恋する ウサギ ちゃん。 恋するウサギちゃん/森本あき 本・漫画やDVD・CD・ゲーム、アニメをTポイントで通販

ミュージック・アワーの歌詞

恋する ウサギ ちゃん

ミュージック・アワー 作詞 ハルイチ 作曲 ak. homma 唄 ポルノグラフィティ この番組では、みんなのリクエストをお待ちしています 素敵な恋のエピソードといっしょにダイヤルをして ここでおハガキを一通…R. N"恋するウサギ"ちゃん 「なぜ人を好きになると、こんなにも苦しいのでしょう? 」 それは心が君のこと、急かして蹴飛ばしているからで シンプルな頭で聞けばいいのさ Let's get to your love! キミが胸を焦がすから、夏が熱を帯びてく そして僕は渚へと、誘うナンバーを届けてあげる 淡い恋の端っこを決して離さなければ この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ 少しは参考になったかな? N"恋するウサギ"ちゃん そして世界中で叶わぬ恋にお悩みの方 たぶん心は迷っていて、壊れかけたピンボールみたいで ルールがいつまでも曖昧なまま Is game over? キミが夢を願うから、今も夢は夢のまま 大好きだから踏み出せない、大好きだから臆病になる 淡い恋の真ん中を泳ぎきってみせてよ 可愛すぎるハートを見守ってるミュージック・アワー 強い人にはなれそうにもない、揺れてる君でいいよ キミが夢を願うから、ミュージシャンも張り切って また今年も渚には、新しいナンバー溢れていくよ 淡い恋の端っこを決して離さなければ この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ Thank you for your letter. All Rights Reserved 「 」では、著作権保護の観点より歌詞の印刷行為を禁止しています。 ポルノグラフィティさん『ミュージック・アワー』の歌詞をブログ等にリンクしたい場合、下記のURLをお使いくださいませ。 或いは、下記タグをコピー、貼り付けしてお使いください。 ポルノグラフィティさん『ミュージック・アワー』の歌詞 ミュージックアワー words by シンドウハルイチ music by ホンマアキミツ Performed by ポルノグラフィティ.

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#ナルヒナ #メモ…書き? 恋するウサギちゃん

恋する ウサギ ちゃん

対する刀の主である審神者も、近侍のノリの良さに笑みを零す。 そうこうしているうちに目的の場所に着き、歩みを止めた。 しん・・と。 口を閉ざしただけで耳の痛くなる程の静寂が彼等を向かえる。 薄暗くなった館内は人っ子一人いない。 一人と一振りを除いて。 「・・・・・・・・・・・」 目の前にあるのは物言わぬ刀。 その目元は乾いていて、涙が溢れている様子はない。 あれだけこの刀を前にして涙していたというのに。 いざ自覚できるようになってから来てみれば、もうその涙が審神者の頬を濡らすことはなかった。 しかし、それでいい。 「ちょっとした報告がしたくて・・政府の人に無理言って閉館後に入れて貰ったんだ。 今も、貴方を見に来る人は沢山いるからね。 だから人がいない時に伝えようと思ってた」 「・・・・・・。 主がここに来た目的を果たすのを見守っている。 その瞳は穏やかでいて、相反する寂しさも含んでいた。 私の命を救ってくれてありがとう。 あ!あとね、紋も消えたんだよ。 ほら・・私泣いてないでしょ?」 きわめて明るく振る舞おうとする審神者はさぞかし痛々しく、鶯丸の目に映っているのだろう。 審神者消失事件の顛末を語るまでは優し気に見守っていた鶯丸だが、今はその目元は少々痛まし気に歪んでいる。 「えっと・・・だからどうって、訳じゃないんだけど・・。 今顕現してる大包平達はこのことを知らないから、まだ私を避けると思う。 それは仕方ない。 