由は不明のままスタートするようですね。 よくある始まりのナレーションもないので、謎を解いていけば理由がわかるのかな? 初期のネタバレ動画 YouTubeの実況プレイヤーの方がゲームの動画をさっそくアップされていました。 プレイヤーは小さな小人のシックスを客観的に見ているような感じの目線です。 いきなり物語は始まりますが、プレーヤーは シックスの行動を選択したり ウロウロしたりもできるパソコンゲームのようなシステム。 これはデモ版だからなのかな?どうなんでしょうか。 双子のコック 敵? の前で行動を間違えてしまうと捕まってしまいます。 …小さなシックスに対して双子のコック、大きすぎるのでは…。 汗 これからどんどん大きな敵と戦う(回避する)ことになるのでしょうか。 同じ背丈の子供たちは逃げないのかな?? もしかしたらシックスは突然変異なのか…それとも自我を保っている唯一の存在なのか…。 プレイ動画を観ていると、謎が深まりますね。 スポンサードリンク 独特の世界観がダークファンタジーの 絵本を読んでいるような感覚になります。 この動画ではあまりホラーって感じはしませんが、ホラーゲームの枠内なので 本編では怖い演出がどんどん出てくるんでしょうね…。 実際にホラーに疲れた時にベイマックスが突如目の前に現れたら びっくりしすぎて逃げちゃいますが…。 笑 攻略方法 シックスの選択を間違えずに 先を考えながら行動させることが攻略の鍵のようです。 推理、パズルとういんでしょうか。 シックスの命がかかっているので慎重に選びたいところですが、 すべての行動パターンを見たくなるのは私だけ…? (ごめんよ、シックス…。 ) 『 目』を見てしまうとシックスになにかが起こってしまうらしいのですが… 見てはいけないと言われたら見たくなってしまいますよね…。 サーチアイの光を浴びると、ノームとシックスは石化してしまいます。 このことからシックスはノームと同様の存在という可能性があります。 北欧神話では、闇の妖精と呼ばれるものたちは日光で石になるという言い伝えがあるので、 暗闇の中に囚われていたのは、彼女もまた闇のものであったからからかもしれませんね。 最後は大ボス、『 レディ』との対決となります。 鏡を持って、天井から光がさす中にシックスを連れていき、 レディにその鏡から反射した光を浴びさせます。 浴びさせるたびにシックスは衝撃で倒れこみ、レディは苦しそうな声をあげます。 レディはシックスを追いかけてきますが、焦らず光を探しましょう。 何回か光を浴びせ続けるとレディはその場に倒れ込み、呼吸はしているものの動かなくなります。 そして… 最後はどうなる? ラストですが、ナイトメア、とあるので実はこれは夢だった…。 なんてオチもあり得るかもしれません。 しかし双子のコックは一体なんの肉を使って料理しているのか…。 呼吸はしているものの動かなくなったレディ。 プレイヤーが操作せずともゆっくりと、勝手に動き出すシックス… そしてBGMである、シックスのお腹が空いたときの音楽が鳴り響き… (レディに近づくシックス。 ) あろうことか、 シックスは生きたままのレディを食べてしまいます。 完全なトラウマ的捕食シーンはありませんが、場面からしておそらく食べてしまっています。 場面は一転。 『ゲスト』がいる廊下を歩いているシックスの姿。 シックスに手を伸ばそうとすゲストから順にうめき声をあげ、動かなくなります。 これはおそらくレディを食べたことによって、レディの能力である命を吸いとる力を得た手に入れたシックスが ゲストの魂を抜いているのだと思われます。 (廊下をゆっくりと歩き続けるシックス。 ) そのまま奥へと進み、船の入り口がオープン。 シックスは階段をあがっていきます。 (船から出ていくシックス。 ) 最後の文字…Thank you for playing の文字がプレイ画面に浮かび上がり、 この物語は終了し、エンドロールが流れてきます。 (入り口の右横にシックスらしき人影が。 ) おそらく『リトルナイトメア』のタイトル名をさしているものは、 ただそこにいるだけで命を喰らうことが出来るようになったシックスに対してなのかもしれません。 小さな悪魔と化した彼女は外へと解き放たれ、外の世界はこの小さな悪魔に翻弄されてしまうのかも…。 シックスは常に裸足であり、靴を履いていません。 これは彼女がモウにやってきた来訪者ではなく、実は最初からこの船の住人だったからなのかもしれませんね。 公式アカウント Twitterの公式があるので、随時最新情報が得られます。 笑 シックスちゃんの人形が旅する写真も可愛いですよ。 楽しかったイベントがあっという間に終わってしまい、帰りたく無さそうなシックスちゃん…。 木の上に登ったら危ないよ~!…と思ったらやっぱり落ちちゃいました。 海外限定版のボックスが可愛いんですが、私全く英語読めないしなぁ…。 汗 海外の表記も『PlayStation 4』の略称は『PS4』なんですね。 ペーパーバッグの コミックを発見しました! アメコミみたいなのかな??内容がとっても気になる…。 現在wikipedia(ウィキペディア)がまだないようので、 大人しく待っているしかなさそうですね…。
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