でも、これから顕現する大包平は私がもう無害だってことを知って貰えたから。 えーーーーーと・・・普通に接して貰えたらいいなって、そういう」 じゃないと初めて大包平を顕現する審神者が私に会った時に驚くから、とか。 一々説明してしまうと大包平のプライバシーにも関わる、とか。 審神者は自分の要求が決して私利私欲のものではないということを伝えたいのだが、理由を口にするだけ言い訳がましくなっていく。 「・・・・ど゛お゛し゛て゛だよ゛ぉ゛お゛お゛おお゛」 こんなつもりじゃなかったんだ!と顔を両手で覆い、野太い声をあげながらしゃがみ込む審神者。 大包平を前にして気丈でいようとしていた審神者が崩れる瞬間を見た鶯丸は、途端に活き活きとした様子で「いいぞ!それでこそ主だ!」と肩に手を置く。 「まあ、なんだ。 主はこの通りお前に避けられるのがたいそう堪えてな。 せめて今後顕現する大包平には、この娘とはもうなんの繋がりもないのだという知識を入れてやれ」 「ウ゛ァッ」 「すまない、塩を塗り込んだ」 なんの繋がりもない。 大包平達を少しでも安心させたい。 そう伝えられたらと思っていた。 思っていたのだが他者から言われるととんでもない衝撃と否が応でも現実を知らしめられ、審神者はそのまま床に突っ伏した。 「ごめん寝か」 「もうやだおうちかえる」 「ははは。 へそをまげたか」 元より長居するつもりはなかった。 審神者の中ではもっとこう、さっさと報告して風と共に去りぬと言わんばかりの颯爽さで帰るつもりだったが、情けない所ばかりを本霊に見せた時点であーもうめちゃくちゃだよという具合に滅茶苦茶であった。 反対に、鶯丸は気取りもせず素の姿を見せた審神者を見て大いに喜んでいる。 主の手を取り起き上がらせる。 少し皺のついた服を直しながら、せっかく大包平に会う為におめかししてきたのになあ。 と苦笑した。 「審神者服ではない主は久々だった」 「あれだと現世じゃ目立つんだよ」 言った審神者は、ひらりとワンピースの裾をひらめかせ、自分でも珍しく脚を出していると思った。 加州や乱に選んで貰った服で気合を入れてきたはいいものの、既にしっちゃかめっちゃかになった今ではもうどうにもなれ状態だった。 しかし流石にこれで終わる訳には行かず、審神者は最後に大包平に向き直る。 「うちの大包平はちゃんと成長できるか不安だったみたいだけど、この通りおめかしを覚えるくらいには年相応の女の子にまでなったよ。 さっきも言ったけど・・・私はもう大丈夫だから。 今まで守ってくれてありがとう。 大包平も、どうか・・・これからは気兼ねなく過ごしてほしい」 大包平からの応えはない。 だが、伝えたいことはもう伝えた。 この刀が、同位体を。 自分が振るったのかと思うと。 「ひぇえ・・・・恐れ多いけどがっごよがっだああ」 鶯丸の陰に隠れ、熱の集中してしまう頬を押さえる。 鶯丸の後ろから「かっこいい、じゃなくて・・きれい、の方が、いいのにごめんね」と蚊の鳴くような声で言う審神者は、最早赤面する顔を隠しきれないでいた。 「かッ・・・・・帰る・・」 「・・・・もういいのか?」 「あんまりいると、帰りたくなくなる」 「それもそうだ。 ではな。 大包平。 ほら、主も」 「・・・・・・・・・・・またね」 未だ高鳴る鼓動が、鶯丸の声に別の意味で跳ねる。 これは未練以外の何物でもなかったが・・・報告を終えた今、審神者である自分は本霊である大包平に不必要に会いに来るのは望ましくない。 ただでさえ紋が原因で全ての大包平に避けられていたのだ。 接触することで今以上の影響を与えてしまう可能性は捨てきれない。 さよなら、と言うのは憚られた。 [newpage] 「そういや主、最近部屋で何してたのさ。 せっかく仕事漬け生活が終わったんだから、もっと出かけたら?長谷部も最近は「主ィィィイイイイイどこに居られるのですかァアアアアアア」って主が居なくなっても暴走しなくなったし」 「んー?・・・んー。 行きたくなったら声かけてー。 いつでも暇だから」 暇とまで言うのはどうなのか。 確かに仕事漬けの生活は終わりを告げたとはいえ、通常の職務は変わらず毎日存在する。 しかしあれだけの量の仕事をこなしていたことを考えると、日課とはこんなにあっさりと終わってしまうものだったかと。 一種の燃え尽き症候群に似た虚無感を感じていた。 故に暇だと口にした主の隣で、本日の近侍である加州清光は同じく暇そうにごろごろと人を駄目にするソファにその身を沈めながら問いかけた。 刀とは、近侍とは何ぞや。 「俺も主と久々にゆっくり過ごせるのはいいけどさあ。 これってどうなの」 「仕事終わってしまったから加州に手伝って貰う事がないのだー。 だから今日は一緒にごろごろする主命を下しました」 「・・・・まあ?休むのも立派な仕事だからね」 言いながらも加州は本当に嫌がっている様子はない。 近侍を任された割りに、近侍の意義を疑いたくなるような主命に最初こそ不満を口にしてはいたが、今は主とのんびり過ごす時間を楽しんでいる。 「っと。 聞くの忘れてた。 部屋で何してんのって質問」 「聞いて驚くなよ~~~~ 恋愛小説見てる」 「 主 が ? 」 「そんなに驚かんでも」 「え?え・・・?誰かに借りた?」 「自発的に」 「あ る じ が ? ? 」 「驚かんでも」 加州は目を丸くしてソファから飛び起き、隣で寝そべる主に詰め寄った。 学生の頃に学友から少女漫画を貸してもらったことはある。 しかし借りてきた本人よりも男士達がこぞって読みまわしていた。 審神者もそれがわかっているから、男士達の為に借りてくる節があった。 そんな審神者が恋愛小説を自ら読んでいるという事実は、未だ加州の中には浸透せず、何度でもその目を丸くさせた。 「しょ、証拠!」 「ん?URLでよければ送るよ」 「あ・・・携帯小説な感じ?」 「いやー。 創作」 「主・・・・・本当にどうしちゃったの・・?世の女子達が第二次成長期辺りで経験してそうなことにでも挑戦中・・・?」 「ん・・・・?ん!?」 具体的な例を出されて反応に困ったが、朝の読書の時間の為にクラスの女子達が、幅は厚い割りに中身の文字がデカいせいで下手をすれば一時間足らずで読み尽くせてしまいそうな携帯小説本を持ってきていたことを思い出す。 怖いくらい覚えてるの。 あの本の厚みや~中身の薄さを~。 「あれは・・・・・物によっては目が・・・滑る」 「滑る」 「大概死ぬからさ、どっちかが。 死なないにしても・・・なんか・・」 「あーうん、わかった。 言いたいことはわかったおっけ」 加州は主の言わんとしている所を察したのか、それ以上は追及せず、血の気の多い審神者養成校戦闘科の出である主でも恋愛小説を読むのだという現実を渋々受け止めた。 「なにこれ・・・刀さに、小説?」 「うん」 「主・・・これに興味が?」 「うーん。 興味というか・・とある人に奨められたんだけど、読んでみれば面白くてさ。 続きが気になって・・・気付いたらずっと部屋で読んでる」 「ふーーん・・?」 「加州も読んでみてよ。 結構はまるかもよ」 「えーーーーーーーー???俺刀剣男士なんだけど。 どっかの知らない審神者とどっかの刀がイチャコラしてんの見て何が楽しいのさ」 「物は試しだよ。 ん~じゃあ短くてねー、安定がお相手の、すぐ読めるこれおすすめ」 「えー」 「主、これ続きないの?」 「即堕ちか。 ないよ。 そういう話」 「 な い の 」 それから10分後。 「これじゃ安定も審神者も報われないじゃああああああん」と端末を手に詰め寄る加州を宥めるのに、倍の時間を要した。 [newpage] 「あるじさああああんこれどうなっちゃうの!?どうなっちゃうの!?審神者さんが現世の恋人と付き合っちゃったら・・・一兄は・・!」 「ちょっと!うちの兄貴とこの審神者!なんとかならないの!?兄貴も兄貴だよォ!現世よりじゃないからって!もうここまできたら付き合っちゃいなよォおおおお」 「主~~ほのぼの系だったのに段々この話不穏になってきたよ~~やだよ~~俺しんどいよぉ~堀川が泣くとこみたくないよ~~~」 「OH」 自室に戻ると、部屋の主よりも部屋を存分に使用している刀剣男士達と出くわした。 お茶でも淹れようかと厨に向かおうとする前に乱、次郎、加州に引き留められ小説の続きを所望される。 必死な三振りを前に心苦しいが、書いているのはあくまでどこかの誰か様であって、審神者がその要求に応えられない。 「随分・・・はまりましたな」 「主のせいなんだからね!」 端末を手に一喜一憂する刀剣男士が見られるようになって一週間。 最初は加州から始まった刀さに小説布教 するつもりはなかった は、今や興味のあるものは一度は目を通している程度には広がり、その中でも熱心に続きを待ち望んでいるのがこの三振りであった。 一度は目を通しているその刀剣達が誰なのかは気になるところだが。 「主・・・これさ、人に奨められたって言ってたけど・・何がどうしてそんな人と出会ったの?」 「・・・・・うーんとね、あんまり言わない方がいいかなって思ったんだけど」 「うんうん」 「何さ~もったいぶらずに次郎さん達に言ってみなよぉ」 刀さに小説に嵌った三振りではあったが、嵌ったことでわかったことがある。 やはり、この主が人に奨められただけでこの小説を見るに至ったかとは俄かには信じがたかったからだ。 めくるめく恋模様はとても魅力的ではあるのだが、そのジャンルが刀さにであれば猶更だ。 「えっとね、審神者も刀も書き込める恋愛相談スレがあってさ」 や ば い やばい ボボボボク達あるじさんのとんでもない所に踏み込んじゃったよ! 十中八九その恋愛相談って大包平のことじゃないか! 「あ、大丈夫。 大包平と私のことじゃないから」 「「「!!!??!?」」」 「そんなに驚かなくても」 声に出さずとも「やべえ」という顔色で見られていれば鈍い審神者でも何を考えているのか丸わかりであることに三振りは気付かない。 当事者である彼女は、目の前の三振りが慌てふためいていることもあり驚くほど冷静である。 「そ、それで?」と。 変わらずやべえ奴を見る目で審神者を眺めながら話の続きを促す。 「ちょっと誰かと付き合ってみようかと思って。 まずお付き合いはどうやるのかなって相談しようとしたらね。 刀さに小説置いてある所のURL貼っ付けて宣伝してる人がいて、そこから飛んで嵌った感じ?」 「ちょちょちょちょちょ」 「なに」 「どゆこと!?」 「だから、URLが」 「その前!!!!!!!!!!!!!」 バァン!!!と音を立てながら畳を叩いて審神者に迫る加州。 同じく審神者に詰め寄りたい気持ちを押さえながら、ハラハラとその行く末を見守る乱と次郎。 淡々と語る我らが主は加州の鬼気迫る顔が眼前にあったとしても、至って何ともなさそうな様子で続ける。 「ああ、それの相談はしてないよ。 むしろ刀さに小説面白くてそっちのけで割ともうどうでもいいかなって」 「うん!!ちょっとそのままそっちのけにしててもらえる!?大体なんでそうなったの!?」 「いや・・・ほら、私ももうすぐ成人するしさあ。 皆が蝶よ花よ且つ蝶のように舞い蜂のように刺すがごとく育ててくれた私が行き遅れたらアレかなーって・・」 「なんで今からそんな心配してんのォ!?どっかの馬の骨と付き合うくらいならいっそ行き遅れてッ!!!!!!!!」 「加州激しい」 「激しくもなるわぁ!!!!!」 「・・・・あるじさんでも行き遅れって気にするんだね」 「まあ・・・仮にも年頃のおなごだからねえ」 成人を迎えようとする今だからなのか。 以前の彼女であればふざけ半分で「誰かに貰って貰うしかないかなー」と呟くことはあれど、行動に移すほど現実的に考えている訳ではなかった。 突発的な行動だが妙に冷静な審神者に、割と本気で行き遅れを気にし始めたのではないかと。 乱と次郎は表情を曇らせた。 「・・・・・・・・仮にも。 ・・・・・・・・・・仮にも・・・・」 対して心配されている審神者だが。 騒ぎ立てる加州を余所に、二振りのあまりの反応から自分にどれだけ女っ気が足りないのかちょっと不安になっていた。

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恋するウサギちゃんの婚活ブログ

恋する ウサギ ちゃん

「こらっ!!ナルト!!」 「美味ぇ!!」 サクラの鉄拳がナルトに届く前に、ナルトは口をもぐもぐさせながら、購買部へと逃げて行った。 「アイツ、逃げ足だけは早いんだから…!!ヒナタ、大丈夫!?」 「う、…うん…」 顔を真っ赤にさせながら、ヒナタが頷くと、サクラはため息をついた。 ナルトは海外転勤になった父と母には付いて行かず、一人暮らしをしている。 男子高校生の一人暮らしの食生活なんて、所詮市販の弁当やカップラーメンだ。 ちょいちょい、昼休みになると、こうして女子たちのお弁当を狙ってつまんでくる。 最近ターゲットにされているのは、ヒナタのお弁当だった。 「ナルト、くん…」 ヒナタは少し考えて、形よく焼けた卵焼きを一口、口に含むと、よし。 と、何か決意したようだった。 次の日。 昼休みを告げるチャイムが鳴る。 退屈な授業をほとんど寝て過ごしていたナルトが、ふあっと欠伸をして椅子から立ちあがると、目の前にはヒナタが立っていた。 「ナルトくん、ちょっと…」 「ん?なんか用か?ヒナタ」 昼休みでざわざわとしている中、少し人気の少ない踊り場に呼び出される。 ヒナタはおずおずと、ナルトに包みを渡した。 「これ…、良かったら、食べて?」 「え?」 渡されたのは、綺麗な風呂敷に包まれたお弁当。 「オ、オレに…!?」 「うん」 にこにこと笑うヒナタに、ナルトは身体がじんと熱くなる。 思わず抱きしめてしまいそうな衝動に、ぐっと堪えた。 「サンキュー!ヒナタ!!」 素直に礼を言うと、ヒナタは頬をピンクに染めた。 そこへ、キバとシノが通りかかる。 ナルトは思わず、ヒナタからのお弁当を取られてなるものかと、背中に隠した。 「はい、キバくん、シノくん」 「お、サンキュー」 「すまないな、ヒナタ」 キバとシノに渡される包みに、ナルトは絶句した。 自分に渡された弁当と色違いの風呂敷で包まれた、同じヒナタの手作り弁当。 「な…ッ、なんでお前らが…!!」 ナルトが声を上げると、キバがナルトの手元を見て、面白くなさそうに言った。 「俺ら、週に一回、ヒナタに弁当作って貰ってんだ。 ナルトの弁当なんか、所詮俺らのついでだからな」 まるで、今日ヒナタが自分に弁当を作るのを知っていたかのような口ぶりに、ナルトは叫んだ。 「ヒナタったら、早く告白しちゃえば良いのに」 一人イジケながら、キバ達とヒナタのお弁当を食べるナルトだが、入れられた煮物の人参の形を見て、思わずキバとシノの弁当の人参を見る。 キバたちの人参は、星形に型抜きされていたが、自分のは…。 そっとヒナタの方を見ると、顔を真っ赤にした彼女と目が合った。 ナルトも自分の顔が赤くなったのを感じる。 嫌いな人参が、甘くハートの中に溶けていった。 [newpage] [chapter:【きら・きら】] 開けられた窓から、風に舞い上げられたサクラの花びらが、ひらひらと舞い、教室の中のきらきら輝く金髪の髪の中に舞い降りる。 その金髪の主は、机に突っ伏して、すーすーと気持ち良さそうに寝息を立てていた。 ヒナタは後ろから、その様子を見てくすり。 と笑うと、教壇に立っている担任のイルカと目が合ってしまい、頬を染めて俯いた。 イルカは少し困ったように笑うと、ナルトの机の前に近づき、思いっきり教科書で頭をはたく。 「痛ぇッ!!!!」 ナルトが呻いて声を上げる。 彼の金髪に付いていたサクラが、その拍子にはらりとヒナタの机に落ちた。 「ナルトっ!!爆睡するんじゃない!!」 教室から爆笑の渦が上がる。 ヒナタはドキドキしながら、ナルトから零れ落ちたサクラの花びらを、そっと生徒手帳に挟んだ。 風はまだ少し冷たいが、陽射しはぽかぽかと暖かい。 イルカに怒られて、覚醒したナルトだったが、この陽気に再び陥落するのも時間の問題だった。 ナルトの自分より大きな背中を見て、またノート写させてくれって言われるのかな…と、ヒナタは嬉しそうに微笑んだ。 [newpage] [chapter:【ふわり、重ねて】] ナルトは、机の上に顎を乗せて、目の前の当番日誌にさらさらと美しい字を書き記す、白い小さな手を見つめていた。 その人が動かす肩から、さらさらと癖のない、艶やかな髪が流れ落ちてくる。 それを掬い、少し赤く染まった耳にかけると、今まで見えなかった、柔らかそうな耳朶が見えて、思わず彼はそれを凝視した。 それに気付いた彼女が、頬を染める。 「…あまり、み、見ないで…」 鈴が鳴るような、小さな声で囁かれて、慌てて視線を外す。 それでも、ちらりと彼女を見ると、瞳を伏せて、再び日誌に文字を走らせていた。 教室には、少し空いた窓から風が流れ込み、広げられたカーテンがふわりと舞っていた。 陽は随分傾いて、グランドから部活動をする生徒たちの声がする。 日直のヒナタにくっついて、部活をズル休みしたナルトは、ヒナタの机の前の椅子に反対に座り、背を抱えるように寄りかかって彼女の仕事が終わるのを待つ。 最近余りにもナルトがヒナタの傍にいるので、二人は付き合っているのかと言えば、そうではない。 クラスメイト以上でも、以下でもなかった。 それでも、ナルトは彼女の隣に居たいと思う。 ヒナタは、そんな彼に傍にいて欲しいと思う。 はっきりしない関係に、やきもきしているのは、周りの親友たち。 パタン、と、日誌が閉じられ、ヒナタがナルトを見た。 「…終わったよ」 彼女がふわりと微笑んで、ナルトは心臓が苦しくなるのを感じた。 黒板の落書きを消し、乱れた机や椅子を片付ける。 鞄に筆箱を片付けると、ヒナタは窓を閉めるために窓辺に近寄った。 グランドを見て、ふふ。 と笑う。 「見て、キバくんがサッカーしてるよ」 ヒナタがグランドに向かって手を振るのを見て、ナルトもヒナタに近寄ってグランドを見た。 キバからはナルトの姿が見えないのか、ヒナタに向かって、ぶんぶんと両手を振っていた。 「あんの、ヤロォ…」 ギリッと、奥歯を噛みしめて低く呟くナルトの声に、ヒナタはびっくりして振り向く。 振り向いたヒナタを、ナルトはふわりとカーテンで包み込んだ。 窓辺のカーテンに二人、包み込まれて、ヒナタは目を見開いた。 「ナ、ナルトくん…?」 息がかかりそうな距離に、ナルトの顔が近づいて、彼はそっと囁く。 「…オレの事だけ、見てろよ…」 「え……?」 彼の碧い瞳がどろりと濃く揺れて、ヒナタは思わず瞳を閉じた。 ナルトは、彼女の長い睫が落とす影を見ると、薄く笑って、ヒナタに重なった。 グランドから、まだ他の生徒たちの声が聞こえる。 窓は開けっぱなしで、風がカーテンを揺らし、ナルトの頬を掠めた。 全身を紅に染め上げて、パタパタと教室から駆け出すヒナタを、ナルトは追いかける事が出来なかった。 [newpage] [chapter:【わがままな手】] 掠めるようにして奪ったファーストキスに、全身を真っ赤にして教室から飛び出して行ったヒナタの代わりに、先ほどまでグランドでサッカーをしていたキバが入ってきた。 ぼおっと窓辺に立つナルトに、キバかガッと襟元を掴んでナルトを睨む。 「てめぇ…、ヒナタに何をした…!!!!」 その問いに、ナルトはキバから視線を外して、項垂れる。 「ヒナタ…、泣いてたぜ」 「…!!」 ナルトはキバの言葉に、バッとグランドを見ると、ヒナタが校門に走っていくのが見えた。 「早く、追いかけろよ」 キバがそう言う前に、ナルトは教室の外に走り出していた。 ヒナタは家に向かって走りながら、ぽろぽろと瞳から大粒の涙を零す。 今まで友達として、クラスメイトとして、ナルトに傍にいて貰えるだけで、幸せで嬉しかった。 ずっと前からナルトの事が好きで、好きで。 周りの友達とナルトが友達だからと、知り合いになれて。 一緒に過ごせて。 それで良かった。 なのに、何故、自分に、キスなんか。 サクラは最近、ずっと片想いをしていたサスケと付き合い始めた。 自分は、サクラの代わりなのだろうか。 傍に居たから、何となく、キス、したのだろうか。 初めて、だったのに。 ヒナタは途中の公園に駆け込むと、はあはあと肩で息をしながら、自分の口唇に触れた。 涙が次から次へと溢れてきて、心臓がバクバクして、苦しくて、きっとみっともない顔をしている。 サクラの代わりで切ないと思うと共に、好きな人にキスされて嬉しいとも思ったのだ。 そう、嬉しかった。 ほんの一瞬でも、彼に求められて、嬉しかった。 公園の水道でハンカチを濡らして、涙で濡れた目を抑える。 きっと真っ赤に腫れてるはずだ。 「うう…っ」 嗚咽が漏れる。 もう、明日からどんな顔をしてナルトに会えば良いんだろう。 消えてしまいたい。 そうヒナタが思った瞬間、ざあっ、と、砂土を滑るように駆け込む足音がして、男の人の荒い息に肩を掴まれた。 「…ヒナタ!!」 「…っ、やだ…っ!!」 ヒナタは咄嗟にナルトから逃れようと、身体を反転させる。 しかし、そのまま後ろから抱きすくめられてしまった。 首筋に、まだ息が整わないナルトの息がかかって、ヒナタは身体がじんとして震えた。 「…ごめん」 「そ、そんな…こと、…言わないで…」 キスを、無かったことにしたいのだろうか。 だから、ごめんって謝るの? 「…な、ん…で…っ」 私にキスしたの? サクラちゃんじゃないの? 謝らないで。 泣くのは、わたしのわがままだから。 ぼろぼろと、涙が溢れる。 抵抗が緩まったのを感じたナルトは、ヒナタを自分の方へ向かせる。 ヒナタはぎゅっと目を閉じて、俯いた。 「オレを見ろ」 「…やだ」 「…ヒナタ?」 「…や…、…だ」 「好きだって、言ぇねーじゃん」 「…や、…………えっ?」 ヒナタはナルトの言葉に吃驚して顔を思わず上げる。 陽はすっかり傾いて、薄暗くなった公園に電気が点灯していた。 薄がりの中でも、ナルトの顔は真っ赤になっているのが分かる程だった。 「い、今…、なんて…」 「…だから…、…好きだって」 突然の告白に、ヒナタはぼけっとナルトを見た。 「…オレ、ヒナタのことが、好きだ。 …だから、キスした」 ヒナタは瞬きもせず、ナルトを見た。 彼の碧い瞳には、自分が写っている。 何度、彼に見つめられたいと思ったことだろう。 彼の瞳に、自分が写る日が来たら、と。 「…だって、サクラちゃんは…」 「…は?…なんで、サクラちゃん?」 「ナルトくん…、サクラちゃんのこと…」 「友達として、好きだけど…?」 「………」 「女の子として、好きなのは、ヒナタだけだ」 「…え…」 ぽかん、とするヒナタを見て、ナルトがくくっと喉を鳴らして笑う。 「ヒナタ、もしかして嫉妬してくれてたのか?」 「えっ」 ぼんっと音を立てて、ヒナタが真っ赤になる。 ナルトの瞳が、またとろりと深く溶ける。 ヒナタは以前から、ナルトがこの瞳で自分を見ているのを分かっていた。 男の人の、欲情。 「…ヒナタ、告白の返事…は?」 ヒナタのすぐ鼻先で、ナルトの甘い声が囁かれる。 「…わ、私も…、好き…です…」 ナルトは満足そうに口角を上げると、ヒナタの頬に手を添えて、二回目のキスをした。 [newpage] [chapter:【恋するウサギちゃん】] 涙で濡れて赤くなった眼で、ふるふると震える腕の中の彼女は、まるで小さなウサギみたいだ。 ぽろり、と、また涙が溢れるのを見て、ぺろりとその涙を掬い取る。 ヒナタがまたぶるっと震えた。 「…可愛い…」 呟くと、彼女は全身を真っ赤に染めた。 「ナルトくん…」 甘い声で、彼女が自分の名前を呼ぶ。 「ヒナタ…、好きだ」 「……わたし、も」 ナルトの掠れた声に、ヒナタはそっと瞼を閉じる。 お互いの口唇が重なりそうになった時、廊下から声が聞こえた。 カーテンに包まって抱き合っていた二人は、ぱっと離れる。 刹那、教室の扉が開いて、入ってきたのはネジだった。 日向ネジは、ヒナタの一つ上の従兄で、学校の生徒会長だった。 「ヒナタ様」 「ネジ兄さん…」 赤くなっているヒナタを見て、ネジは眉間に皺を寄せた。 そして、ナルトに言う。 「…男女交際も結構だが、節度ある付き合いをしてくれ。 最近ヒナタ様の帰りが遅いと、お父上のヒアシ様から苦情が来ているんだ」 「分かってるってばよ」 ナルトはぶすっとしてそう答えると、自分とヒナタの鞄を右手で持った。 左手でヒナタの手を取ると、ネジが立つ教室の入り口を通り抜けて、昇降口に向かった。 「ご、ごめんね、ナルトくん…」 「いいってば」 日向家はこの街でも有名な名家で、学校への寄付金も多額に行われている。 ヒナタはいわゆるお嬢様だ。 ふとした仕草や、振る舞いで、自分とは違う世界の人間なんだと思い知らされる。 ナルトは先日、耳にした嫌な噂に苛立っていた。 「ナルト、くん…?」 不安そうに自分を見る彼女を、下駄箱を背にして、ダンっと手を付いて自分との間に閉じ込める。 ヒナタは吃驚して、色素の薄い瞳を見開く。 目元はまだうっすら赤い。 小刻みに震える姿を見て、ああ、やっぱりヒナタはウサギみたいだ。 ナルトはそう思った。 [newpage] [chapter:【あなたと わたしの あいだに】] ちゅっ、ちゅ。 と、リップ音が耳に響く。 いつからこんなに、はしたない人間になったんだろう。 ヒナタはそう思いながら、ナルトの制服をぎゅっと握った。 キスはまだ両手で数えられるほどしか、したことが無い。 優しい、触れるだけのキス。 啄まれて、頭の中がクラクラ、する。 彼の、私を抱きしめる腕の力が、ぐっと強くなった。 もっと、もっと、抱きしめて。 ナルトくんに出逢ったのは、小学生に上がる前。 家の人と逸れてしまって泣く私を、同じく迷子になったナルトくんが、一生懸命慰めてくれた。 私はすぐに迎えが来たのだけど、彼の両親はまだで。 何度もお礼を言う私に、笑って良かったなって言ってくれた。 ぼつんと、一人で迷子室で待つ彼を一人置いていくのは悲しかったけど、入れ違いに赤い髪の女の人が駆け寄って彼を抱きしめた瞬間、彼は泣いたのだ。 ありがとう。 また会えるかな。 春の入学式で会えて喜ぶ私に、彼はきょとんとした顔をしていた。 最初は恥ずかしくて、顔を合わせられなくて。 少し話せて。 同じクラスになって。 彼が、ピンクの髪の可愛い女の子が好きだと知って泣いて。 それでも好きで。 中学になってから、友達の輪に入れて。 同じ高校に入学して。 彼氏彼女になって。 幸せで堪らなくて。 身体が、じんと痺れて、段々足に力が入らなくなってくる。 彼はそんな私を支えるように、足を私の股の間に差し込んできた。 スカートが捲れて、太ももがショーツぎりぎりのラインまで晒される。 私は彼に縋り付くのが精一杯で、彼の手がするするとそこに伸びて来ていることに気付かなかった。 ちゅっ。 と、私の口唇を吸った彼が、私を見る。 ほおっと息を吐いて、私も彼を見ると、彼は碧い瞳を細めて笑った。 そして、再びキスをする。 「…ん」 私から零れた吐息は、彼の口唇に塞がれて、甘く飲み込まれていった。 [newpage] [chapter:【瞳にスターダスト】] さらさらと流れる、夜空の様な漆黒の髪。 陽の光が当たれば、きらきらと星空のように輝く。 白く美しい肌に、色素が薄い瞳。 長い睫を纏った、あの潤んだ瞳に見つめられたら、オレは完全にノックアウト。 じっと見つめ返すと、白い頬は紅に染まる。 髪から覗く耳朶すらも真っ赤で、思わず食べたくなる。 とても、オイシソウだ。 そんな風に俺が思っていると知ったら、彼女は軽蔑するだろうか。 彼女がコンプレックスに思っている、その瞳も、身体も、全てが愛おしいのに。 どうしたら、この想いを全部伝えられるだろう。 彼女を完全に、自分のモノにできるだろう。 いくら好きだと伝えても。 いくらキスをしても。 力の限り抱きしめても。 彼女は自分のモノにはならない気がする。 彼女への気持ちは貪欲で、こんな感情が自分にあったなんて知らなかった。 彼女が自分の名前を呼ぶ。 澄んだ甘い、綺麗な声。 この口から零れる、自分だけが知っている秘密の声がある事に、知らず口角を上げる。 狂おしい程の愛とは裏腹に、壊してしまいたい衝動もある。 なぁ、こんな風に、オレがオマエの事だけ考えてるなんて、知ってた? 白い百合の花を手折る様に、彼女を手に入れても、自分のモノには出来ないんじゃないかと不安になる。 穢れなき、愛しい女。

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